こちら空港警察

  • KADOKAWA (2023年11月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041133071

作品紹介・あらすじ

成田空港でGS(グランドスタッフ=空港業務スタッフ)として働く咲良は人気の芸人の帰国を知り、芸能人を間近で見れることにワクワクする。しかし、ゲートに現れた人気芸人・瀬戸は空港警察に先月から着任したばかりの仁志村賢作に身柄を確保されてしまう。普段から、「役立たず」と陰で言われている空港警察の行動に驚く咲良。何と瀬戸には麻薬密輸の容疑が掛かっているらしい。しかし、瀬戸の身体には麻薬犬もTDS(検査機器)もX線も金属探知機も反応を示さなかった。とんでもない濡れ衣だと瀬戸は激昂するが、仁志村は意外なモノに着目し、瀬戸を追い詰め始める。

みんなの感想まとめ

成田空港を舞台に、空港警察署長として着任した仁志村賢作が繰り広げる緊迫感あふれる事件解決の物語が描かれています。仁志村は一見温厚そうに見えながらも、過去には人嫌いで冷酷な一面を持つキャラクター。彼が直...

感想・レビュー・書評

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  • 犯人を逮捕するためなら手段を選ばない仁志村が成田国際空港警察署長として赴任してきた。
    この署長が事件を解決するのだがその手際が鮮やか。スッとするし面白い。

    5篇の短編だけど、最後の2篇は連続物。小さな事件を解決していく感じかと思ったら、どんどん大きな事件になっていく。

    最後、あんなに派手な事件になってしまったけど、続きを読みたい。シリーズになるんだろうか?

  • 成田空港が舞台。

    ここに、新任署長が!
    なんか、高頭さん(アマゾネスね!)のお師匠さんみたい(この師匠は、あんまり本ばっかり読んでない!www)

    仁志村署長!
    昔は、鬼村と呼ばれ、人嫌いで酷薄で、唯我独尊!
    罪を憎んで人を憎まずやなく、罪よりも人を憎む。

    こんなひとが署長のとこに、ハイジャック!なんか洗脳されたみたいに、成田空港事件を彷彿させるような…
    更に管制塔占拠!人質も!
    犯人は、仲間がおった!
    しかも、このままだと、飛行機ごと、管制塔に突っ込んで〜…ぎゃー

    それを阻止しようと、仁志村さん知恵を絞って、編み出した方法が…

     「目には目を、歯には歯を」

    管制塔突っ込めるもんなら、突っ込んでみろや!
    まぁ、まともな警察官やないのは確か…
    ある意味、人でなし…

    これもシリーズ化するんかな?
    キャラ立ちしてるしな!

    あと一冊で、図書館からのもなくなる…
    後は、予約待ち!
    全部、来たら、制覇出来るやん!

    • yukimisakeさん
      作家さんとファンの熾烈な戦い…!
      多作の作家さんコンプリートって、凄いんで頑張って欲しいです(≧▽≦)
      初の中山さんはカエル男と決めてますケ...
      作家さんとファンの熾烈な戦い…!
      多作の作家さんコンプリートって、凄いんで頑張って欲しいです(≧▽≦)
      初の中山さんはカエル男と決めてますケロリ
      2025/08/20
    • ultraman719さん
      ユッキーさん

      カエル男も、デビュー作みたいなもんやしね。
      このミステリーがすごい!大賞の最終選考に残ったのが、この作品と岬洋介シリーズ。
      ...
      ユッキーさん

      カエル男も、デビュー作みたいなもんやしね。
      このミステリーがすごい!大賞の最終選考に残ったのが、この作品と岬洋介シリーズ。
      受賞したのは、岬洋介さんの方やけど。
      2025/08/20
    • 1Q84O1さん
      敦煌代よろしくでーす!
      敦煌代よろしくでーす!
      2025/08/21
  •  成田空港が物語の舞台。空港警察の署長に就任したのは、あの高頭冴子でさえ恐れる仁志村賢作!一見温厚で人当たりの良さそうに見えるが、実は人嫌い、酷薄、唯我独尊タイプ!!空港ならではの事件、違法薬物や禁止品の持ち出し、入管での殺人、ハイジャックなどが勃発し、GSの蓮見咲良の協力を得ながらも事件を解決していくというもの…。

     成田空港は千葉だから、千葉県警のアマゾネス高頭冴子も登場したのはちょっと得した気分♪あと、宏龍会の山崎がちょこっと登場するサービスも嬉しかったです。でも何よりも、この仁志村のキャラがなんともハマりますよ!この作品もシリーズ化されるんだろうか?そうなったら嬉しいかも!!

     私は今までリアルで、空港に縁がなかったんでちょっとピンとこないことも多かったし、スケールが大きなストーリーで現実感が持てなかったかな…。まぁ、それは私の個人的なものなので、あまり気にせず読みたいと思ったら読んでみてくださいね。

    • 1Q84O1さん
      十分参考になってますよ( ´∀`)bグッ!
      ありがとうございます!
      十分参考になってますよ( ´∀`)bグッ!
      ありがとうございます!
      2025/08/14
    • かなさん
      まきさん
      まだまだあるんですよ(^-^;
      ホント多作ですよね!
      コンプ目指して、私は頑張ってみます(^O^)/
      まきさん
      まだまだあるんですよ(^-^;
      ホント多作ですよね!
      コンプ目指して、私は頑張ってみます(^O^)/
      2025/08/15
    • かなさん
      1Q84O1さん
      わ、嬉しいですっ(^O^)/
      こちらこそ、ありがとうございます。
      1Q84O1さん
      わ、嬉しいですっ(^O^)/
      こちらこそ、ありがとうございます。
      2025/08/15
  • 成田国際空港警察署に、署長として赴任した、仁志村賢作。

    赴任直後から、フットワーク軽く、空港内をパトロールして、皆んなを驚かしている。

    彼の評価は、
    人嫌いで、酷薄で、唯我独尊。
    不遜且つ強権的。
    腰は低いが、いざ事件に対処する際の態度は、まるで別人。有無を言わせぬ押しの強さと、反論を許さぬ威圧感の持ち主。
    毀誉褒貶の激しい人。
    同情も憐憫もなく、他人を、自分がのしあがるための踏み台にする、出世欲の権化。
    犯人にどれだけ酌量すべき事情があろうと、眉一つうごかさない、冷血漢。

    またまた、面白いヒーローが現れた。
    当然、続編は有りだろう。
    期待が膨らむ。

  • 成田空港が舞台です。
    新たに赴任してきた署長が、現場に出ながら空港で起きる事件をGSの手を借りながら解決していきます。

    事件の舞台や捜査範囲は限られていますが、大掛かりな事件を未然に防ぐために冷静な署長が冷淡かつ大胆に動き回ります。

    シリーズ化できるのか。

  • 仁志村賢作、初めてのキャラが登場?
    なんとあのアマゾネスの師匠?

    舞台が成田空港。
    そこで働く、GS(グランドスタッフ=空港業務スタッフ)、航空管制官など、大変な職場だと思う。
    クレイマー的な客もいたりして。
    そして、普段は役立たずと言われる航空警察に,なんと新署長がこの仁志村賢作!
    一見穏やかそうだが、ひとたび容疑者と向き合うと、かつて「鬼村」と呼ばれるほど、容赦なくズタズタに切りつける。

    まさかの航空内での殺人、テロ勃発とは!
    かつてニュースで釘付けになった成田闘争事件がよみがえる。

    息をつく暇もなく、あっという間にラスト!
    シリーズ化、当然なるでしょ。

  • 成田国際空港警察署(空港警察)に新たに着任した仁志村所長は、一見したところ腰が低く「とても社交的で温厚そうで協調性に溢れた」人物。ところがその本性は「人嫌いで酷薄で唯我独尊」、犯罪者に容赦しない冷血漢、「不遜且つ強権的」、そして卓越した捜査能力の持ち主。なんたって、あの千葉県警のアマゾネスが若かりし頃指導を受けて散々泣かされたという。

    仁志村署長率いる空港警察が、空港で起こる様々な犯罪事件(麻薬密輸、爆弾騒ぎ、不法移民、ハイジャック)を見事解決していく空港ミステリー。

    空港独特の犯罪事件を扱っているので新鮮味がある。仁志村署長のキャラもいい。ニューシリーズ誕生?

  • 成田空港で起こる事件をGCと空港警察が解決!
    ウチの娘が将来空港で働きたいと言ってたけど、GCのブラックな職場環境を思うとオススメできんなぁと親心、、、華やかな職業のようで理不尽な仕事

  • 題名より帯に「空港の運命を握るのは、最も滑稽な警察署長」とあるのが、私気になります。
    成田国際空港警察署長に就任した仁志村賢作は、温厚そうに見えるが、県警本部時代は鬼村と言われていた。「逃亡刑事」「越境刑事」などで登場したアマゾネス高頭冴子の上司だった人だ。犬養刑事も話として出てくるのもサービスだ。広域暴力団の山崎まで登場するのは、中山七里作品ファンには堪らない。

    短編5作はいずれも成田空港や機内で起こる事件で、仁志村の犯罪者を許さないというポリシーは魅力的だ。手段を選ばないのも面白くしている。ただ、そうしたキャラが作られたという事は、必ず背景とかも描かれるのだろうと期待が膨らむ。

    麻薬の密輸、殺人、ハイジャックなど空港で起こる事件を次々と解決していくのは気持ち良い。
    仁志村の過去やグランドスタッフの蓮見咲良との関係も続きがあるなら、気になる点だ。続編が出るなら必ず手にするつもりだ。

  • 犯人を逮捕するためなら手段を選ばない。
    仁志村署長は何を求めているのか。
    正義なのか出世なのか。
    興味を感じます。
    シリーズが続けばわかるのかな。
    次が楽しみですね。

  • あてにならないと不評だった、成田国際空港警察署にやってきた、新署長の仁志村。
    最初は温厚そうに見えていたが、ひとたび事件が発生すると違った顔を見せ……。

    犯罪ではなく犯罪者を憎み、容赦なく追い詰めていく。
    仁志村のやり口は、普通はできないことで、痛快。

    グランドスタッフの咲良が中心の最初の2話は、空港(の地上勤務)が軸。
    後半になるにつれ、テロやハイジャックなど〈警察〉であることが軸に変わっていく。

    県警本部時代に仁志村には泣かされたという、高頭冴子が登場したり。
    犬養の話題が出たり。
    内輪ネタもしっかり。

  • 空港警察が主役というのは比較的新しい気がした。ネタ的には空港が舞台の犯罪ということで限られてはくるが、主役の仁志村のキャラは好き。ちょっと「翔んでる警視」の岩崎白昼夢さんを思い出させる感じがした。
    シリーズになりそう。その際には、もう少しGSスタッフの活躍もみたい。

  • 成田空港を舞台にしたお話。中山七里さん初めましてでしたが読みやすく、空港の内情にも触れていてあっという間に読了。中山さんは色々なシリーズがありますが、ここに出てきた、外面は社交的で温厚そうで協調性に溢れた人、内面は鬼村と部下に呼ばれる外見とは全く逆の仁志村署長と、また別の話で会えそうな気がする。

  • 管制室やチェックインカウンター、出入国在留管理局など、空港の様々な場所で事件が起き、空港警察の新任署長、仁志村が解決に動く。

    密輸や殺人事件、ハイジャックまで起こり、どれだけ事件起こるのー!と思ったけど、
    ストーリーはすっごく面白くて、
    この先どうなるのかとドキドキしながら
    あっという間に読んでしまった。

    最初はGSの咲良さんとコンビで事件解決していく話なのかな?と思ったけど、
    後半になるにつれ、仁志村署長の活躍でしたね!

    仁志村署長の冷静沈着で、頭脳明晰、
    事件解決なら手段を選ばないし、犯罪者には容赦ないキャラ、すごく魅力的で良かった!

    空港ってパイロットやCAが注目されがちだけど、
    毎日無事に飛行機を離着陸できているのは
    あらゆる空港職員さんたちの力が合わさっているからで…
    みんな人の命を預かるプロフェッショナルの集団だなと読んでいて感じた。

    成田空港建設までに、
    いろんな闘争があり、訳あり空港だったというのは初めて知ることができた。

    空港警察シリーズとして続いてほしいなぁ。。

  • こちら空港警察
    著者:中山 七里
    ナレーター:弓野 真紀

    空港警察という存在すら知らず、またグランドスタッフ達の苦悩も書かれていて面白かった。
    客に振り回される仕事って大変だなとしみじみ。

    仁志村署長が思った以上にやり手な人だと思わず、驚いた。

    -------------

    サマリー(あらすじ)・コンテンツ:

    成田空港でGS(グランドスタッフ=空港業務スタッフ)として働く咲良は人気の芸人の帰国を知り、芸能人を間近で見れることにワクワクする。しかし、ゲートに現れた人気芸人・瀬戸は空港警察に先月から着任したばかりの仁志村賢作に身柄を確保されてしまう。普段から、「役立たず」と陰で言われている空港警察の行動に驚く咲良。何と瀬戸には麻薬密輸の容疑が掛かっているらしい。しかし、瀬戸の身体には麻薬犬もTDS(検査機器)もX線も金属探知機も反応を示さなかった。とんでもない濡れ衣だと瀬戸は激昂するが、仁志村は意外なモノに着目し、瀬戸を追い詰め始める。

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    読了日:2026/03/04

  • 空港警察、というあまりお目にかからない組織が主役。
    だいたい警察ものと言えば警視庁刑事部捜査1課(いわゆる捜1というところ)が主役になるケースが多いと思うのですが、空港警察が主役ということでどういう話になるのかと思いきや…
    あまり書いてしまうとネタバレになってしまうので伏せておきますがまあ面白い。
    特に主役の仁志村署長のキャラが結構強烈でした。
    能面検事、毒島刑事に続くお気に入り強烈キャラの登場でした。

  • あまり聞きなれない空港警察が舞台の小説。そこの署長が難事件を次々に解決してゆくのだけれど、こういう毒を持って毒を制す的な解決方法中山先生らしくて好き。他のシリーズの面々もでてきてそこも楽しめた。

  • また新たなシリーズ始まったって感じです!仁志村署長、私結構好きかも。ぜひまたお目にかかりたいです。飛行機パニック映画好きなんですが、なんとなく同じドキドキ感で楽しめました!

  • ストーリーの展開や登場人物の個性が良く表現されていて面白かったです
    ただたまたま舞台が空港であったものの仁志村署長の能力だけが際立つ内容に感じました
    また違うステージで活躍する伏線なのでしょうか?

  • 空港ならではのお仕事がたくさん出てきて新鮮だった。
    空港ならではの特殊な案件も多いので空港警察は大変だ!

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著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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