LIVE 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花 (2) (角川ホラー文庫)

  • KADOKAWA (2023年5月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784041135631

作品紹介・あらすじ

新設部署「特捜地域潜入班」の一員となった刑事・鳴瀬清花。
かつての上官・返町から、潜入班の許へ奇妙な調査依頼が舞い込む。
「青森の旧家で起きた火災の現場から、“変なもの”が発見されたので調査してほしい」――
現場に潜入した清花たちが目にしたのは、焼け残った土蔵に保管された14体の花嫁人形だった。
謎の鍵を握る屋敷の当主は焼死。
人形の秘密を探っていく中で、清花は戦慄の真相に辿り着く! 
新ヒロインの警察小説、第2弾。

みんなの感想まとめ

新設の特捜地域潜入班に配属された女性刑事が、青森の旧家で発見された14体の花嫁人形の謎に迫る物語です。火災の現場で見つかった人形は、リアルな造形が施されており、見る者に不気味さを与えます。人形には冥婚...

感想・レビュー・書評

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  • 親が娘と離れたくない思いを具現化する為に人間を剥製にする職人、だが剥製にする方法を知った親は後悔して燃やそうとする。親の気持ちを考えると複雑な話だった

  • 「警視庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花」シリーズ第2弾

    今回は、旧家で起きた火災の現場から変なものが発見されたので調査してほしいと青森へと向かう土井と清花。
    焼け落ちた母屋の隅にある土蔵内部にあったのは、白無垢や打ち掛け、ウエディングドレスで着飾った14体の花嫁人形だった。
    この精密に作られた人形の秘密を探るうちに戦慄の真相に辿り着く。

    途中で勇も参加する流れになるのだが、今作は清花の活躍が凄かったように思う。
    本物と見間違うような人形は、禍々しく感じて見るだけでも怖いものである。
    その上に何体もあるとなると…。


    以前TV番組で東北地方に伝わる人形婚を見たことがあったが、それは未婚で戦死した男子に奉納する花嫁人形のこと。
    他国では冥婚の風習もあることにも驚いた。
    知らないだけでいろいろな風習があるのだろう。



  • シリーズ第2弾
    青森の山間で、火事!
    そこから、等身大の花嫁の人形が。
    現場に赴いて、人形を見てみると顔もそれぞれ違う。黒子あったり、産毛まで生えてる。
    産毛まで?そんなん人形に?
    ひょっとして、
    えっ?えっ?えっ?
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    アウト!

    とは言え、ホラーではない。悲しい時代背景が…
    冥婚とか、人形婚とか、聞いた事はあるけど、ただただ哀しい…
    でも、形式はそうでも、人形が本物っていうのはインパクトあり過ぎ…
    時々、剥製って言葉もちらほらあって…
    何ともやわ〜
    何の剥製って言う気にもならん…
    工房まであって…
    確かに、ちゃんと剥製にするには、色々せなあかんのは分かるけど…
    考えるだけで、ゾッとする…

    でも、自分より先に子供が逝ってしまったりしたら、そういう事も考えてしまうんかな…子供が望む望まないに関わらず…
    こんなの生業にするとかも、もうやめて!
    人形たち、安らかに…











    人体の不思議展の話も出て来たけど、中止の理由はそういう事やってんな。

  • 内藤了『LIVE 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』角川ホラー文庫。

    シリーズ第2弾。左遷された女性刑事が警察庁に新設たばかりの特捜地域潜入班に配属され、そこで活躍していくという物語。

    今回もまた物足りなさを感じた。

    県警捜査一課の班長を務めていた31歳の木下清花は被疑者を勾留中に自死させたことで県警捜査一課を追われ、警察庁特捜地域潜入班に配属される。

    さらに、それまで家庭を顧みなかった清花は夫にも三下り半を突き付けられ、離婚する。

    しかし、清花は娘のことを考えて、元夫と娘と義母とで同居を続けることに。

    今回は、青森県の山間にある旧家の屋敷で火災が発生し、焼け跡の敷地内にある土倉から見付かった花嫁衣装に身を包んだ十数体の等身大の人形の謎に迫る。

    調べを進めると、その花嫁人形には恐るべき事実が隠されていた。それは、冥婚のためなのか、人形婚のためなのか、或いは……

    きっと最終巻で、清花は元夫と再婚し、木下清花に戻るのだろう。

    本体価格720円
    ★★★★

  • 鳴瀬清花シリーズ2作目。舞台は青森。津軽弁ってとても温かみがあって好きだな。
    本作は少しホラー感がありつつも冥婚や死後婚などの文化の話はとても興味深かった。
    親が子を想うように子が親を想う気持ちはとても
    尊いものだなと感じました。

    本の中で悲しい時は泣かなくちゃ、知らないふりをしたらダメだという言葉がとても印象に残った。
    いっぱい泣いて、そこから立ち上がるしかない

  • シリーズ第2弾。
    人形の秘密真相がわかった時怖かった、
    終盤はハラハラしました。
    3弾も楽しみにしてます

  • うう(-。-; やっぱり人形関連は苦手だ。

    冥婚は知っているけど、行われていた当初は、ここまでしたのかなぁ……。

    ですが、しっかりと明るい方を向いて終わったので良かったわ。

  • 前作以上に怖い。ホラー要素もあり、想像しただけでゾッとする花嫁人形。今作もとても面白かった!

  • シリーズ第2弾。
    青森で起きた火事と人形のお話。

    思いが強いと、想像を絶することをしちゃいますよね、人間って、と思いました。

  • なかなかパンチの効いた事件でした。
    14体の花嫁人形、って、想像しただけでゾッとするもんな


    迷信、伝承、その土地の風習みたいなものと事件性の結びつけ方が自然なのが良いです。

    2024.10.12
    162

  • 『鳴瀬清花』シリーズ2作目。
    初登場より角が取れて丸くなったように思う。最初、あまり好きになれないキャラだと感じたけれど、清花は、自分を顧みて反省するところは反省して直していこうとするところに好感を感じた。
    某キャラの七味に比べてグミのインパクトが弱いのが残念。

  • 一方的な捉え方で断罪しない、が始まったのでこれもまたもの凄いシリーズになるんじゃないかと期待値が上がっております。面白かった。
    加えて、地域の文化や伝統、猟奇度も増し増しです。今回は冥婚・人形婚、マヨヒガに座敷童子。冥婚は世にも奇妙な物語で観た記憶があるのですが、人形婚は初耳。
    実物大の花嫁人形は怖い上に、本物使ってるんですか……ヒッとなりました。登場人物たちも、製作のおぞましさ罪深さは感じてるけれども、それを望んでしまった人たちの想いもわかる、というスタンスなので、言葉が変かもしれないですがほっとします。佐藤教授は教授っぽい知的探究心で今回はこの人だけちょっと(「凄い技術なので作り方気になる」はうーん…まぁ教授ってこうだけどさ……)。。
    「出戻り」、確かにそうだけどそうか〜となりました。
    前回もそうだったけれど、潜入先の地域住民も何が行われてるか知ってて黙ってたり協力したりしてる、というのを追及しないのも好きです。逮捕する班じゃないというのも大きいんだろうけど。
    シリーズ開始時のサーちゃんは自分の正義を相手に押し付けてたけど、2作目にしてそれをしなくなったのでこの主人公も好きになれそう。続きも楽しみです。

    タイトルの「LIVE」がよくわからなかったけど、アンネ・フランクの引用と世界で最も美しい死体の子のあれか……たぶんこの子は写真見たことあるけど剥製だったのかぁ。ふくふくしててほんと眠ってるだけみたいなのを思うと、取り残されて…みたいな感覚は切なくなります。

  • 新設部署「特捜地域潜入班」の一員となった刑事・鳴瀬清花。
    かつての上官・反町から、潜入班の許へ奇妙な調査依頼が舞い込む。
    「青森の旧家で起きた火災の現場から、“変なもの”が発見されたので調査してほしい」――
    現場に潜入した清花たちが目にしたのは、焼け残った土蔵に保管された14体の花嫁人形だった。
    謎の鍵を握る屋敷の当主は焼死。
    人形の秘密を探っていく中で、清花は戦慄の真相に辿り着く!

    反町が清花を特捜地域潜入班にしたのは、わかっていたが、なぜ彼から指令が出るのかなっと最初に思ってしまった。上司のままだっけ?
    話自体は冥婚や人形婚といった風習が主題に。やっぱり、このシリーズは地域の民俗伝承を主題にするっぽいので楽しみ。

    子どもが先に逝ってしまい悲しみの中親が子供を人形にきたものの、親が亡くなってしまったことにより、人形だけが残され、行き場がなくなってしまうという悲しい流れがこの民俗伝承にはあった。

  • 等身大の人形の花嫁が蔵に14体。
    想像するだけで怖い。前作よりもホラー感が強くて昼間読んでるのに鳥肌がたった。
    冥婚なんて知らなかったし、台湾の死後の事情にもびっくり。
    そんなに独身のまま亡くなるのはダメなのか。
    事件よりもそっちが気になってしまった。

  • 青森の旧家の火災現場から発見された14体の花嫁人形は何かがおかしい
    清花達は“人形玩具研究所“の研究員として潜入する

    前回よりホラーしてました
    民族学とか関わってくる話は大好きです

    愛があるからする
    でも愛があるから許せない

  • 情景・心理描写の丁寧さ・的確さは相変わらず素晴らしい。しかし、野辺地近くの企業で2年半働いていた経験がある私からすると、本書からは以下の違和感を覚えた。
    ・方言
    ・再処理工場と原発の取り違え

    作者の現地取材と編集者のチェックが足りていないと思う。このシリーズの次回作に期待したい。

  • 出戻りっていうんが1番怖っ!

  • 猟奇事件かと思いきや…

    いや〜、ゾクゾク、ワクワクしましたねぇw
    もったいないけど、思わず一気読み。

    今後もますます楽しみなシリーズです♪

  • 火災現場に残った蔵から発見された14体の花嫁人形。あまりにも精巧な作りの人形はどうやってなんのために作られたのか…。地域潜入班の清花と土井が人形研究家として捜査にあたる。

    ムサカリ絵馬とか冥婚とか、文化人類学的な要素とからめつつ、っていうの面白い。これきっと映像で見るともっとホラー感出そう。

  • 求められて作って、手に負えないからと戻ってくる。
    逆にどうしろという感じですね。

    家守夫婦が娘を人形にしたのに、その方法を想像しなかったって、んで方法知ったら死のうとしたのがモヤッとする。死んだら人形となって残された娘さんはどうするんだと。

    清花さんが桃香ちゃんの音楽会に行けるかどうか結構ハラハラした。
    行けて良かったけどまさかの大所帯。

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著者プロフィール

長野県出身。長野県長野西高等学校卒。2014年、「ON」で第21回日本ホラー小説大賞読者賞受賞。同作を改題した『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。16年、同シリーズがテレビ化される。以降、緻密な取材に基づく、大胆なストーリー展開が多くの読者を魅了する。著書に「憑依作家雨宮縁」シリーズ「東京駅おもてうら交番・堀北恵平」シリーズ「警視庁異能処理班ミカヅチ」シリーズ「警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花」等多数。

「2026年 『吸魂の剣 火之神の奉り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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