野球ヲタ、投手コーチになる。 元プロ監督と元生物部学生コーチの京大野球部革命

  • KADOKAWA (2023年7月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784041133743

作品紹介・あらすじ

最下位が定位置の京大野球部に2人の革命児が現れた。
1人は元ソフトバンクホークス投手の鉄道マン・近田怜王。
もう1人は灘高校生物研究部出身の野球ヲタ・三原大知。
さらには、医学部からプロ入りする規格外の男、
公認会計士の資格を持つクセスゴバットマン、
捕手とアンダースロー投手の二刀流など……
超個性的メンバーが「京大旋風」を巻き起こす!
甲子園スターも野球推薦もゼロの難関大野球部が贈る青春奮闘記。
『下剋上球児』『野球部あるある』シリーズ著者の痛快ノンフィクション。

【目次】
はじめに
主な登場人物
第1章 元プロ野球選手の鉄道マン
第2章 京大で野球をやる意味
第3章 元生物部の「クソ陰キャ」
第4章 京大生はなぜケガが多いのか?
第5章 頑なに関西弁を拒む主将の改革
第6章 「ソルジャー」近大への復讐
第7章 野球ヲタ投手コーチの落とし穴
第8章 ヘラクレスの引退騒動
第9章 ラストゲーム
第10章 京大野球部が優勝する日
おわりに

みんなの感想まとめ

個性的なメンバーが集まった京大野球部の奮闘を描くこの作品は、元プロ選手や野球ヲタクが新たな風を吹き込む様子を痛快に伝えています。最下位常連のチームが、データ分析や独自のアプローチを通じて成長していく姿...

感想・レビュー・書評

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  • 弱小野球部、京都大学の野球部が
    所属するリーグで優勝を目指す物語。

    ライバル大学の野球部は、野球推薦があったり、
    甲子園で活躍した人がたくさんいるので、
    当然、京大野球部はカモにされている訳ですが、
    その中でいかに勝っていくのか、
    京大ならではの頭脳を使って、
    勝利を目指すノンフィクション。

    この手の話は個人的に好きなタイプな上に、
    自分の出身高校の選手も出てきたりと、
    何かと応援したくなる要素がたくさんありました。
    登場人物がたくさん出てくるがゆえに、
    冒頭の選手紹介を何度も見返しながら
    読むことになりました。

    残念ながら、目指していたものは得られなかった訳ですが、
    それでも一定の感動をもたらしてくれる
    フィナーレで物語は終わっています。
    多くの部員がプロを目指している訳ではないので、
    途中で引退してしまう人も出てきたりする中で、
    京大野球部らしい奮闘が印象的でした。

    大学野球と言えば、
    関東の方が人気があるのかもしれませんが、
    関西も盛り上がるとよいですねぇ。。

  • あの「下克上球児」の筆者の近著。関西六大学で最下位が定位置の京都大学野球部で、元プロ野球監督プレー経験なし野球ヲタクの投手コーチの奮闘を描く痛快なノンフィクション。

    最近、SNS界を席巻するプロウト。素人ではあるがプロに負けない見識を持つ。代表的なのが本書でもちょこっと登場するがお股ニキなど。京大野球部がラプソードを導入すると共に募集されたアナリスト(野球経験なし)が野球部を変えていくストーリー。甲子園経験者などの多い強豪大学を相手に奮闘する。

    他大学も京大もそれぞれ相手に対するリスペクトが感じられるのが何より好感が持てる。

    あえて難を言えば、試合の進行を文だけで伝えるので入り込みにくい。ノンフィクションなのだからスコアやスタメンなど適宜掲載してあればより良い。

    登場人物のキャラが個性豊かであるので感情移入できるところは良い。

    プロ野球ファン的にはプロでは活躍出来なかったが、近田怜王という名が懐かしい

  • フライト中に一気に読了。
    内容も文章も軽快かつ、イカキョウ(如何にも京大生)の生き生きとした生態が描かれていて軽妙。
    スポーツの良さを再確認。部活っていい所あるね。
    決して京大を持ち上げておらず、他の私大にもリスペクトがあるのも素晴らしい。
    関西地方ならではとも言える懐かしいアオハルだろうが、ここで満足しているとグローバルな視点が育たない危惧も感じる。

  • 学生野球経験者、野球から離れて20年。
    そんな僕が思う3つの事。

    本として
    ノンフィクションなんだけど、フィクションに思えるコミカル性がある。インタビューを重ねたんだろう、登場人物のキャラが立っている

    興味の謎が解けた
    京大が何かかっとんな?
    ある意味事件の快進撃の謎がとけた。
    タレントが揃った代と言うこともあるだろう…
    相手から警戒されてない事もあるだろう…
    自分の力量を把握した上で最善を尽くした先に奇跡は起こった

    野球の未来
    フィジカル&テクニックが高いレベルにある中で、感性重視の競技でも、最新機器を用いたデータを解析できるモノがいれば、競技経験者でなくとも活躍出来る事を示している。
    京大野球部が、日本の野球の未来に新たな可能性を生み出したと感じる。
    リクルートが肝になってる学生野球の中で、非エリートというだけじゃなく、浪人のハンデを抱えた集団が、エリート集団から勝ち点を奪えるのだから

  • 最近野球界では選手一人一人の特性に合わせてデータを収集し、フォームや投げ方の改善を図ったり、個々の特徴を活かすようにしていく動きがあることはいろいろ聞いていたが、日本のアマチュアの野球でもそういうことが浸透し始めているのだと思った。
    若い学生、もしくはアマチュアだからこそなのかもしれないが、データだけでなく人間性もチームを構成する中で重要な要素であり、それも踏まえて京都大学という日本でも有数の学問に力を入れている学校の野球部でのアナリストや監督、選手たちの奮闘ぶりが描かれていてよかった。いつの日か京都大学のようなチームが野球界を騒がせるような実績を上げる日も来るのではないかと思った。

  • サトテルが三振してた

  • アナリストという役割に興味を持ちました。野球というスポーツひとつにも色々な関わり方があるのだと知りました。

  • 元プロ野球選手の監督のもと、プレイ経験なし、データ分析オタクのアナリストも入り躍進した京大野球部
    選手たちの個性が際立って面白い

    『下剋上球児』はなんだか読みづらかったけど、筆力向上してて大学生の個性もあり、読んでて楽しかった。

  • 野球を見るのは好きでもプレーしたことなどない、灘校生物部出身の学生が京大野球部のアナリストになって、そこから投手コーチにまでなる話なんだけど、彼だけが主人公というよりは、野球部員の青春群像になっているところがいい。意外と、三浦しをんの『風が強く吹いている』に、少しだけ読み味が似ていたり。変人につぐ変人みたいなところから連想されるのかな。

    全体を通じて、固定観念にとらわれないことの自由さみたいなものが伝わってきて、いいなあと思う。

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著者プロフィール

1982年生まれ。東京都出身。野球専門誌『野球小僧』『野球太郎』の編集者を経て2015年に独立。「菊地選手」名義で上梓した『野球部あるある』(集英社/全3巻)はシリーズ累計13万部のヒット作になった。その他の著書に『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)、『オレたちは「ガイジン部隊」なんかじゃない! 野球留学生ものがたり』(インプレス)、『離島熱球スタジアム 鹿児島県立大島高校の奇跡』(集英社)などがある。

「2023年 『野球ヲタ、投手コーチになる。 元プロ監督と元生物部学生コーチの京大野球部革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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