ひとり旅日和 幸来る!

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 264
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041140178

作品紹介・あらすじ

人見知りで要領の悪い日和は、なんとか滑り込んだ就職先でも叱られてばかり。会社を辞めようか悩んでいると、社長から気晴らしに旅に出ることを勧められた。初めて行った熱海で、ひとり旅の魅力にとりつかれ、どんどん行動範囲を広げていく。日和は、仲の良い会社の先輩・麗佳の結婚を機に、これまで貯金をしてこなかったことに焦りを感じる。今後は計画的に旅をしようと心に誓い、9ヶ月我慢したのちに選んだ行き先は新潟・能登『のとじま水族館』!お目当ては日本でジンベエザメを飼育している水族館をコンプリートすることだった。その後も土地のおいしいものに舌鼓をうち、春日山神社、海釣り、笹川流れ遊覧船など、旅を大満喫する。ある日、麗佳から、想いを寄せる蓮斗が転勤をするという話を聞く。本人と連絡を取っているにも関わらずその素振りはなく、教えてくれなかったことにモヤモヤしていたが、それには理由があって――。今回の旅先は新潟、山口!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第5弾。
    前巻からそのような予感はしていたが、本作中も読者はずっと引っ張られ、やっと!最後の最後で日和と蓮斗の間に進展が。この作品らしい爽やかな雰囲気でとても好感が持てた。
    今回の旅行先は石川、新潟、山口。いつもの通り美味しそうな郷土料理や、主人公と一緒に旅行をしているかのようなローカルな雰囲気をたくさん味わえた。改めて日本国内でまだまだ行かなくてはならないところがあるなぁと自分の今後の旅行の楽しみも増えた。蓮斗の九州転勤に伴い、次作ではそちらの方面の旅になるのかな。楽しみにしたい。

  • やっとハッピーエンド。でもここに来るまで、結構ジリジリ。パワースポットをいっぱいめぐった甲斐?があったかな?山口を選んで良かったね。でもまさか鍾乳洞がダメとは?でもそのお陰で蓮斗との中も深まったし。さて、これからのひとり旅はどうなるのかな?たまぁにふたり旅かな?勿論続きますよね❕日和の旅していないところは、沢山のあるのですから。

  • 日和さんのひとり旅はますます頼もしくなって、天候不良で川下り?が欠航になってもへこたれず、閉所恐怖症で秋芳洞を一度は逃げ出してもリベンジする姿に、最初の頃との違いを感じました。蓮斗さんとの恋愛も波乱はありますが、微笑ましい展開で、さらに続きが楽しみです。

  • 今後は計画的に旅をしようと心に誓った日和。
    9ヶ月我慢したのちに選んだ行き先は新潟・能登
    「のとじま水族館」!春日山神社、海釣りと、旅を
    満喫する。ある日、想いを寄せる蓮斗が九州に
    転勤するという話を聞いて…。

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著者プロフィール

2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」にて出版デビューに至る。他著書に「居酒屋ぼったくり」(アルファポリス)他、「幸腹な百貨店」(講談社)、「放課後の厨房男子」(幻冬舎)などがある。

「2020年 『居酒屋ぼったくり5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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