スラッシャー 廃園の殺人 (角川ホラー文庫)

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  • KADOKAWA (2024年3月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784041139868

作品紹介・あらすじ

異形のホラー作家・一藍が10億という巨額の費用をかけ、造りあげた廃墟庭園。そこでは行方不明者が続出し、遺体で発見される者も出た後、ついに作家自身まで謎の失踪を遂げた。そんな血腥い曰く付きの場所、“魔庭”をロケハンするために訪れた映画関係者たち。彼らに、想像を絶する恐怖と怪異が襲いかかる――! あらゆる場所に仕掛けとたくらみが張り巡らされた驚くべき庭園。そして、一行に執拗につきまとい、殺戮を平然と行なう黒怪人の正体とは? 絶叫必至、疾走感にあふれる驚愕のホラー・ミステリ。オマージュにした映画を紹介する、著者書き下ろしの「好事家のためのノート」も収録。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

異形のホラー作家が10億円をかけて造った廃墟庭園を舞台に、映画関係者たちが遭遇する恐怖と謎が描かれています。物語は、拷問室に閉じ込められた若者たちの絶望的な状況から始まり、次々と襲いかかる黒怪人による...

感想・レビュー・書評

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  • うーん、こういう作品が書きたかったのね。オチが余りにもですよねー。

    我がトラウマの綾辻行人氏の『殺人鬼』のような作品をやれとは思いませんけど……。

  • 壮大な廃墟庭園が舞台。廃墟庭園を想像しただけでゾクゾクする。惨殺シーンがグロい。黒怪人の正体が、意外だった。

  • 1.登場人物
    籬帖之真(マセジョウノシン)…29歳、俳優
    平島玲子(ヒラジマレイコ)…27歳、女優
    粕谷恵利香(カスヤエリカ)…18歳、グラビアアイドル
    城納莓(ジョウナンマイ)…20歳、大学2年生
    騎嶋豪(キジマゴウ)…33歳、映画制作会社営業課長
    東男英夫(アズマオトコヒデオ)…46歳、映画制作会社企画部長

    2.物語の始まり
    拷問室に閉じ込められた大学生青年と高校生少女。
    少女は壁にバンザイの姿で両手をつながれ、膝を折った状態で座らされていた。青年は両手と両足を縛られて、台の上に磔にされていた。
    何とか抜け出した少女。青年を助けようと台に縛られた紐を解いた瞬間、罠が作動。四方から刃が出てきて青年を切り裂いた。

    3.世界観や価値観
    ホラー作家が10億円を投じて造った廃墟庭園。そこでロケハンをするホラー映画の関係者たち。
    庭園には色々な罠が仕掛けられていたり、趣味の悪い石像が建てられたりしていた。
    それでも先へ進もうとする映画関係者たち。
    次々と姿を消していく映画関係者たちだが、残った者たちは先へ進もうとする。
    そのほとんどは、ホラー映画撮影のためだった。

    4.物語のキーワードとテーマ
    タイトルからも分かる通り、日本映画特有のジメジメしたホラーではなくスプラッタホラー。
    登場人物たちが猟奇的な形で次々と殺されていく。
    しかし、著者がもともとホラーとミステリを融合させた作風の作家なため、ただのスプラッタホラーではなく、しっかりと本格ミステリにもなっており、物語の違和感を辿れば謎が解けるようになっている。
    大抵、このような作品の場合、再読したいと思うことが多いのだが、猟奇的な部分も多く、二回目を読むことに躊躇いを生じる。
    ただ、こういう作品が好きな人にはたまらないかもしれないが。

  • なんてグロいんだっっっw
    残虐な殺人シーンを楽しむためのホラー小説でした。
    グロ苦手な人にはお勧めできませんw
    拷問シーンがエグいw w
    でもグロいだけではなくてミステリー要素もあり、終盤はそう来たか!と驚きました。
    ラストの余韻も良かったです。
    読み応えもあるし面白かったし楽しんで読むことができました。

    私はグロ耐性もあるし普段からホラー映画を嗜むので楽しめましたが、ホラーもグロも苦手な人は読まない方がいいかもw
    ホラーと言っても心霊現象系ではなく、ちゃんと生きている人間の殺人鬼に追い回される系のお話です。

  • B級ホラー映画を見ているようなはちゃめちゃな感じで、グロさたっぷり。
    これは読む人を選ぶだろうなあ。

  • 猟奇的な作風で知られる作家が巨額を投じて造った、惨殺死体が発見された曰く付きの廃墟庭園。ホラー映画のロケハンにやってきた男女が、次々と謎の黒怪人に襲われ命を落としていく。黒怪人の正体は失踪した作家なのか、数年前失踪したカップルに横恋慕していた男なのかーー

    「ダリオ・アルジェントに本書を捧ぐ」
    序文に書かれていたのを見て、同じくアルジェントファンとしては心ときめかないはずがない!(笑)
    車で廃園へ向かう途中、ガソスタで「あそこには近づくな」と警告する無愛想店員。俳優、アイドル、制作会社社員、建築学科の女子大生と犠牲者候補(笑)もバラエティーに富んでいてスラッシャー映画として申し分なし。
    足を踏み入れるとゴシック建築の異様な廃園や迷路が彼らを翻弄し、姿を現す黒怪人。出口を求めて彷徨う中、映画らしく女性たちが残されていき……といわゆるメタホラーのように「あるある」な感じで展開していくのだが、それ自体が作者の罠だったという。私はまんまと掛かり「えーっ⁉︎」となったが、勘のいい人は序盤から散りばめられる数々の違和感から予想がつくかも。私はまだ彼のミステリーは未読なんだけど、ミステリーの手腕を見た気がした。

    ただ、その「真相」が明かされてからも未解明の部分は数多く(特に作家一藍の存在)、そこら辺の言及がなくぶった斬られるように終わった印象は否めない。導入部のマニアックな会話もホラー映画ファンは楽しめるが、でないとサッパリでやや退屈かもしれない(そもそもこの作品を読む人はホラー映画も大好きだと思うが)。

    あと私は平気だけど(笑)、殺害描写はかなりグロいです。数々のホラー映画へのオマージュを散りばめたとして、作者による「好事家のためのノート」で参照した作品を列挙するおまけ付き(重大なネタバレを含むので読了前に見てはいけません)。

    表紙イラストがヒグチユウコさんなのもセンスいい。

  • 莓は逃げきれたのかな?
    最後、よくわかんなかった。
    殺されるシーンがグロくて吐き気がした。
    影?黒い怪人?イカれすぎ!
    罪のない人たちをたくさん殺した罰として凄惨な殺され方して死ねばいいのにと怒りが湧いた。

  • ホラー映画はあまり見ないのでいまいち刺さりませんでした。

  • スラッシャーものを始めとしたホラー愛溢れた作品。
    これらの映画はあまり好きではないのだが、見てみたらおもしろいのか?見方によるのか?なんて考えながら読んだ。作家の三津田先生が好きなので世界観をもっと知りたい気持ちもあるかも。
    描写はかなりグロテスクで読むのが精いっぱい。映像だったらかなりトラウマになりそう。
    でもしっかりミステリ要素や最後につながる伏線がちりばめられてて、予想ができていた部分もあったけどそれも織り込み済みで完成度がとても高い。メタ系は苦手意識があったけどちゃんと考えれば理解できるものでよかった。完成度の割に評価が低いとも感じた。

    二次文庫用の要素(付録)もあってこちらを買ってよかった。

  •  ホラー作家の一藍が作った廃園を探索する番組に参加した俳優、女優、スタッフたちがそこに潜む『影』によって次々に惨殺されていくスプラッタホラーが主なストーリーだったが、その背景にメタ要素や名作ホラー映画のオマージュがふんだんに盛り込まれていて「いつもとは毛並みが違う三津田信三作品だな。」という風に感じた。終盤で明かされる「影」の正体や動機はホラーの魅力故に、という感じで良かったが、終わり方が消化不良感が否めなかった。というよりは、続編ありきで作ったのかもしれないが…

  • うーん。分かったような分からなかったような。。

  • グロかった…
    スプラッタ系苦手なのできつかった…
    犯人は途中からなんとなく予想がついていたのが当たって安心

    生垣の迷路の向こう側からずっと「おーい」って言われるのが怖かったな
    そういう怖さが好きなんだと再確認

  • ヒグチユウコさんが表紙だったのでつい買っちゃった。完全なるジャケ買い。もちろん三津田さんの作品もいくつか読んだことがあって、今までは怪異的なやつしか読んだことなくて…こんなにグロいの書くなんて(泣 残虐シーンは飛ばして読みました笑

  • B級ホラーの味わいが楽しい。読み通した後でもう一度読み直すと登場人物がみんな可愛くて可愛くてたまらない気持ちになります。もはや愛玩動物の可愛いところ百連発動画のような感覚。殺人描写にも力が入っていて読んでいてワクワクするけれど、人ってこれだけのことをされてもショック死とかしないもんなのかなという疑問がわいた。致命傷じゃなければ結構元気なのだろうか。

  • はっはっはっ笑
    これはそうだなB級ホラー映画的なノリだ
    私には最初の方で犯人わかっちゃったぞ
    仕掛け人もわかっちゃったぞ
    グロい拷問はかなりグロいのでその表現力は
    作者がこだわってチカラ込めてるのがわかる
    夢に出そうだよ
    タイトルが好きですね
    私的最大のポイントは
    ヒグチユウコさんの絵が表紙だったこと。
    この本の舞台の世界観がこれをもとに映像として脳内に描かれたことが読了に繋がったことは
    大袈裟ではない。

    冷酷な風の感想でした

  • ホラーというかなんというか...
    いや、ホラーとして書いたんでしょうけど
    どっちかというとアクション作品みたいなノリですね
    ホラーとして読むとがっかりすると思います
    殺人シーンはかなり残虐だけど
    全然気持ち悪くも怖くもない
    ただかなりテンポ良く読めるので
    残酷シーン苦手な人もスラスラ読めそうな気がする
    作者自身も楽しんで書いたと言っていますが
    ノリノリ感が伝わってきます
    私も楽しく読めました

  • わかるよ、書いてる本人最高に楽しかったんでしょうね。
    ご本人がハマってきた古典ホラーのオマージュ満載で。
    民俗系と違って楽しんで書いてるのがよく分かります。

    その分読者は肩透かし。
    ホラーというより作者の笑顔が思い浮かぶ。

  • なんと名前が独特なことか

  • 店頭選書本
    913-M
    文庫

  • 率直な感想としては「なんだよこのオチは…」って感じ。
    すごく消化不良

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著者プロフィール

三津田信三
奈良県出身。編集者をへて、二〇〇一年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。『水魑の如き沈むもの』で第十回本格ミステリ大賞を受賞。主な作品に『厭魅の如き憑くもの』にはじまる「刀城言耶」シリーズ、『十三の呪』にはじまる「死相学探偵」シリーズ、映画化された『のぞきめ』、戦後まもない北九州の炭鉱を舞台にした『黒面の狐』、これまでにない幽霊屋敷怪談を描く『どこの家にも怖いものはいる』『わざと忌み家を建てて棲む』がある。

「2023年 『そこに無い家に呼ばれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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