BEAST 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花 (3) (角川ホラー文庫)

  • KADOKAWA (2023年11月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784041135648

作品紹介・あらすじ

秩父山域で行方不明になっていた男性が遺体で発見された。
ニホンオオカミの研究家だった男性の身体に残されていたのは、人とも獣ともつかない生物の複数の歯形。
事故死か、それとも何かに襲われたのか――真相を探るべく、潜入班は現地での調査に乗り出す。
レコーダーに録音された謎の遠吠え、奇妙な“人狼”の目撃談……
手がかりを辿り、狼信仰の伝わる神秘の地で清花たちが直面した恐るべき真実とは。
「鳴瀬清花」シリーズ第3弾!

感想・レビュー・書評

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  • 幼児虐待とかいうレベルを超えてる気がする。何か、もう…何も言えん…
    子供が、怯え切って、いかに怒られないようにしようかとしてるところが…
    可哀想すぎる…
    それも、自分が悪いことしてるから、怒られてるとか思いながら…
    全然、悪くないのに…
    生まれてから、ずっとそうやったら、何が良いか悪いか分からんのやろな。
    善悪の判断がつかない…
    こういう時に使う言葉ではない気もするけど、何か悲しい…

    このエピソードの後に、事件が…
    行方不明…
    山で…

    ヒトオオカミの真実…
    でも、本人にとって、何が幸せとか、周りが気にしても分からんしな…
    警察として、地域潜入班として、この結論が良かった気がするな…



    「人間が一番偉くて幸せですか。少年にしたら、突然別の世界へつれて来られて、言葉や礼儀を仕込まれて…ていうか、その子は元々人間でしょう?狼と暮らしていたけど人間ですよね。それとも、保護した人たちは彼をなんだと思ったんでしょうね。人間に戻そうとしたとして、それってただの人間じゃなく、自分たちが理想とする人間ってことだと思うんだよな。」
    自分の狭い視野で、人の幸せを語るのやめよう…

    • 1Q84O1さん
      ユッキーさん
      ケッチャムは読めるけどまだBLは読めません…!w
      ユッキーさん
      ケッチャムは読めるけどまだBLは読めません…!w
      2024/04/16
    • 1Q84O1さん
      ultramanさん
      バレてる…( •̀ㅁ•́;)
      好物です…
      ultramanさん
      バレてる…( •̀ㅁ•́;)
      好物です…
      2024/04/16
    • ultraman719さん
      一休さん

      正直でよろしいd(^_^o)
      一休さん

      正直でよろしいd(^_^o)
      2024/04/16
  • 再婚した父から体罰、母からは諦められネグレクト状態その環境化で事故によりオオカミが住む村に置き去りされヒトオオカミとして成長した少年。その少年を森から助け出すのが幸せかそのままが幸せかは他人が考える価値観ではない。どんな時も自分の価値観を押し付けてはいけない。

  • 「警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花」シリーズ第3弾

    今回は、改めて潜入班のメンバー達の際立つキャラに、息の合った掛け合いの中進んでゆく捜査に、気持ちの良さを感じた。
    前作も含めて、ラストは誰かを逮捕してスッキリというわけじゃないのだが、内容的に曖昧さを残しておくというのもありだと思った。

    今作は親から虐待を受けている少年を気にした同級生の父親が夏休みにキャンプへ連れて行くために誘い、車で向かう道中に事故に遭う。
    その父親は亡くなったが、一緒に乗っていたであろう少年の姿はない。
    その後、秩父の山奥で行方不明になった男性が遺体で発見され、男性の身体には人とも獣ともつかない生き物の複数の歯形があった。
    事故死なのか、何かに襲われたのかを潜入班が調査に乗り出す。
    行方不明の少年が人狼なのか…

    信仰は祈り、信仰は愛、そして呪いなのか…
    狼信仰の伝わる神秘の地で清花たちが直面した恐るべき真実…。

    行方不明の少年の家族のその後は、なんとも言いようのない結末。

    禍々しい雰囲気ばかりではなく、ちょこちょこと挟んでくるのは清花の娘の話だったりするので、それもまた良い意味で少しの間の癒し効果となる。
    別れた夫と今も同居しているが、義母との関係は良くて娘への愛情もとても感じる。








  • 内藤了『BEAST 警視庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』角川ホラー文庫。

    シリーズ第3弾。今月は『アイズ 猟奇死体監察官・児玉永久』と同時刊行。

    プロローグの両親から激しい虐待を受ける彰海少年に降り掛かる事故の描写からして、事件の真相を予想していたが、まさにその通りで、それ以上のこともなく、非常にガッカリした。


    秩父山域で行方不明のニホンオオカミ研究家の男性が遺体で発見され、その遺体には人とも獣ともつかない生物の複数の歯形が付いていた。

    男性は事故死だったのか、或いは何者かに襲われたのか。真相を探るため、特捜地域潜入班の鳴瀬清花らは狼信仰の伝わる秩父山系で調査を行う。

    本体価格760円
    ★★

  • 予約本とともに借りた成瀬シリーズ3作目。

    今回は人狼や狼信仰についてだったけれど
    虐待の話が結構出てきて、それが主人公の家庭と
    比較されることで、とても読んでいて苦しかった。
    人は生まれる場所を決めてから生まれることが
    できない不平等さというか…

    「人間が1番偉くて幸せですか。」という台詞が
    出てくるほど、人間も結局は獣で、完璧な存在ではない。人は狼を恐れているけれど、狼だって
    人間という生き物を恐れているのではと思った。

    秩父山域の狼信仰。とっても読んでいて興味深かった!この作者の民俗学的な知識にはいつも
    自分の知らなかったことが知れるから読んでいて
    ワクワクします。
    今回の癒しシーンは秩父の山で食べる温かいうどんと冷酒の日本酒。
    山の澄んだ空気で食べるうどんと日本酒。
    あー絶対美味しい!

  • 「鳴瀬清花」シリーズ第3弾!今回の事件も悲しい。人狼として生きるのが幸せか?人間として生きるのが幸せか?それぞれの思いが複雑に絡み、最後はやはりみんな幸せになって欲しいなと。

  • シリーズ3弾。
    今回もとても惹き込まれました。一気に読んでしまいました。

  • シリーズもの。

    事件の背景には、悲しい出来事が多いですね。
    チームメンバーにも、まだ複雑な事情がありそうな感じがしました。

  • 日本狼らしいものと出会って死んでしまった人物の謎を追う今巻。

    何より驚いたのが、剥製ですら4体しか残ってないということ。科博に行くたびに会っているので、もう少しあるのかと思ってたσ(^_^;)

    それに連なるある少年の行方。

    2つの謎が重なっていて、今回も大変楽しい時間を過ごしました。

    ある意味では考えることが多い作品でもありますね。

  • 秩父山域で行方不明になっていた男性が遺体で発見された。
    ニホンオオカミの研究家だった男性の身体に残されていたのは、人とも獣ともつかない生物の複数の歯形。
    事故死か、それとも何かに襲われたのか――真相を探るべく、潜入班は現地での調査に乗り出す。
    レコーダーに録音された謎の遠吠え、奇妙な“人狼”の目撃談……
    手がかりを辿り、狼信仰の伝わる神秘の地で清花たちが直面した恐るべき真実とは。

    狼に育てられた少年を探す調査となった今回。虐待されていてもその後の環境次第で優しい心を持てるということが伝わった。

  • プロローグが物悲しい…。虐待する親とその子供の心理状態もそうだし、善意で動いた宮本さんの結末も。
    狼に育てられた子が人間社会に戻るのがいいことなのかどうなのかは確かに分からないな。勇くんの言葉がすごく刺さる回だったけど、どんなバックボーンあるのかすごく気になる。

  • 3巻目でそう言う着地を持ってきたか、という印象。
    日々と伝承の境目を見極めた上で人の世界に戻さないほうが幸せっていう現実が、現実すぎる。
    最近三峯神社に行ったので秩父の山と狼っていうのがイメージできてよかった。

    勇がキャラを濃ゆくしてきてよかった。
    本能的に陽キャなのに人に見せない姿を持っていて、陰陽がハッキリしてきて魅力が増していた。

    2025.1.3
    4

  • 山で行方不明になった男性が遺体で発見される
    彼の体には正体不明の歯形がついていた

    狼信仰が残る場所での謎の歯形は今回だけではなかった

    幸せは人それぞれ
    それでも誰かを犠牲にしての幸せなんて許容できない

    メンバー達が選んだ道は良かったと思いました

  • 鳴瀬シリーズ第3弾。
    民俗学者の不自然な遺体を再調査する土井率いる地域潜入犯。襲ったのは絶滅した狼かそれとも人?生き霊?? 義父に虐待されていた小学生が行方不明と分かりもしかしてと捜査する。少しストーリーにムリがある感じは否めなかったな。鳴瀬の家族内が話の内容に重きを置き出したのかな。

  • 家族の幸せってなんやろう。

  • 神秘の森をさまようのは、人か、獣か。 秩父山域で行方不明になっていた男性が遺体で発見された。
    ニホンオオカミの研究家だった男性の身体に残されていたのは、人とも獣ともつかない生物の複数の歯形。
    事故死か、それとも何かに襲われたのか――真相を探るべく、潜入班は現地での調査に乗り出す。
    レコーダーに録音された謎の遠吠え、奇妙な“人狼”の目撃談……
    手がかりを辿り、狼信仰の伝わる神秘の地で清花たちが直面した恐るべき真実とは。

  • 良いビースト

  • シリーズ第3弾。
    虐待の末の結果かぁ。辛すぎる。
    親になったらいけない人間というのはいるんだろうなぁ。予想を超えたよ。
    暁海くんにとって、あの選択が最善だったと思うけどそれも悲しい。
    太田さんの亡くなり方が、清花たちの想像通りであればいいな。
    でも、1番の被害者は瑛太くんでは?

  • 今回もとても面白かった。
    名前の通り、BEAST。獣。
    虐待の話がたくさん出てきて、ウッとなったし
    主人公の家庭と比べると悲しくて悲しくて。
    色々な例があって、そこでは少年は保護されたが亡くなってしまったと。
    必ずしもそれが正解とは限らない。
    少年は、人間に戻らない方が幸せなんじゃないだろうか。そう、みんな思った結果がこうなんだ。
    狼についての話がたくさん聞けて学べた!笑

  • 本作もスルスルと読んでしまいました。
    推測のとおりでしたが、本筋を支える民俗学的な要素などは興味深かったです。
    内藤了さんの作品から参考文献に手を伸ばしたことが多々あり、今回もそんなことになりそうです。

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著者プロフィール

長野県出身。長野県長野西高等学校卒。2014年、「ON」で第21回日本ホラー小説大賞読者賞受賞。同作を改題した『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。16年、同シリーズがテレビ化される。以降、緻密な取材に基づく、大胆なストーリー展開が多くの読者を魅了する。著書に「憑依作家雨宮縁」シリーズ「東京駅おもてうら交番・堀北恵平」シリーズ「警視庁異能処理班ミカヅチ」シリーズ等多数。

「2025年 『火之神の奉り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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