月神 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2023年3月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784041135693

作品紹介・あらすじ

明治13年、福岡藩出身の内務省書記官・月形潔は、北海道に監獄を作るために横浜を発った。
明治維新以降、新政府の本流となることができなかった福岡藩出身者には、瑣末な仕事ばかりが与えられていた。
洗蔵さんが、いまのわたしを見たら、どう思われるだろうか――
船上の潔の頭に浮かぶのは、尊攘派志士として命を燃やした従兄弟・月形洗蔵の顔だった。
激動の時代、二人の男の矜持が、時代を越えて交差する。
葉室麟が遺した、魂を揺さぶる歴史長編。

みんなの感想まとめ

激動の明治時代を背景に、福岡藩出身の内務省書記官・月形潔と彼の従兄弟、尊攘派志士の月形洗蔵の物語が描かれています。著者は、主人公への深い愛情を感じさせる筆致で、彼らの矜持と生き様を通じて、北海道開拓や...

感想・レビュー・書評

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  • 明治新政府で遅れを取った福岡藩の尊皇攘夷派の巨魁、月形洗蔵とその従兄弟である樺戸集治監館長の月形潔の生き様を月の章、神の章で描いた傑作である。月形半平太のモデルが、福岡藩の月形洗蔵、土佐藩の武市半平太の名前から取ったとは驚いた。

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著者プロフィール

1951年、北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年、「乾山晩愁」で歴史文学賞を受賞しデビュー。07年『銀漢の賦』で松本清張賞を受賞し絶賛を浴びる。09年『いのちなりけり』と『秋月記』で、10年『花や散るらん』で、11年『恋しぐれ』で、それぞれ直木賞候補となり、12年『蜩ノ記』で直木賞を受賞。著書は他に『実朝の首』『橘花抄』『川あかり』『散り椿』『さわらびの譜』『風花帖』『峠しぐれ』『春雷』『蒼天見ゆ』『天翔ける』『青嵐の坂』など。2017年12月、惜しまれつつ逝去。

「2023年 『神剣 人斬り彦斎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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