- KADOKAWA (2024年8月23日発売)
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感想 : 104件
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784041140734
作品紹介・あらすじ
角川ホラー文庫30周年 記念刊行!
――「考えうる、最大級の恐怖を」。
たったひとつのテーマのもとに、日本ホラー界の“最恐”執筆陣が集結した。
澤村伊智×霊能& モキュメンタリー風ホラー、
阿泉来堂×村に伝わる「ニンゲン柱」の災厄、
鈴木光司×幕開けとなる新「リング」サーガ、
原浩×おぞましき「828の1」という数字の謎、
一穂ミチ×団地に忍び込んだ戦慄怪奇現象、
小野不由美×営繕屋・尾端が遭遇する哀しき怪異――。
全編書き下ろしで贈る、至高のアンソロジー!
みんなの感想まとめ
多様なホラーの魅力を一冊に凝縮した短編集は、読者を恐怖の深淵へと誘います。豪華な執筆陣が描く物語は、単なる「人間の恐怖」を超え、怪異や不気味な現象が巧みに絡み合います。澤村伊智の作品では、日常の中に潜...
感想・レビュー・書評
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豪華ホラー作家による短編集。
一見「人間が怖い話」のように見せておいて、しっかり怪異でさらっていく。特に印象に残ったのは、やはり澤村伊智の「ココノエ南新町店の真実」である。
とあるドキュメンタリー作家の取材という名目で始まり、途中途中で、編集者と思われる人とのメールのやり取りが挟まれている。
なんの変哲もない街のスーパーで起こった「心霊騒動」にスポットを当て、怪異の正体について取材をしていた女性。平凡な日常を送る店内。ゆったりとしたイートインスペース。休憩中の買い物客。時折り見かける「おかしな」客。どこを切り取っても、当たり前が溢れていた。
徐々に滲み出す不穏。狂い出す文体。緊迫さを通り越し滑稽さを露呈する編集者からのメール。
そして、とんでもないオチ。
誰一人救われない、最低最悪であることに変わりはないが、最高の物語だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
澤村先生と一穂先生の短編が好み。しかし長編のスピンオフ的な作品も収録されてて少ししょんぼり。ちゃんと知ってたらもっと楽しめるかも!久々のホラーだったけど、文章だからこそじわじわと迫り来る恐怖にどきどきした。
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ホラーだわ、の一冊。
久々に夢でうなされたほどのアンソロジーはホラー以外の何ものでもないっていうぐらい直球のホラーだわ。
スーパーでニヤリの澤村さんで好スタートをきり、そのまま恐怖に囲まれていく感じ。
阿泉さんの村の因習ものは安定の世界観。
リングの懐かしさで攻められた鈴木さん。
唯一初読みだった原浩さんも読みやすくてミステリアスな怖さが良かった。
一穂さんもバッチリ、雰囲気も味つけも好みでぶるぶる時間が良かった。
〆の小野不由美さんもさすが。
不気味な暗さの中にぽっと灯りをくれる尾端さんにホッとしたり。
全部楽しめ満足。 -
怖い話いろいろ。
それぞれのカラーがあってよかった。個人的にはスプラッタの怖さより、心理的に追い詰められる系の方が好きかな。 -
ホラーアンソロジー。
原浩さんの『828の1』が好きだ。
それと、どうにも心をつかまれたのが澤村伊智さんの『ココノエ南新町店の真実』
ヨシナガさんのセリフ
「電気バナナが〜〜〜すだ……すだま、さき」
は、たぶん10年は忘れない。 -
2024年8月角川ホラー文庫刊。書き下ろし。澤村伊智:ココノエ南新町店の真実、阿泉来堂:ニンゲン柱、鈴木光司:魂の飛翔、原浩:828の1、一穂ミチ:にえたかどうだか、小野不由美:風来たりて、の潰えるをテーマにした6つの短編。小野さんは、営繕かるかやの尾端が登場して怖い不穏な話が一瞬に日常的な話に変わる様子が心地よい。澤村さんの大掛かりな仕掛けが面白い。他いずれも最怖な作品で、同時発売の堕ちるも楽しみ。
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怖いような怖くないような…?
たまたま目に止まった本だったけど小野不由美さんが好きなので読んでみた。意外な人が出てきて興奮してしまう!もうそれだけで満足ですわ。 -
〜25/7/16
鈴木光司さん凄いさすがレジェンド
リングシリーズ、新リングシリーズ、いつか読んでみたいな。
澤村伊智さんのスーパーのお話はいつもながら面白かったし(好きな作家さんの短編を読むことができると嬉しい)
一穂ミチさんのママ友ホラーはレア感
角川ホラー文庫のラインナップ見に行きたい -
『潰える』は、角川ホラー文庫30周年記念のアンソロジーとして、澤村伊智、鈴木光司、小野不由美ら豪華作家陣の書き下ろし6編が織りなす多様な恐怖が魅力だった。
それぞれの作家の個性が光り、心理的恐怖から超自然的ホラーまで、現代の不安を反映した「潰える」瞬間が鮮烈だった。 -
作家さんを見て購入。
読んでみたら目的の作家さん以外の方の作品も面白かった。
これからシリーズのBOX版が出るんですね。装丁もオシャレで惹かれますが、もう文庫版買っちゃってるし… -
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1つも
捨て
がない
アンソロジー本でした
一穂さんは
ホラーのイメージがなかったので
凄く驚きながら読みました
しっかりと
怖くて
でも暖かさもあって
比べるのは悪いかもですが
小野不由美さんのホラーに
似たところがあって
良かったです
小野不由美さんの
営繕屋が読めたのも嬉しかったです -
「ココノエ南新町店の真実/澤村伊智」
「ニンゲン柱/阿泉来堂」
「魂の飛翔/鈴木光司」
「828の1/原浩」
「にえたかどうだか/一穂ミチ」
「風来たりて/小野不由美」
6話収録の書き下ろしアンソロジー。
同日発売された『堕ちる』同様、豪華な執筆陣で、様々な種類の恐怖を味わえた。
お目当ては、最近推している一穂ミチさん。
期待を裏切らない面白さ。
読み進むに連れどんどん背筋が寒くなっていった。
童歌『あぶくたった』の歌詞の一部『にえたか どうだか 食べてみよう』のフレーズが耳に焼き付いて離れない。
一穂ミチさん、ホラーも絶品。 -
同シリーズ、『堕ちる』より、私にはホラー要素が強く感じた。
「ココノエ南新町店の真実」
・何かわからないものに対する恐れ
・人が狂気に囚われていく様
・何が正しいのかわからないこと
これら三つがうまく組み合わさって、じわりじわりと気味の悪さがやってくる。
ジャパニーズホラーそのものといった、ねっとりと絡みつくような薄気味悪さ。
「828の1」
何かわからない、それが恐怖というものだ。
「これか、なーんだ」「何も意味なんかないじゃん」「全然こわいことじゃなかった」となった後。
背中に迫る死の予感。
ほっとさせて、落とす。
これが怖さを引き起こすテクニックなのだと、以前、お化け屋敷クリエイターが話していたのを思い出した。
「にえたかどうだか」
童歌は意味がわからなかったり、よく考えてみると薄気味悪かったりする。
そんなイメージを上手に落とし込んだ作品。
よくわからないけれど聞こえる声、子供、ボサボサ頭の薄気味悪い隣人。
あぁ怖い怖い…
「あーぶくたったにえたった…」歌ったことがあるから、頭の中で歌が鳴る。
でもよく考えてみると、誰もが知っている童歌じゃないと、頭の中で音楽は再生されない。
違う文化圏だとこうしたモチーフは怖さを感じにくいのかもしれない。
私たちがマザーグースの詩を読んでもピンとこないように。
「風来たりて」
これは物語も面白いが、何より最後に登場する人物に、少し興奮した。
つい著者の新刊情報が出ていないか検索してしまった。 -
・ココノエ南新町店の真実(澤村伊智)
ひ、ひえ〜〜〜初っ端から怖い!!
スーパーココノエに人をおかしくする磁場でもあるのか、そもそも本当にマサルさんは霊能者だったのか、ヨシナガさんから伝染した狂気の「何か」だったんじゃないか、とか色々な解釈ができてそれが全部怖い。
・ニンゲン柱(阿泉来堂)
因習村ホラーかなと思ってたらスプラッタ展開でひっくり返った。マ、マジか〜。
と思ってたらラスト〜!!生きてる人間が一番怖いエンド!!!???
・魂の飛翔(鈴木光司)
鈴木光司のこれはズルいだろ!!(笑)
リング裏話的なエッセンスを添えつつの新作はズルですよ!!リング未読の私でもあらすじは知ってるから引き込まれてしまった…ちゃんと読みますいつか…
それにしても京極冬彦はアリなの!?(笑)
・828の1(原浩)
途中までよくわからん話だな〜と思ってたのに、美濃和堂のCMソングに話が及んだ途端ゾワッとして鳥肌立ってしまった。
あんまこういうこと思わないんだけど、これは映像とかで見てみたいかも。
・にえたかどうだか(一穂ミチ)
母親との電話での「だってもうすぐ煮えるんでしょう?」で鳥肌立っちゃった。千鳥が夜中に外へ出ちゃったシーンより怖かった。
国見さんいい人だから国見さんと仲良くしたほうがいいよ…
梅ヶ枝茉莉の正体?は予想外だったのでびっくりした。霊能力者なのはなんとなくわかったけどまさか幼馴染だったとは…
幼馴染だったのにオリンピック頻度で思い出すくらいがちょうどいいって、なんだか哀しいな…
・風来たりて(小野不由美)
かるかやシリーズ初めて読んだ!
出てきてすぐテキパキと仕事を進めてくれるので安心感がある…読後感もよくて、これがアンソロジーの最後で良かった〜! -
本気のホラー。
ミステリーは読めるけど
ホラーは寒くなるから読めない。
鈴木光司が入ってる時点で気づくべきだった。
ホラー好きなら面白いと思う。 -
澤村伊智さんの「ココノエ南新町店の真実」みたいなホラー好き。
小野不由美さんの営繕かるかやの短編も良かった! -
半分が〝モキュメンタリー〟テイストの全6編。「リング」のスピンオフやら、一穂ミチさん〝らしい〟シスターフッド系ホラーやら、最後は営繕屋•尾端の登場やらで、先に読んだ「堕ちる」より面白かった。
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6名の作家さんによるアンソロジーですが、立て続けに違う作家さんから繰り出されるホラーを読むと、こんなにも恐怖の方向性って違うものなのだな!と強く感じます。
どれも怖かったし、読む手が止められませんでした。
短編ならではの凝縮された恐ろしさが最高!
恐怖の感じ方、ポイント、ジャンル…人間一人ひとり違うんだなと思うと、恐怖っていろんな形で、人間の数だけ存在するんですよね、きっと。
とにかくホラーを浴びたいんだ!!という方には超おすすめです!
角川ホラー文庫30周年おめでとうございます!!
次は「堕ちる」を読みますー -
個人的・夏のホラー特集。前例に倣い、掲載順に☆評価。予想:3-?-3-?-4-4。読後:3-1-3-4-4-4。で平均取って☆3つ。以下、気になった作品につきコメント。②初見の作家。既発作品を見ても未知。しかしこれはダメだ。読んだことないから想像で言うんだけど、AIに物を書かせたらきっとこんな感じかも、っていうイメージ。蛇足と思える描写のオンパレードで萎えるし、こう来るんじゃないかという、こちらの予想の域を出ない展開の羅列。今回のアンソロジー両作を通してのワースト。④こちらも初見。でもこっちは良かった。紹介を見ると”火喰い鳥”の作家だった。同作、ちょっと気になったんだよな~、と思い出す。⑤良く知る訳じゃないんだけど、本アンソロジー中で、一番収載に違和感を覚えた作家。でも、見事な一品でした。何でも書ける人なんですね。素晴らしい。
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