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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784041137581
作品紹介・あらすじ
守りたい居場所が、ここにある――
海果は、この夏最大のピンチを迎えていた。台風で家が大きな被害を受けた上、近所にパスタのチェーン店ができたのだ。端物の魚介類や、地元産の形が不揃いの野菜を使って原価を抑えても安さで負ける。落ち込む海果だが、相棒・愛の機転で新しい看板メニューが誕生。やがて、2軒の店をめぐる事態は思わぬ展開に……。葉山の海辺にある料理店を舞台に、素朴で実直な海果を取り巻く人間模様を描く。潮風が吹き抜ける感動の物語。
みんなの感想まとめ
心温まる物語が展開されるこの作品では、海果が経営する料理店の運命が台風や大手チェーン店の影響を受けながらも、仲間たちとの絆を通じて新たな道を見出す姿が描かれています。シリーズを追いかけてきた読者には、...
感想・レビュー・書評
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【あらすじ】
海果の店の近くに、大手チェーンが経営するパスタ専門店がオープン。
台風で家の壁が損傷を受け、その修繕費も用意しなければならないのに、売り上げに影響が出始める。
一方で、野球選手として復帰するためのトレーニングを開始した一郎も、自分の進むべき道に迷いがあるようで。
葉山を舞台に描かれる湘南キッチンシリーズ第三弾。
【感想】
今回は、STORY STORY YOKOHAMAさんから、特典付きのサイン本をお取り寄せ。
この湘南キッチンシリーズはお気に入りで、本棚に並べておきたいので、サイン本で欲しかったのです。
直接サインをいただいたこともあるのですけれどね(^^;;
もともと喜多嶋さんの作品はメッセージ性の強いものが多いのですが、このシリーズは、かなり直球のストレート。
何を恥ずかしいと思うか、何を誇りに思うか。それは人それぞれだとは思います。
けど、私は喜多嶋さんが描く登場人物たちのように、自分に恥ずかしくないよう、背筋を伸ばして、自分の足で一歩一歩地面を踏み締めて、生きていきたい。
このシリーズでは、1冊目から、貧困差や企業や政治家の不正問題を取り上げていて、今、何を考えるべきか、何を恥じるべきかということについて、考えさせられます。
私は10代の頃に、喜多嶋さんの小説から「人生の流儀」という言葉を教わりました。
人生は長く曲がりくねった道だけど、その道を歩く、自分の生きる流儀を決めるのは自分自身。
哲学とか、政治とか、そんな難しい分野でなくても、身近なところから、考えることは出来ます。
本作もそんなことを教えてくれる1冊になっていると思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズものと気づかずこちらの本から読みましたが、特に不都合ありませんでした。
独特の文体に慣れない部分もありましたが、真面目で懸命に生きていく主人公たちの姿が眩しかったです。 -
連作だったんですね。いきなり3部から読んでしまった。
葉山が舞台です。 -
借金を残したまま母親が家を出て、一人になった18歳の海果
母親が入院、父親が不在の中学1年生 愛と2人で築50年の小さな居酒屋〈つぼ屋〉を切り盛りしている
その夏……台風で家が大きな被害を受けたうえ、近くにパスタのチェーン店が出店して売上が下がり大ピンチに
プロ野球復帰の思いを秘める若い漁師の一郎
左遷と離婚のピンチにある信金職員 葛城
低農薬農家の息子 耕平と母子家庭の少女 小織
選挙違反で父が逮捕された人気の若手俳優 慎
葉山の小さな料理店を舞台に、魚市場ではじかれる魚やイカと同じ〈戦力外〉の、けれど素朴で実直な人たちの人間模様を描く“潮風が吹き抜ける感動の物語”
《守りたい居場所が、ここにある》──帯のコピー
『潮風キッチン』『潮風メニュー』に続く第3作、2023年9月刊
カバーの写真にもなっている〈つぼ屋〉の新メニュー、食べてみたい
著者プロフィール
喜多嶋隆の作品
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