ひとり旅日和 幸来る! (5)

  • KADOKAWA (2023年11月24日発売)
3.56
  • (30)
  • (79)
  • (87)
  • (14)
  • (3)
本棚登録 : 986
感想 : 71
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041140178

作品紹介・あらすじ

人見知りで要領の悪い日和は、なんとか滑り込んだ就職先でも叱られてばかり。
会社を辞めようか悩んでいると、社長から気晴らしに旅に出ることを勧められた。
初めて行った熱海で、ひとり旅の魅力にとりつかれ、どんどん行動範囲を広げていく。

日和は、仲の良い会社の先輩・麗佳の結婚を機に、これまで貯金をしてこなかったことに焦りを感じる。
今後は計画的に旅をしようと心に誓い、9ヶ月我慢したのちに選んだ行き先は石川・能登『のとじま水族館』!
お目当ては日本でジンベエザメを飼育している水族館をコンプリートすることだった。
その後も土地のおいしいものに舌鼓をうち、春日山神社、海釣り、笹川流れ遊覧船など、旅を大満喫する。

ある日、麗佳から、想いを寄せる蓮斗が転勤をするという話を聞く。
本人と連絡を取っているにも関わらずその素振りはなく、
教えてくれなかったことにモヤモヤしていたが、それには理由があって――。

今回の旅先は石川、新潟、山口!

みんなの感想まとめ

ひとり旅を通じて成長する主人公の日和の姿が描かれる本作は、旅行の楽しさや予期せぬ出来事を通じての自己発見が魅力です。シリーズ第五弾では、能登や新潟、山口など日本海側の美しい風景が舞台となり、地域の復興...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズ第五弾。

    主人公・日和が、ひとり旅を通して成長していく姿を描くシリーズ。
    この巻では「能登」(第一話)「妙高」(第二話)「村上・新潟」(第三話)「山口」(第四話)を訪れております~。

    第一話で、被災する前の能登の様子が活き活きと描かれていて、ちょっと切なくなりました。
    日和も訪れた〈のとじま水族館〉のサイトを見てみたら、目玉のジンベエザメの展示も先月から再開されたりと、まだ完全ではないですが徐々に復旧してきている模様ですね。
    水族館だけではなく、能登の地域に元の活気が戻ってくるように復旧を願いながら読みました。

    第二話と第三話は、二話続けて新潟県の旅。
    天候の関係で予定していた「笹川流れ遊覧船」が欠航になってしまったりと、想定外の事態で(天候は想定しておいた方がよいと思うけど)現地でプラン変更を余儀なくされる場面も・・とはいえ、こういう時に融通が利くのが、ひとり旅の良さですけどね。
    因みに、公共交通機関を利用しての旅が多い無免許の私としては、”旅先の電車・バスの本数少なすぎ問題”も大いに頷けるものがありました。

    ところで、旅以外の注目要素(?)でもある日和と蓮斗の仲ですが、先輩の麗佳から蓮斗に関する"ある事情"を聴いて勝手に失恋したような気になってしまう日和。
    第四話の旅先・山口("瓦そば"が気になる~)で見つけた遊園地(どうも日和は、ヤケになると"ひとり遊園地"に行く傾向があるようです(;'∀'))で、ひとり観覧車に乗り込もうとした直後に・⋆..:*・⋆༶⋆˙⊹(BGM「LA・LA・LA LOVE SONG(古っ・・ていうか、メリーゴーラウンドじゃなくて観覧車やし!)」.。.:*・°♡.。え~・・続きは本書にてお楽しみ頂くというとこで♪
    まぁ、よござんした(´艸`*)

    ということで、今回も楽しく疑似旅体験させて頂きました。
    丁度続きの巻が発刊されたばかりのようですね・・後日図書館に予約してこようと思います~。(買わんのかい!)

  • ひとり旅シリーズ第5弾。
    テーマとはいえすごいペースで旅行行ってるな~と思ったら、ちょっと節約しないと…。って言葉が出てきて、そりゃそうだよ~と突っ込んでた。
    行先は能登(石川)、妙高(新潟)、村上(新潟)、山口、お酒が呑めると東北は楽しいかも。自分としては瓦そばに惹かれた。
    そして急展開で蓮斗とついに想いが通じた。
    よかったけど、もうちょっとお互いに気持ちを伝えたほうがいいよ。賭けとかじゃなくて…。とか思っちゃいました。あ~ピュアな気持ちが抜けてるかもしれないけど。

  • ひとり旅日和の第五弾。表紙のテイストが似ている(統一感あって良いのですが)ので、ナンバリングしてほしいと思うのは私だけでしょうか?最初に手に取った時に読んだことあるやつかそうでないか分からなくなります。。

    自分も昔はひとり旅してたので、当時のことを思い出しながら読むのがたのしかったですが、一作目の頃より格段に成長している主人公の姿に頼もしさを覚えます。

    一作目で出会った気になる彼氏が今回あまり登場しないのでどうしたのかと思ったのですが最後まで読んでなるほどそういうことかと思いました。新たな局面となってこの先の展開がまた楽しみです。

  • 今回は日本海側が中心のお話が多かった。
    私は酔いやすいので、日本百景にもなっている笹川流しの遊覧船には乗れないな...。
    今度新潟へスノボしに行くので、出てきたお酒がぽんしゅ館にあれば飲んでみよう。越後おやじ気になったな~

    能登編に出てきた重蔵神社は震災で鳥居が倒壊してしまい、イカのモニュメントも今は修繕中で見れないみたい。震災の爪痕が重々しく悲しい。
    復興したら是非とも見に訪れたいな。

    山口編ではついに蓮斗との関係に進展が!?
    ここら辺は一気に読みきってしまった!
    フグ料理で豪遊したいなー。

    • なつさん
      そうなんですね!情報ありがとうございます。
      そうなんですね!情報ありがとうございます。
      2024/02/18
  • シリーズ第5弾。
    前巻からそのような予感はしていたが、本作中も読者はずっと引っ張られ、やっと!最後の最後で日和と蓮斗の間に進展が。この作品らしい爽やかな雰囲気でとても好感が持てた。
    今回の旅行先は石川、新潟、山口。いつもの通り美味しそうな郷土料理や、主人公と一緒に旅行をしているかのようなローカルな雰囲気をたくさん味わえた。改めて日本国内でまだまだ行かなくてはならないところがあるなぁと自分の今後の旅行の楽しみも増えた。蓮斗の九州転勤に伴い、次作ではそちらの方面の旅になるのかな。楽しみにしたい。

  • 第一話がいきなり能登で、日和ちゃんが旅した風景は、いまは見られないのかもしれないと思ったら少し切なくなる。でもきっと必ず元の姿を取り戻す。一日も早くその日が来るように応援し続けるしかない。
    物語の方は、今回も大波もなく順調。流れのままに恋もうまくいく、という感じ。これはもうこの作者さんの定石なので受け入れるしかない。
    新潟・村上の大洋盛は自分も好きなお酒なので、出てきてちょっとにんまりしてしまった。

  • シリーズと知らず手にとって読んだけど、今作だけでも普通に読めました。恋の駆け引きとかあったみたいだけど、相手の人は最後の話になるまで全く登場しないし。
    読み進めるうち、なにやら違和感を感じて、途中その正体が「令和の価値観」であることに気づいてしまった。
    コロナで青春時代を奪われ対人機会を徹底的に奪われた人の恋愛事情ってこんな感じなのか。
    親子間の仲も良く、デジタルネイティブであるものの、圧倒的に対面スキルが低い。

    ひとり旅に何を求めるかは千差万別とは思うものの、私はもっと人との触れ合いや孤独感のある時に人によって癒されたりするそんな世界が好きなんだなあ、と再認識した。この本は孤独が強すぎて、それに主人公が無自覚であるように思えてどうにも読みづらかった。

  • ずっーとこのシリーズは読んでいるが、今回からようやく、日和と蓮斗の関係性に進展が!!!
    でも、思うけど、この人らの恋愛って30代の大人の恋愛って言うか、中学生の恋愛見てるようでめちゃくちゃもどかしい!!!
    はよどっちか、グイグイ行けぇ!(日和はいけないから、蓮斗なんなん!??)って蓮斗にイライラしたり。笑笑
    きっと、作者さんが純新無垢なんだろうなぁと思ったり。笑笑

    作中、旅グルメが頻繁に出てくるので、お夜食が食べたくてしょうがなかった〜飯テロ小説界ナンバーワンだと思われる!!!笑笑

  • はい、おめでとうございます〜
    やっと結べましたか。

    輪島とか、もう今は違う景色になってるんだろーなー。
    山口は行ってみたくなった。
    他はあまり興味が無い観光地だったから
    流し読み〜

  • 日和ちゃんシリーズの第5段。今回は日本海編と行ってもいいんではないでしょうか。

    1人旅もしっかり板についてきた。
    旅は予定通り行かないもの。
    そんな急な変更に対しても柔軟に対応できるようになったなんて!
    成長しかない。

    毎回思うけども、お酒が飲めるって羨ましい。
    お酒が飲めると幅が広がる。
    いいな。

    蓮斗さんとの展開もよき☆
    いいな。いいな。


  • ひとり旅日和第5弾!
    毎回旅情をかきたてられる。
    第一話「能登」。
    初版発行2023年11月24日。
    賑やかな輪島朝市の光景に胸が痛む。
    本書から、
    「景勝地が天災に見舞われて美しさを失うこともあるだろう
    あらゆる意味で旅は一期一会」
    旅して応援に行こう‼︎

  • シリーズ5作品目。
    前半は日和の旅の場面が多く、蓮斗の登場シーンが思ったより少なかったため、どんな展開を迎えるのかと思っていた。
    しかし後半からの山口への旅行の場面…。ひとり旅をしていた日和の前に、突然蓮斗が現れ、2人で旅を進めていく場面からスラスラと読み進めてしまった。
    お互いに慎重だった2人。もともと転勤になると分かっていて、最初から遠距離恋愛になると分かっていた状態で告白することに不安があった蓮斗の気持ちも頷ける気もする。
    ひとまずハッピーエンドで見届けることができて良かったなぁ♪続編希望!

  • 図書館でたまたま手にした本です。
    「居酒屋ぼったくり」の著者、秋川滝美さんの本なので、借りてみました。
    一人旅もいいですね。そして、各地の美味しいものを食べるのも好きです。

    今年のGWは、九州に行くので、九州の無いかな?と、このシリーズもリクエストをかけました。

    この本は、シリーズ5作目なんですね。
    勘違いして、これが1作目と思い、2作目、3作目をリクエストしてしまい…慌てて、1作目と4作目もリクエストをかけました。

    微妙な関係のひとり旅仲間の彼と、この5巻で両思いになる。めでたい本です。

  • 【収録作品】
    第一話 能登 極上刺身定食
    第二話 妙高 ドロエビと新潟味噌
    第三話 村上・新潟 村上牛と日本酒呑み比べ
    第四話 山口 瓦そばとフグ

    恋の行方は…とこのシリーズでは案ずる必要はなさそう。
    第一話で能登、ときたのがなんとも…… 

    それにしてもどこか行きたいな~

  • しばらく学術書ばっかり読んでいたので、普通の本を読んだりレビューを書く勘を戻したくて、読み慣れたシリーズに手を出しました。

    人見知りを直したくて始めた一人旅。入社七年目になって、旅慣れて。もう「人見知り女王」なんてあだ名も返上出来つつある日和。今回も能登や新潟、山口などなど、美味しいものを満喫する一人旅に出かけます。作中でもコロナが明け、今回は遠いところに行っているなあ、というのが最初の印象です。そして!副題の通り、長かった日和の蓮斗への片思いも動きがあります。読む前から副題を見ていて、薄々そう思ってはいたのですが、実際読むと……。いやここからは内緒。ネタバレつまんないですものね。日和の旅の成長を今回とても感じたのは、時刻表を見ながら臨機応変に旅程を組み替えて、楽しく旅をしているところ。最初の方ならこんなふうには行かなかっただろうな、旅の腕前が上がっているんだなと、よくわかります。西村京太郎さんのトラベルミステリでも時刻表は大活躍ですが、殺人や怖い事件が起きない日和の旅でも、やっぱり時刻表は必須で、こんなところも時刻表ファンには嬉しいところです。
    続きが既に出ているようなので、(嘘です!今月発売されるようですね。もう出てるのかと勘違いしちゃいました。)早速図書館で予約をしてきましょう。楽しみに待つシリーズがあるというのも、本好きにはいいものですね。

  • 旅の過程を追いかけながら自分も旅に行きたくなる欲をかきたてられるような気分になった。
    食べ物の表現はどれも本当に美味しそうで、行ったことのある金沢はその情景を思い浮かべながら読んでいたのでいつしかヨダレが…

    最後はなんとなくしりすぼみ感があったのでもう少しなぁ、と。

    でも、読んでいるあいだはたっぷり旅気分にひたれたので満足。

  • これにて完結?
    それともまた続くのかな?

    最初の旅が能登で、
    にぎやかな朝市の風景が切なく感じた。

  • ドロエビ、新潟味噌、日本酒飲み比べいつか新潟に行きたい。
    しかし日和の恋が成就して良かったね。

  • やっと日和の恋愛が進展したぁ
    ひとり旅、私ならもっぱら新幹線や電車、バスを頼るな。レンタカーしようと思える日和は強いと思う。
    日本酒やおつまみは名前を出してくれているから、飲んでみたいお酒をメモメモ。
    越後おやじってスーパーとかじゃ流石に置いてないよねえ

  • 今回は石川、新潟、山口の旅。
    毎回旅の楽しい気持ちとご飯が美味しそうで、一緒に旅行した気分になれます。

    あまりに日和の蓮斗に対する態度が受身すぎてヤキモキしてしまいました。でも最近の旅慣れですっかり忘れてましたが、かなりの人見知りだったんですよね。蓮斗は蓮斗で付かず離れずみたいな感じだった理由がやっと判りました。

    付き合っていきなり遠恋は厳しいけど、今度は二人旅を読みたいです。

全63件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」にて出版デビューに至る。他著書に「居酒屋ぼったくり」(アルファポリス)他、「幸腹な百貨店」(講談社)、「放課後の厨房男子」(幻冬舎)などがある。

「2020年 『居酒屋ぼったくり5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

秋川滝美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×