メデューサの首 微生物研究室特任教授・坂口信 (角川ホラー文庫)

  • KADOKAWA (2024年5月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784041139882

作品紹介・あらすじ

微生物研究者の坂口信は、恩師が遺したウイルスを大学の保管庫で発見する。
それはインフルエンザの感染力と狂犬病の致死率を持つ脅威の殺人ウイルスだった。
ワクチンはなし、感染すれば凶暴化した後に自らをも喰らって死ぬ。
即刻処分を決めるも一部が何者かに奪われ、全国民が人質の地獄のゲームが開始されてしまう……。
テロリストの目的は何なのか? 坂口は毒舌女刑事・海谷と共に犯人の行方を追う! 驚愕のシリーズ第1弾。

感想・レビュー・書評

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  • 内藤了『メデューサの首 微生物研究室特任教授・坂口信』角川ホラー文庫。

    またしてもヤラれた。今年になって既読作の再刊を購入してしまうのは2度目だ。本作の場合はタイトルを変えられていないので、完全に自分のミスではある。

    2019年に幻冬舎文庫から刊行された同名作品を大幅加筆・修正だと。角川ホラー文庫から今月は2作同時刊行とは珍しいと思ったら、その裏にはこんなことがあろうとは。しかも、5年前の幻冬舎文庫版は650円だったのに、この角川ホラー文庫版は780円と130円も値上りしているではないか。

    と、文句はここまでにして、再読してみよう。

    65歳になる微生物学特任教授の坂口信を主人公にしたバイオ・ホラー・サスペンスという感じ。坂口の亡き恩師の如月が自ら合成し、大学の研究所に残したウイルスというのが致死率100%のゾンビ・ウイルスで、それが謎の組織に奪われてしまうというストーリーである。

    そして、インフルエンザの感染力と狂犬病の致死率を持つ、恐ろしいゾンビ・ウイルスを使ったテロが仕掛けられるのだ。人類の存亡を賭けた闘いに挑む、特任教授の坂口信。

    確かに大幅に加筆・修正されており、幻冬舎文庫版よりは面白くなっている。しかし、シリーズ化するための加筆・修正であることが余りにもあからさまだ。

    本作の中に金の価格が1g当り4,500円という記述があるが、現在は13.000円を超えているはず。どうせ加筆・修正するならば、こうした細部にも気を遣って欲しいものだ。

    本体価格780円
    ★★★★

  • はじめましての作家さんかな?
    面白くて一気読みしてしまった!明日は予定あるのにぃ〜と葛藤しつつも敗北し完全に寝不足。

    これシリーズなの?また先生出てくるのかな〜

    事件自体は呆気ない感じもあるけど、それよりも坂口先生が魅力的だった。あとケルベロスもいい味出してる。

  • 途中からスピード感が溢れ、世界観に引き込まれました。

    それにしても、ウイルスってすごいですね…

  • 幻冬舎文庫の加筆改訂版。

  • いつくるか。いつくるか。と待ちながら読み耽ったが、いつかは来なかった。

  • 展開がスピーディーで面白かった。
    あんなゾンビウィルス怖すぎる!

  • 前に一回読んだものの、再読。続編が出ているので復習。
    内藤了さんの作品はいつでも怖いけど、コロナ禍の後に読むとこのお話しはより怖かった。
    内藤了さんの書く女の人が好きなので女の人が主人公の話が面白い。これば初老?の男の人の話だけど、魅力的なおじさんなのでいい。

    • きたごやたろうさん
      「いいね」ありがとうございます。

      すごい!
      内藤さん祭や笑!
      「いいね」ありがとうございます。

      すごい!
      内藤さん祭や笑!
      2025/10/31
  • 内藤先生の新しいシリーズ物。
    ウイルスの研究を行っている大学教授の話。
    内藤先生の作品はどれも読みやすくスラスラ読めてしまう。ライトな書き味の中にある生々しい表現はその光景を安易に想像出来て背筋がぶるっとする。
    普通の大学とは違った、セキュリティが万全過ぎる大学の設定にそれに付随したケロベロスと呼ばれる裏門の守衛3人のキャラも良い。
    感染力の高いゾンビウイルスが拡散されるという事件自体はどこか二番煎じな気もするが、坂口先生初め、助手や坂口ファミリーの掛け合いが好きで最後まで読み進められた。
    続きはまたこのゾンビウイルスを使うのか、はたまた違ったウイルスが出てくるのか、何にせよ内藤作品は追いかけ続けようと思う。

  • すごく面白かった。
    ヤバいウイルス見つけちゃった、悪者に狙われた、テロ阻止するぞっていうラインはシンプルでわかりやすい。でもちゃんと魅せる。登場人物みんなちょっと怪しいんだけどみんな結果正義感のある人だし、主人公家族の繋がりも良かった。そう、キャラがみんな良かったんだよ。ケルベロスもいい。第一線の子供達もいい!

    あと、そこ!?って感じだけど、海谷と捜一の刑事のやりとりが好きだったんだよね!

    2025.12.28
    225

  • 微生物研究者 坂口信シリーズ第一作。
    医療系のミステリーが読みたいと思って購入。
    内藤作品は表紙も好きでジャケ買いしてしまったが
    今が旬のウィルスを扱っていた点や、緊迫感のある
    進行で一気読みしてしまった。
    ちなみに二作目は発注済みで到着待ち。

  • 2024 10/19

    面白かったです!
    劇中で起こっていることがコロナと重なって、そこら辺が妙にリアリティがあって怖かったし、
    実際に武漢で秘密裏に作られていたコロナウィルスが本当に流出してしまぅて世界にばら撒かれて、それが変異し続けていて、人間を殺す、っていうならば、
    この小説で書かれていたゾンビウイルスがやはり人の悪意でそれがばら撒かれたらどうなるかなんてわかりきってるのに、こんな風になるのだろうな、とか思いながら読んでました。

    うさぎ小屋あたりの辺は本当に読んでて怖かったし、どうなるのだろう?と読んでて面白かったし、緊張もしました。

    だから、ちょっと最後の方の事件の失速具合が残念だったかな?な感じがします。
    あのままウイルステロみたいな感じで行って欲しかった。

    それが唯一の残念ポイントで、他は登場人物も世界観も私好みで読んでて楽しかったです。
    ケルベロスと、ほかのシリーズになるけど、三婆ズとは気が合いそうだな、と読んでで思いました。笑

    それにしても続く、とあったけど、この物語続くのか!
    次はどんな事件が起こるのか楽しみです!

  • 大風呂敷広げた割にコンパクトな事件で終わった。
    女刑事がタメ語なのか敬語なのかフラフラしてて、そこは内容関係なくモヤっとしたかも。

    これからシリーズ化したくてキャラクターの顔見世的なものだと言われたらまぁ…
    薄くて高い本だった。

  • 幻冬舎文庫の加筆改訂版。

    さて、シリーズとして展開することになったらしいので、続きを楽しみに待つとしましょうか(^_^)

  • 正義ってなんだろうと思ったのと反面、研究者の在り方を考えさせれたなと思いました。
    自分は一般人ながら医療従事者として働いていて研究者がいてこその病気がどうなるかが解明されてきてることがわかって感慨深くなった
    話も面白くて感動しました。
    奥さんを大切にしようと思ったりする場面は誰でもどの相手でも考える必要がある

  • 微生物シリーズ第1巻。

    読んだことあると思ったら、幻冬舎文庫版を3年前に読了済だった。
    おそらくシリーズ化されるためか、大幅に加筆・修正されたらしいが、何が変わったのかは分からず。

    3年前の感想と同じく最初は読みづらいが、中盤以降はサクサク進んでいく。

    続編があるとのことなので、切迫流産の妻のために頑張るチャラのその後も出てくるといいな。
    ゾンビ・ウイルスも再登場しそうな予感。

  • 2024/11/30
    あれ?これ読んだな?と思ったら加筆修正版でした。
    しっかりは覚えてないけどいい感じに終わった記憶がある。とは覚えていたので安心して楽しめた。
    このケルベロスはいいケルベロス。
    老人3人組好きよな。
    そしていい感じに書くよな。

  • 実験動物だけじゃなかったらどうしよう、パンデミックが起きたらどうしようと思い続けていた。

  • 初めて読んだが、真っ直ぐなサスペンスものだった
    ほかのシリーズがおどろおどろしいから、逆に新鮮でした

  • ハイブリッドウイルスという、よくゲームや外画でありがちなお話ですが、とても読みやすく直ぐに読み終えれました。起承転結が分かりやすく登場人物とストーリーがスッと入ってきます。
    このシリーズは新刊が出たら継続して読みたいです。

  • 定年を過ぎた男性が主人公とは珍しい。

    大学の研究所に残されてたウイルスを発見して、それが盗まれてしまうというお話。お話の題材的には、珍しくもなんともないですが、何時そのウイルスが世に出てしまうのか、何度もその危機が訪れて、その度に、緊張して読みました。

    心理描写から、坂口先生の焦りとか不安がダイレクトに伝わってきて、読んでるこちらも、一緒にハラハラして、おかげで最後の安堵感は半端なかったです。

    そして、やっぱり登場人物がいいですよね~。ケロベロスも子供もどっちも安定の3人組でした。お米はいつになったら上手に炊けるようになるのでしょう。最後まで、洗剤を使わないということに気付かせてもらえないのが、なんとも気の毒でした(笑)。

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著者プロフィール

長野県出身。長野県長野西高等学校卒。2014年、「ON」で第21回日本ホラー小説大賞読者賞受賞。同作を改題した『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。16年、同シリーズがテレビ化される。以降、緻密な取材に基づく、大胆なストーリー展開が多くの読者を魅了する。著書に「憑依作家雨宮縁」シリーズ「東京駅おもてうら交番・堀北恵平」シリーズ「警視庁異能処理班ミカヅチ」シリーズ等多数。

「2025年 『火之神の奉り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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