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Amazon.co.jp ・雑誌 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784041136652
作品紹介・あらすじ
「怪と幽」16号は、特集二本立て!
第一特集 陰陽師を知る
もともとは古代律令国家の官職のひとつでありながら、さまざまな物語のなかに登場し活躍し、我々の心をつかみ続けている陰陽師。天文と暦を読み解き、占いや祭祀やまじないを行うその者たちは、歴史上にあまた実在し、研鑽を積みながらそれぞれの時代に合った姿に進化し続けてきた。現在、古と同じ〈陰陽師〉は存在しない。だが創作のなかでは、ときに史実を採り入れながら、令和の今も新たな陰陽師像が生み出され続けている。呪術や式神を操る特殊能力者のようなイメージとともに想起されるようになった彼らは、そもそもどういった存在だったのだろうか。また、現代の我々にとって陰陽師とはどのような存在なのか。
フィクションのなかの陰陽師、歴史のなかに実在した陰陽師、両面から迫ります。
第二特集 京極夏彦「巷説百物語」了
デビュー30周年を迎えた京極夏彦の代表作「巷説百物語」シリーズ。完結編『了巷説百物語』が、いよいよ今夏刊行される。「怪」から「怪と幽」へと連載された本作は累計140万部に達し、『後巷説百物語』で直木三十五賞、『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞し、史上初となる同一シリーズで文学賞三冠を獲得した。京極作品クロニクルの起点となる本作は、「書楼弔堂」「江戸怪談」そして昨年『【ぬえ】の碑』が刊行されて大きな話題を呼んだ「百鬼夜行」シリーズにも繋がってゆく! 完結編の刊行を目前に控えた今こそ、「巷説百物語」を振り返る。
※【ぬえ】は空へんに鳥の漢字
●表紙 石黒亜矢子
特集と連動し、「安倍晴明と京極夏彦」をモチーフに描き下ろし!
感想・レビュー・書評
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めっちゃくちゃ面白い。
世界が広がる。
昨年文芸誌の面白さに目覚め、これは夢中になりすぎるから気軽に手を出しちゃいけないとそこそこ距離をとっていたのですが、大好きなお化けの雑誌とくれば読まないわけにはいかない。
子供の頃はお化けの話が大好きで、怪談レストランなんて夢中で読んでました。
読みすぎてある程度パターンがわかってきて、それでもどきどきしたい、って気持ちだったのかも。大人向けと違ってグロテスクにはならない安心感もあったしね。
ちなみに中医学では恐怖心は老化につながるのであんまりよくないどきどきですね。
子供の時の方が、こんなの怖がらせるための嘘に決まってるけど楽しむ、という気持ちだったけど、大人になってからのほうが本当に怖い。
だってこの世に説明のつかないことは絶対あるもの。
京極夏彦のインタビューが読みたくて、でも陰陽師もちょうど映画やってるし観に行くか、と思ったら山崎賢人の綺麗さに驚いた。圧倒的に綺麗な人間がスクリーンにいる、、、、!
女の子の、特に10代の潔癖な女の子が嫌悪感を抱く要素が全くない存在だとは思っていたけど、それだけじゃない、とんでもなく魅力的。
女の子は男の人の汚らしさも嫌だし、
かといって中性的すぎても自分と近すぎて嫌だし(中高年のおばさんは中性的な子が好きだったりする気がする)、
でも男の子に興味がないわけじゃない。
そんなわがままを全て叶えるだけじゃなくて、
なんだろう、もう生き方が綺麗なんだろうか。
暦の話が1番面白かったです。
旧暦も意識してみたい。
自分で使いやすい暦を作ってみたい。
昨日と今日は絶対違うはずという確信は、多分希望なんだと思います。はいいですね。
普段から読んでる人たち、読みたいと思ってた人たちが勢揃いで夢のようでした。鏡花のアンソロジーを出し続けている東雅夫さんて何者?と思っていたら、エッセイが載っていたし。
妖怪好きな人ってこんなにたくさんいるんですね。実際に確認に行ったり、イベントを開催したり、参加したいなあ。
小説よりも実録の怪談がめちゃ怖かった。
昔話の背景を言葉を尽くして説明してくれる記事が多くて最高でした。
太宰は西鶴がいちばんえらい、と書いたけれど、西鶴の話も取り上げられてて、、、次号も楽しみです!
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2024/6/9 読了
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