はざまの万華鏡写真館

  • KADOKAWA (2023年11月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784041140154

作品紹介・あらすじ

ここは、万華鏡写真館。

大切な人に届ける写真。
人生最後の記念撮影。
未来の自分。過去の自分。現実ではありえない瞬間……。

どんな写真も、ぼく、リューにお任せください。
さあ、どうぞ中に入って。
あなたが「必要としている」1枚をお撮りいたしましょう。

ただし、その写真をお渡しするかわりに――、
“あるもの”をいただきます。

「銭天堂」で大人気!廣嶋玲子が贈る、ダークファンタジー

みんなの感想まとめ

独特の世界観を持つ万華鏡写真館では、少年リューが訪れる人々の「必要としている1枚」を撮影します。この写真は、未来や過去、現実を超えた瞬間を捉え、受け取るには大切なものを引き換えにしなければなりません。...

感想・レビュー・書評

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  • ノリにノッている廣嶋玲子さんの新しいシリーズ。
    まだ一巻しか出ていないけど、きっとシリーズになるはず。
    訪れた人の本当の姿、望んでいる姿を映してくれる写真館。廣嶋さんならではの優しさと暖かさと、少しの毒、闇が混在して、なんともいえない余韻を残してくれる。
    早く続きが読みたい。

  • 廣嶋玲子さんの新作!
    エピローグを読む限りは、シリーズ化…するのかな??という雰囲気。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    万華鏡写真館は、リューという少年が「お客様が必要としている1枚」を撮ってくれる場所。
    現実ではありえないその写真には、未来も過去も現世も幽世も超えて、お客様が本当に必要にしているものが写る。
    その写真は、お客様の大切なものと引き換えに、手渡されるのだった…

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    オムニバス形式なところは、「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」や「十年屋」シリーズとおなじなので、既視感が強いのは否めません。
    特に本シリーズは、魔法が出てきたり洋風な雰囲気もあるので、十年屋シリーズに近い感じです。
    ただ、写真館の少年・リューの過去(「カメラ」というお話で明かされています)を読むに、十年屋シリーズよりもせつなさが漂います。

    いくつものオムニバスを書けるのは廣嶋さんの良さではありますが、ちょっと似たような話運びのシリーズが多くなってきてしまい、パターンが読めるお話もあるのが惜しいです。

  • 私は元から廣島玲子さんのシリーズが大好きで、その一環として読み始めました。とても鮮やかな表現で、神秘的で透明感ある作風がほんとに好きです!写真館という設定も、登場人物の設定も毎度センスが良すぎて尊敬します。

  • 大切な人に届ける写真、人生最後の記念撮影、未来や過去の自分、現実ではありえない瞬間…。客が「必要とする」1枚を撮ってくれる写真館。暖かさのなかにもチクっと刺さる毒があったりして、どのお話も面白かった。なかでも、リューが写真館の主になるまでのお話が好き。挿絵も綺麗でした。シリーズ化すると良いなあ。

  • 1時間もあれば読めてしまうがあたたかな気持ちになれる一冊。今まで読んだ作品の中で1番好きな内容だった。リューが生まれる話や婚約者が申し分のない男性なのに結婚に躊躇いを感じる女性が写真に婚約者ではない行きつけのマスターが写っていて婚約を解消した話は何故??と思ったが元婚約者が写真館を訪れた話で複数の女性の憎悪が写し出され彼女は両親に守られていたんだなと分かる。人間以外のお客様も写真館で撮ってもらい、代償に自分が大切、価値あるものを差し出すという、それぐらい同等の、持っている物以上の価値がある写真。日常においてもこの選択が今他のものを手放してでも得たいものなのか、貴重な時間をこれに費やしてもいいのか考えて生活していきたい。

  • 廣嶋玲子さんの作品は児童書なのかどうなのか分かりづらいものがあって,手に取るかどうか悩む時がある。この作品も角川つばさ文庫からの単行本なので児童書なのだろう。
    しかし内容的には子どもが読んで面白いようには思えない。謎である。

    あの世とこの世の間にあるらしい写真館では依頼者の本当に取りたい写真を撮ってくれる代わりに依頼者の大事なものを差し出さなければいけない,と言う話。
    「記念写真」
    「連写」
    「尋ね人」
    「ポートレート」
    「証明写真」
    「カメラ」
    「エピローグ」

  • リューの生まれた話もよかったし、駆け落ちする話もよかったなぁ。
    廣嶋玲子さんの作品にハズレはない。

  • 小5長女と完読。
    面白い!

  • 立ち読みしてブックサンタに寄付してきました。本自体が綺麗だしダーク過ぎない?不思議系で面白そう。

  • いろんな話が詰まった本。特に結婚詐欺師が結局亡霊から報いを受けて事故で亡くなったことはすごく心に残りました。やっぱりそうゆう犯罪を犯した。人には報いは当然と思う。

  • 泣いた………。
    あの、あの捨てられちゃった男の子の…あの、あれ……。
    あのオチ抜きにしてももう泣ける…。

    からのあの美しい女性と駆け落ちしたあの…あれも、いいね………。

    早くも続編がありそうな終わり方でワクワクが止まらん。

  • 全ページカラー刷り。縁取りが額縁のようできれい。現世と幽世をつなぐ写真館。

  • 廣島玲子さんの新作!
    差し込まれた挿画もカラーで綺麗。
    必要とする写真を撮ってくれる不思議な写真館。
    主が少年リューというのも雰囲気があっていい。
    1話目があたたかな感じだったので、そういう雰囲気なのね、と思ったら、そうとばかりはいかないのが廣島玲子さん。
    2話目のシャロくんは、きっとそうだと思っていた。
    こういう予想が当たるとなんだか嬉しい。
    イン氏の話はまったく想像できなかった。
    ああいうの大好き。
    リューが写真館の主となる経緯が語られる最終話も美しい。ぜひともシリーズ化してほしい。

  • リユーの正体のはなしが特に感動しました!

  • かんどうします。

  • リューは、そういう生まれなんですね。

  • 4年から。写真館にであった人に、必要としているものの写真を撮るリュー。代わりに、ある大切なものをお代として頂いていく。最終章に大切な設定が書かれているので、次作が楽しみになる。魔石館シリーズよりもキャラクター寄りで、されど落ち着いたキャラクターは少し大人びた4年生からおすすめ。

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』、『おっちょこ魔女先生』、『盗角妖伝』、「怪奇漢方桃印」シリーズ、「秘密に満ちた魔石館」シリーズ、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2023年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂1・2・3(3冊セット)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

廣嶋玲子の作品

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