時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん6 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 243
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041135440

作品紹介・あらすじ

 生徒会の威信を懸けて行われる征嶺学園の学園祭。
全生徒がアーリャさんの劇的勝利に湧いた初日も終了し、秋嶺祭はいよいよ最終日に突入! 恋にコスプレにバンド演奏、最高潮の盛り上がりを迎えるかに思われた最中に大事件が勃発!?
 何者かの策略によって学園祭が壊されようとする中、政近は陰謀を暴き騒動を治めるべくたった1人で動き出す――。
「俺を信じて、待っててくれ。必ず、ライブは決行させる」「ええ、信じてる」
思惑入り乱れる学園祭、政近はこの騒動を治めアーリャさんを輝く舞台へと誘えるのか!? 大人気ロシアンJKとの青春ラブコメ。波乱の学園祭編、クライマックス!

感想・レビュー・書評

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  • 学園祭後編。
    前半は射的にバンドに学園祭のイベント満載。いつも通りの有希との掛け合いの日常展開が面白い。
    後半は物語が一気に急展開。誰もが自身の責任を果たしつつ、次々湧き上がる問題を打開してゆくのが良かったです。

    しかし、ついに本気を出した政近は凄かったですね。誰の為に何の曲をどのように弾くか、物凄く絶妙で良かったです(分からなかった人は是非曲名で検索してみて)。
    来光会の存在により現実感がかなり失われてきている点は若干気にはなりますが、最後のイラスト付きのデレもいつも通り良きでした。

  • 文化祭編

    前巻のバンド結成から引き続く本番ステージまでのお話。

    一連の騒動からスタートしてから、なんか色々とスケールが大き過ぎて、えっマジかよという展開のラッシュ。

    過去の話も結構ダークな一面もあったり、一瞬別の作品かと思いました。

    とはいえ最後の怒涛の出来事には一気に引き込まれて、気が付いたらどんどん読み進めていました。

    ラストの政近のステージ場面を見て、別のルートもあったのかなぁと、あの子が報われる世界線も見たくなりました。

    次巻も楽しみですʕ•ᴥ•ʔ

  • あれは完全に浮気やと思う

  • カバーの裏表紙にアラビアンなアーリャがお出迎え。
    「何?私のこと好きなの?」とロシア語で表記。

    学園祭一日目。
    クラスの出し物でコスプレしたアーリャはエルフ姿。
    そのまま政近と二人で出歩き、写真を撮らせてもらう。
    乃々愛とチェキ撮ったり、茅咲とマリヤのマジック見たり。
    自宅に帰ると綾乃の全力メイドが待っていたり。

    学園祭二日目。
    政近は毅と光瑠を傷つけた元バンドのボーカルを呼び出して。
    仲直りさせたいが、転校してしまった彼女にきっかけを作った形にはなったが…。
    政近は自身を責め、それを訝しんだマリヤに全力で甘えさせられ、妹にも全力で甘えられる。
    バンドもまとまり、アーリャがリーダーとなる。
    出演直前爆発音。
    御偉いさん(OB、OG)達を巻き込んで、どう片を付けるか見守る。
    アーリャに待つよう指示。政近は近場から悪漢を片付ける。
    バンドは大成功。アーリャは政近を探す。
    黒幕は全巻にいた鬼龍院雄翔。
    余興という形でピアノ対決。鬼龍院と政近。政近の勝ち。
    会場には、綾乃、政近の母、駆けつけたアーリャ。
    「誰か」に向けられたと本能的に悟ったアーリャは、
    政近を連れて人気のない所へ。
    そこで抱きつく。そして首へ噛みつく。
    政近はその気持に気づけない。

    後夜祭にて、手芸部を訪れアーリャと政近はコスプレしてデート。
    「俺を信じて、待っててくれ」
    この言葉にアーリャはマイクのスイッチが入ったまま「信じてる」と…。


    最後にオマケの描き下ろしが載ってます。
    手芸部の政近の旧知のスリット先輩が生まれた日。
    あとがきを挟んで有希と綾乃のSS。


    この作品、会長&副会長になるまでやるのかな?

  • 3.5くらい
    自由奔放、作者の遊興、いやーいいよ、ちゃんと求めてるページがあったよ。
    おやくそくも相まって面白いものを読んだなぁ…という気持ち。ルート的にもう一つのルート行って欲しいって思ってしまうくらいに、良い展開の筋。
    早く次読みたいね、お金を払う価値があります。

  • 征嶺学園の学園祭の後半戦。アーリャさんのコスプレエルフ姿は眼福の極みでありますね。さて今回は学園祭を妨害しようという輩が仕掛けてくるのですが、それに対して立ち向かう面々が頼もしい。そしてこういうときに本気を魅せる政近は本当に格好良いですね。一方で、これだけのことをしながら首謀者はお咎めなしというところにこの学園の闇を感じてしまいます。さて、ラブコメ面では政近がショパンのメロディにのせて『初恋』にお別れしたので、いよいよアーリャさんとの距離を詰めにいって欲しいところです。続きを楽しみにしています。

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著者プロフィール

ライトノベル作家。代表作は『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』シリーズで、2020年度紙本ライトノベル新作売上&ラブコメ新作電子書籍初速DL数歴代第1位を獲得したほか、2021年で最も売上部数の多かったライトノベルとなった。

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