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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784041137604
作品紹介・あらすじ
【第74回読売文学賞(小説賞)受賞作】18世紀ベルギー、フランドル地方の小都市シント・ヨリス。ヤネケとヤンは亜麻を扱う商家で一緒に育てられた。ヤネケはヤンの子を産み落とすと、生涯単身を選んだ半聖半俗の女たちが住まう「ベギン会」に移り住む。彼女は数学、経済学、生物学など独自の研究に取り組み、ヤンの名で著作を発表し始める。ヤンはヤネケと家庭を築くことを願い続けるが、自立して暮らす彼女には手が届かない。やがてこの小都市にもフランス革命の余波が及ぼうとしていた――。女性であることの不自由をものともせず生きるヤネケと、変わりゆく時代を懸命に泳ぎ渡ろうとするヤン、ふたりの大きな愛の物語。
感想・レビュー・書評
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18世紀ベルギーフランドル地方
商家の娘ヤネケと幼馴染のヤン
とてつもなく賢いヤネケに実験され、
ヤンは彼女を慕い、ヤネケは子を身籠る
そして、ヤネケは「ペギン会」に入って好きなように生きていく
また次なる興味のために
ヤンのその後は波瀾万丈
あれよあれよと市長になる
2人の妻は尽くし続けて早くに亡くなる
寂しく残された男ばかりの食卓風景は
なんだかせつないばかり
時代の流れの中で、ヤネケやヤン
そして息子のレオ
それぞれが駆け抜けていく!
読むにあたり
歴史にも触れざるを得ないだけに
なんだか賢くなった気分になれる(笑)
女性としての生き方の多様性
男性の女性への考え方の多様性
今も昔もあまり変わらないような気がする
どう生きていくのか
個人として、人間として
どうありたいのか
改めて思いを巡らせたい詳細をみるコメント1件をすべて表示-
akemitty622さんご紹介ありがとうございます。ノーチェックだったのですが、ぜひ読みたいと思いました。ご紹介ありがとうございます。ノーチェックだったのですが、ぜひ読みたいと思いました。2025/04/06
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パリオリンピックもあった2024年、折角なのでフランス革命に絡んだ本をと思い読みました。
フランス革命前後で国家観や宗教観、家族観が移ろう中をパリから離れたベルギーのフランドールに生きる商人、ヤンの人生を通して見ることができました。
また、何気なく綴られる会話や一編で、年月が流れ環境が変わっていく様は、ヤンのとめどなく溢れる回顧録のようですが、それでいて散らかる事なく丁寧に整理されていて、ドラマを見ているように読めました。
世界史を知らなくても、その時代の価値観やある1人の人生を追うのが好きな方にオススメです。 -
文庫化にあたり、再読。あいかわらずヤネケのひとでなし加減がひどい。ヒロインなのに。
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