- KADOKAWA (2024年1月23日発売)
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感想 : 42件
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784041135594
作品紹介・あらすじ
日常から逃げ出したいあなたへ――
心に悩みを抱える人が迷い込む、森の中の不思議な宿「山亭ミアキス」。超絶美形のオーナーに不思議な従業員、ロビーでは暖炉が赤々と燃え、食事は絶品のアイルランド料理。しかし、泊まると間違いなく酷い目に遭わされる。ブラック部活に疲弊する少年、マタハラに悩む女性など、今日も救いを求める者がたどり着く。人をたぶらかす、謎めいた彼らの正体と目的とは――? 「マカン・マラン」シリーズの著者が描く、愛と涙の物語。
みんなの感想まとめ
心に悩みを抱える人々が迷い込む不思議な宿を舞台にした物語は、表向きの癒しとは裏腹に、深い闇を抱えたホラー要素が満載です。美しいオーナーや魅力的な従業員、そして絶品の料理が登場する一方で、登場人物たちの...
感想・レビュー・書評
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「古内さんと言えば、マカン・マランのシャールさんの人だー!間違いなくこれも癒し本ね♪」
はい、読んで1ページ目で気づく。
違うよ?癒しはどこ...?この本買ったの、誰。
もう怖い。すごーくすごーくすごーく怖い。
背景が暗い中、タモリさんのナレーションで話が始まり、最後には喪黒福造に人差し指どーーん!って刺されてるようなそういう怖さ。両方とも苦手なんだよー!!
でもメッセージ性が強く、登場する人の個性も状況も強く、話もどう着地するのかすごく気になり読むのが止められませんでした...。まあ猫も出てくるし、美味しそうな料理も出てくるけどね...だけどね...ああああ...。
思い出して、今日寝るのに時間かかりそう...(ToT)
山で迷子になっても思い出しそう...やだぁ...(ToT)詳細をみるコメント2件をすべて表示-
ひまわりめろんさん山で迷子になった時点でもう怖いやろが!山で迷子になった時点でもう怖いやろが!2025/03/01 -
へぶたんさんはっ!......盲点σ(^_^;)はっ!......盲点σ(^_^;)2025/03/01
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なかなか文庫化されない作者さんの文庫化。
他の方のレビューにもあるように、どうしても「マカン・マラン」シリーズのシャールさんの温かさを期待して読んでみたら、すご〜く裏切れた。
他の方も書いているように、とにかく怖い。
根底に流れるものは、再生の物語なんだけど、それまでの過程がホラー過ぎて、感動よりトラウマになる。
猫が人間になり、迷える人々を導くところは、「満月珈琲店の星詠み」と同じなんだけど、登場する猫たちが怖い…
舞台となる猫魔ヶ岳も、福島に猫魔と言うところがあるから、そこかな?とか想像しちゃうし、内容より設定の怖さの方が印象に残ってしまった。 -
☆3.5
古内一絵さんの作品は「マカン・マラン」シリーズや、「銀色のマーメイド」など心温まる作品が多いイメージだったので、今作を書店で見掛けて購入させて頂きました。
帯にも「日常を忘れて、おくつろぎください」と記載されていたので、心温まる作品かと思っていたのですが…こ、こ、怖かったです( ˊ•̥ ̯ •̥`)
表紙のイラストやタイトルの文字の字体から、何となくミステリアスな作品なのかなぁとは予想はしていたのですが、やはり全然くつろげませんでした…。
猫が好きで、以前から猫が登場する作品は気になってよく読むので、今作でも猫がたくさん登場してくれたのは嬉しかったです❁-
のんさん、こんばんは!
この作品気になってたんですけど
怖いんですかぁ(°°;)
私が勝手に想像していた感じと違うので
ちょっと意外...のんさん、こんばんは!
この作品気になってたんですけど
怖いんですかぁ(°°;)
私が勝手に想像していた感じと違うので
ちょっと意外に感じてしまいました…。2024/02/18 -
かなさん、おはようございます☀︎
そしてコメントありがとうございます❁⃘*.゚
そうなんです…。美味しそうなお料理を食べて、山亭を利用したお...かなさん、おはようございます☀︎
そしてコメントありがとうございます❁⃘*.゚
そうなんです…。美味しそうなお料理を食べて、山亭を利用したお客さんが癒されるようなお話を想像していたのですが、ホラー要素もあり…フィクションが強めの作品に感じました。
ただ、出てくるアイルランドのお料理はどれもとても美味しそうで、猫もたくさん登場するので、もしかなさんが猫好きでしたら楽しめるのではないかと思います(*´˘`*)2024/02/18 -
ああー!!
フィクションではなく…ファンタジー要素です!
打ち間違えてしまいごめんなさい( ˊ•̥ ̯ •̥`)ああー!!
フィクションではなく…ファンタジー要素です!
打ち間違えてしまいごめんなさい( ˊ•̥ ̯ •̥`)2024/02/18
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この物語は、猫に主軸が置いてある。
猫が、
山亭ミアキスに迷い込んだ人間達を虜にして、話しを聞いたり、美味しい食事をご馳走したり、時には精気を吸い取ってしまったり。
山亭を出た人間達は不思議と気持ちがスッキリと穏やかになり、今までとは違った人生を歩むようになる。
文中には、様々な猫の神話が登場する。
少々恐ろしい神話もあるけれど、
猫って昔から人間と共に生きてきた動物だったのね。
高貴で賢く、時に人間をジッと観察して見守ってくれている猫が今まで以上に好きになった。
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森の中にあるミステリアスな山亭。暖炉の薪は林檎の木。ごはんもデザートもとてもおいしく、ベッドは天蓋つき。美貌のオーナー、白髪でオッドアイの青年シェフ、小太りのフロントスタッフ。これだけ聞いたら間違いなく宿泊したくなる。私は「序」で語られる小さな女の子のことを終始考えながら読み進めた。
目の前の道が突然、悪天候で通れなくなったりして、山亭に導かれる人たち。今、皆が見て見ぬふりをしていることに、関わっている人たちがたどり着く場所。芸能界の闇、無責任な人、女性の生き方、部活動の闇、マタニティハラスメント。それぞれ皆がわかっていることなのに、流されてしまっていることを山亭での出来事が向き合わせてくれる。いい思いをしたら、見返りを求められることが正しいことなのかを考えさせられた。我慢をして通りすぎるのを待つだけでは、何も変わらないことにも。猫は、何気ないふりをして人のことを一番よく見ているのかもしれない、と思ったりもした。
そのなかで、山亭のロビーのからくり時計のモチーフの話は、とても興味深かった。長靴をはいた猫、金華猫、ケット・シーなど、猫好きとしては、とても楽しく読めた場面もあった。
山亭のミステリアスな従業員たちが、何者なのか、どうして修行という行動をとっているのか。それがわかったとき、その思いは大切にしたいと思った。
「すべての苦しみと哀しみから解き放たれて、もう一度新しく生まれ変わる」ことなく、小さな子どもたちが大切に育てられますように。読後、特に思ったことだった。 -
短編集。
急な悪天候に見舞われ誘い込まれるようにしてたどり着いた山奥のホテル「山亭」が舞台。
散々な目にあい、死を望んでいた苑子の再起を描く「背負う女」が心に刺さった。 -
面白かったー。お店がベースの連作短編はあまり読んでなかったのだけれど、このお話好き。今いる場所からどん!て突き出される。それをきっかけに、次の一歩や方向を、自分の足で踏み出していく。シビアで冷たくてでも、決して無慈悲ではない猫たちの姿に魅入られる。
なんかいいな。
あたたかさややさしさはあれど、それは決して無償のものではなく、相手によるというか。ある意味とても公平というか。とても好きだな、てなった。 -
山奥の不思議なホテルを巡る連作小説。宮沢賢治的な世界観にリアルな問題を抱えた人達が迷い込んだ感じがしました。しんどい描写もありましたが、どの話も出口を用意されているのがよかった。あの子の魂が救われることを祈ります。
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出だしの事件が痛ましすぎて、読み通せないかも、大丈夫かな、と不安になったものの、描写が巧みで、すぐにひきこまれた。少し恐ろしさもあるものの、結果的には荒療治。
最後の章は泣いてしまった。ダークでミステリアスな雰囲気は大好物。良かった。 -
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2025-4
人の心の奥にある悩みや問題を嗅ぎつけ、霧の奥深い山亭へと導く“何か”。そこで人々は美味しい食事を堪能すると共に、不思議な現象に見舞われ、自分たちが“どう生きるか”の選択肢を迫られる。
癒される話なのかなと思えば、ゾワッと、ときどきじわっとくる話でした。ダークファンタジー?っぽいですが一応、救いはあるように感じました。
神話・言い伝えや食事(料理)の描写はワクワクさせられました。人間の欲についてちょっと考えさせられるような話もあり。 -
最近読む本が猫が登場するものが多くてビックリしています
この本も人と猫の紀元前からの関わりもとに描かれた作品です
悩んで、苦しんで、どうしようも無くなった人だけが辿り着く山亭
そこでの不思議な体験がその後の生き方に大いに影響します
あなたも大きな悩みと共に、山を彷徨い、逃げ場を探しているうちに霧が立ち込めて来たら猫の術にハマってしまっているかもしれません -
暑い夏車の中に置き去りにされた幼い子供。それをみながら何もしてあげらなかった猫。
自分を見失い自暴自棄になると迷い込んでしまう山亭ミアキス。猫達と人間達と神話が織りなす不思議な場所でもある。青い湖で母を待つ子供を救う事が出来るのか。 -
フラダンやマロンマカンみたいな軽くて旨いみたいな雰囲気を想像して読み始めたら全然違って、最後は涙ボロボロに。続編をめちゃめちゃ希望する。猫を愛して崇拝する人に差し上げたい一冊。猫に対して私の中にも畏敬の念が芽生えました。
心引き裂かれるような悲しい序章から始まり、ここから五話分現代社会で苦しむ人々が描かれていてそれぞれの立場の解像度がものすごく高い。性別も環境も全く違う人たちなのにそれぞれの苦しみが伝わってくる。とりわけ「第五話背負う女」涙を抑えられなかった。母と子の物語から終章の最後の一文への流れがすごい。ものすごい筆力。 -
始まりから少し怖さ?のようなものを感じたけど、読み進めて最後まで読むと、繋がっていて、連ドラを見ている感じだった。それぞれの悩みがそれぞれで解決していくのは面白い。中で出てくるお料理が美味しそう。
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悩める人に優しく寄り添う という話ではないと感じた。
ただ、後ろは向いていない。
2話めはちょっと(かなり)イラッとしたけど。
出てくる料理はどれも美味しそうだった。 -
大好きなマカン・マランシリーズから、古内一絵さんの作品を他にも読んでみたくて購入。
心に悩みを抱え、この現状から逃げ出そうとしている人が迷い込んでしまう山の中の「山亭ミアキス」で起こる、猫にまつわる神話や伝説を基にした不思議な体験。
全体的に暗く、陰鬱な雰囲気もありながらも前に進み出す人々が描かれている。
ファンタジーのようでありながらも、大円団のハッピーエンドばかりじゃないところが妙にリアリティもあって読みやすかった。
ただ、全体的に、それこそお話の中の霧のように、なんとなくぼやけた印象があったなぁ、と感じる。 -
あれれ??宮沢賢治?!と読み間違えてる?!と錯覚してしまう内容だった。ゾワゾワした。マカン・マカランの古内一絵さん、こういう作品も書くんだーと新鮮だった。
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処女性と母性しか認めない日本のアイドル産業の話が心に刺さった。
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著者プロフィール
古内一絵の作品
