語らいサンドイッチ (2) (角川文庫)

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  • KADOKAWA (2023年2月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784041134733

作品紹介・あらすじ

大阪の靱公園にある、仲良し姉妹の笹子と蕗子が営む手作りサンドイッチの専門店『ピクニック・バスケット』。
おっとりした姉の笹子がつくる絶品サンドイッチは、誰もが胸の内で大事にしている味にそっと寄り添ってくれる。
そんなやさしい味に惹かれて、今日も人生にちょっとした悩みを抱えるお客さんがやってくる。
ある時蕗子は、笹子が元彼と会っていることを知る。フランス帰りのシェフである彼に、笹子は引き抜かれてしまうのかも……。
心穏やかではいられない蕗子だが、彼女にも新たな変化の兆しがあって――!?

みんなの感想まとめ

心温まる物語が展開されるこの作品は、姉妹が営むサンドイッチ店を舞台に、訪れるお客さんの思い出や日常を優しく描写しています。姉の笹子が作るサンドイッチは、心の中にある大切な味に寄り添う存在で、読者はその...

感想・レビュー・書評

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  • 靭公園に面したサンドイッチ店『ピクニックバスケット』を舞台にした連作短編第二弾。
    お客さんの思い出の具材をはさんでサンドイッチにしてくれる、姉の笹子と妹の蕗子の営む小さなお店は、いつもほのぼのとした雰囲気で優しい。
    昔の記憶を呼び起こすように、サンドイッチでこんな素敵な話を紡ぎだせるなんて、とてもお洒落です。

    今はもう閉店してしまった「トワイライト」という喫茶店のクラブハウスサンドの話「黄昏ワルツ」と、おじいちゃんが子どもの頃に食べたジャムサンドの話「明日の果実」が特によかったです。

    笹子の元カレが登場したり、蕗子とパン職人の川端さんとの恋模様も描かれているけれど、このふたりの姉妹は深い絆で結ばれているみたいで、『ピクニックバスケット』は閉店しないでまだまだ続いていてほしいです。

  • 『めぐり逢いサンドイッチ』の続編。
    サンドイッチを通して、人と人を繋げる温かな物語。
    今回も美味しそうなサンドイッチがたくさん出てきて、食べたくなりました。
    もうすぐ11月3日はサンドイッチの日。好きな具材のサンドイッチ食べようかなと思います。

  • ☆4

    前作の「めぐり逢いサンドイッチ」を読了してから、かなり経過していたので…内容を覚えているか不安だったのですが、笹ちゃん&蕗ちゃん姉妹をはじめ、常連客の小野寺さんや一斤王子こと川端さんなどのお馴染みの登場人物に楽しませてもらいながら、久しぶりに「ピクニック・バスケット」に通わせてもらいました❁⃘*.゚(読み進めているうちに色々と思い出してきました!)

    前作を読んでいてもそうだったのですが、美味しそうなサンドイッチがたくさん登場するので、サンドイッチが無性に食べたくなります!!(鶏つくねサンドが食べたい♡)

    続編も出ているとのことなので、引き続き読み進めていきたいと思います(*´˘`*)

  • 今回も様々なお客様との縁がある。このお店が近くにあったらいいなあ(^^)

  • 2冊目。こういう小説は、食べてみたくなりますね。1話目で魚肉ソーセージを使ったサンドウィッチが出てきます。読んでから気になってスーパーで見てみました。今は色々な種類があるんですね。そういった気づきを与えてくれる小説でもあります。

  • 【収録作品】青い花火/オーロラ姫のごちそう/黄昏ワルツ/明日の果実/祝福のサンドイッチケーキ

    おいしそうなサンドイッチにひきつけられる。出てくる人がみんなふつうに「いい人」なので、安心して読めるのもいい。
    キュウリサンド、魚肉ソーセージサンド、クラブハウスサンド、そして謎のジャムサンドにクリームチーズを使ったサンドイッチケーキ。自分で作れそうなものもあるけれど、たぶん違うんだよなあ。

  • 待望のサンドイッチシリーズ、続篇。

    〝黄昏ワルツ〟と〝明日への果実〟が好みだった。
    ポテト、パセリが添えてあるクラブハウスサンドや干し柿のジャムサンド、食べてみたい!

    谷さんの物語は優しくて、時間の流れがゆっくり感じられる不思議な空気感が好き。性急ではなく、少しずつ変わっていく関係性が丁寧に描かれていて暮らしが見えるからだろうか。

  • 笹ちゃんと蕗ちゃん姉妹がとても好きです。 2人のまわりの人たちも好き。寄り添ってくれる、味方でいてくれる人がいるって本当に宝物だなぁと思いました。 2人の恋話もちらちら出てくるのですが、戸惑いも甘さもせつなさも伝わってきて。 誰かを好きになる気持ちに出会えたら大切にしたいなぁと感じました。 ピクニック・バスケットでコーヒー飲みながら、サンドイッチ食べたいです。

  • シリーズ第二弾。笹ちゃんと蕗ちゃん姉妹のサンドイッチ屋さん「ピクニック・バスケット」には今回も色々なお客様が。

    キューカンバーサンドイッチ、フィッシュソーセージサンドイッチ、クラブハウスサンドイッチ、干し柿ジャムサンドイッチ、鶏つくねサンドイッチ、笹ちゃんがお客様を思って作るサンドイッチはどれも本当に美味しそうでした。特に鶏つくねサンドイッチが食べてみたい!

    それと蕗ちゃんと一斤王子の川端さんの2人の距離があまり縮まらなかったことにモヤモヤ。小野寺さんが気をきかせてくれたのにな~。第3弾を読むのが楽しみです。

  •  干し柿のジャムのサンドイッチの話が私は好きだ。大阪にも大空襲があった事を初めて知った。       
     昔、五木寛之氏の『ゴキブリの歌』というエッセイで、戦後すぐの喫茶店で人参の煮た物が甘味として出ていた話を読んだが、比べると干し柿は、とっても甘かったろうと思う。

     サンドイッチが取り持つ人の縁を「語らい」と題名にした感性が良い。
     続きも出ますように。いや、ここで終わりでも、後味のいい話かな。

  • お客様の気持ちに寄り添うサンドウィッチ屋さん第2弾。今回も美味しそうなサンドウィッチの数々。蕗ちゃんと川端さんのもだもだが増しましたがあまり進展はなし。笹ちゃんの長い恋は終わったので、小野寺さんにはこれから頑張ってほしいところ。お客さんだけでなく、みんなはやく幸せになってほしいです。

  • 大阪の靱公園でサンドイッチ屋さんを営む姉妹のお話。シリーズ2作目。短編で読みやすい内容。
    東京から大阪へやってきた妹の蕗子、シェフ兼店長の笹子とお客さんたちとの優しいエピソードと美味しそうなサンドイッチに癒されます。

  • 前作がサンドイッチ愛に溢れていたので、
    今回も気になって読んでみたが、
    相変わらずサンドイッチ愛が凄い!
    これを読むといつもサンドイッチが
    どうしても食べたくなってしまう。

    これは、笹子のサンドイッチに対する
    思いが凄いからだと思う。
    その料理で人を幸せにしたいという想いが
    とても強いんだろうと思った。

    訪れた人に笑顔になってもらいたくて
    笑顔にしたくて、その場で
    「そのサンドイッチ作りましょうか?」
    と言えるのは凄い。
    キュウリオンリーのサンドイッチ気になるなあ!

    笹子の恋愛は、料理が好きだからこそ
    元彼に料理の楽しみを
    “楽しませてもらってた“と気づくのは
    悲しかったろうなと思う。
    そして、それを抜け出すため、
    今の自分の料理をするために
    好きだけどお別れを選んだ笹子は
    本当に強い女だと思う。

    これからの二人に
    素敵なサンドイッチと出会いが
    訪れますように!

  • サンドイッチに絡んだエピソードや想いで、美味しさが伝わってくるようなお話だった。

    親友のような関係の笹ちゃん、蕗ちゃん姉妹。
    独特なファッションで誰に対してもフレンドリーな小野寺さん、イケメンパン屋の川端さんにクールビューティな西野さん。
    出てくる登場人物はみんな親しみやすい魅力がある。

    「料理がただの食べ物じゃないことを知っている。人に寄り添って、楽しませたり勇気づけたり、そっと心を動かすものだと知っていて丁寧にサンドイッチを作ってる。」
    この文章がとても素敵で好きだと思った。

    読むとほっこり癒される、本の厚み的にも非常に読み易い1冊だった。

  • 出てくるサンドイッチが珍しくてなおかつ美味しそう。「ピクニック・バスケット」みたいなお店が近くにあったら通いたい。今回は前作より笹ちゃん蕗ちゃん恋愛要素あり。蕗ちゃん川端さんともう少し、てとこかな。小野寺さんは今回存在薄め。でも何かと助けてくれていい人。

  • とても優しい作品です。
    主人公の姉妹を取り巻く人達との関係に少しずつ変化もでてきて、これからも楽しみです。

  • 読みやすくて、するする読んでしまった。
    出てくるサンドイッチが美味しそうで、お話も面白くて、読み終わってから心が温かい感じ。
    サンドイッチ食べながら読むのもいいし、出てきたサンドイッチを作るのも面白そう。

  • あ〜、サンドイッチ食べたい!健康診断前に読んで後悔。終わったらいっぱい食べるぞ!
    ほんとうにいい姉妹。

  • 「めぐり逢いサンドイッチ」の余韻が残ったまま、続けて二作目へ。
    面白くって読む手が止まらない。
    するする本が読める時間って至福。

    キューカンバーサンドイッチにフィッシュソーセージサンド、クラブハウスサンド、オレンジ色と赤茶色のジャムサンド、鶏つくねサンド、スモーガストルタ・・・
    今回登場するサンドイッチも、どれもこれもおいしそう。

    川端さんの好意に対して、過去の苦い経験から、恋愛モードを回避する癖がついてしまっている蕗ちゃんに、もだもだします(それもまたよし)。

    三作目も出ているとのことで。
    文庫になるまで待ちきれず、このままだと単行本にまで手を出してしまいそうです。

  • それはそれは美味しそうな知らないサンドイッチの数々。それだけで単純に楽しい作品。
    前作も大ファンですが、本作はさらにサンドイッチという手段を通じて人の想いや思い出に向き合い引き出す描写に惹かれました。
    ほっこり、美味しく。。

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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