モノノ怪 鬼 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2024年6月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041140970

作品紹介・あらすじ

戦乱の時代。常人離れした体躯と武勇を持つが、実際は心優しき乙女の小梅。そのあまりの強さから「鬼御前」と異名をとっている。その小梅と山で恋に落ちたのが、帆足鑑直。玖珠郡帆足郷の若君だ。二人の父親はかつては手を組んでいた当主同志なのだが、訳合ってお互いをけん制しあっている。帆足孝直の父は帆足郷の当主で山間の小領主として苦労が絶えない生活を送っており、息子はその苦労を間近で見ていた。小梅の父は古後摂津守で、玖珠郡の盟主として人望はあるが、一方で小賢しい策を弄しがちだ。小梅は鑑直と結婚するが、島津軍が攻めてくる。「鬼道」と自ら呼ぶ妖の術を操る僧は人々を惑わし妖怪たちが跋扈し始めたその時――薬売りが現れ、モノノ怪を斬る! 「モノノ怪」スピンオフ時代ものシリーズ第2弾!

感想・レビュー・書評

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  • アニメは視聴済み。なので期待してたのですが、やはり文書化するのは難しいのかな。
    テーマは「鬼。」

    冒頭『牛鬼』から読みづらくて、積読状態でした。
    イメージして読む派だけど、どうも画が浮かんでこなかったんです。
    アニメの鮮やかさとシュールさに満ちていて、かつ余韻を残す薬屋はどこに?
    形・真・理を明らかにする薬屋は健在だけれど、アニメの雰囲気期待せずに別物と割り切って読む物だと思えばいいのかも。

  • 前作より読みやすかったです。
    舞台が同じ中、複数のモノノ怪がでる構成で、映画も3部作だしこんな感じになるかも、と思いました。薬売りさんの雰囲気もアニメに近く、すんなり読めました。
    ただ、モノノ怪の発生原因があまり身近なテーマで無いので、悍ましさとか欲深さとかは少し希薄だったかなと思います。

  • 前回は短編集で薬売りさんが全然目立たないというか、ただモノノ怪を斬るためだけに出てくる通りすがり以下の話もあって物足りなさもあった。
    それに比べて今回は四話構成の長編(もしくは連作短編)で、ちゃんと薬売りさんと登場人物たちの絡みもあったし、形、真、理の解明、ハイパーさんへの変化と『モノノ怪』のお約束を踏んでくれていたので、ちゃんと『モノノ怪』を読んでいる気になれた。
    同じ場所でこうも連続してモノノ怪出てこられては、たまったものではないが。

    島津と戦う若君と「鬼御前」の恋や家族の話をメインに、そこに薬売りさんが絡んでくる仕様。
    鬼御前など作中に出てくるキャラの一部は実在の人物の模様。
    状況的に悲恋になるかなと思っていたら……割とすっきりした展開で安堵。

    鬼御前やハイパーさんの大暴れが見られてよかった一方、描写が足りないと思うことも多く、特にモノノ怪の見た目の描写が少なくて想像しづらかった。
    会話の前後などに描写が足りないゆえに、誰のセリフなの?とか、今どういう状況?となることも結構あったので。
    後半はあまり気にならなかったけど前半がなあ……牛鬼の姿が何度読んでもよく分からないままだ。
    絵が欲しい……

  • 2025/08/03

  • 小梅のビジュアルがイメージできず、話の流れを追うことしかできなった。

  • 映画→アニメと入って好きな作品となったので小説にも手を出してみた。しっかりモノノ怪の世界観を表現されていたが、やはり映像の方が良いし映像を観てないとこの作品の良さがわからないかも。映像観てる人向けの小説ね。

    ストーリーはわかりやすいのだけれども読みづらい箇所が多々あった。モノノ怪という敵はわかりやすい。これはこれで映像化してほしいかも。

  • 鬼御前が始めから出て来て、これが鬼かしらんと思ったが、そう単純ではなかった。
    史実をベースに(実在した鬼御前と豊薩戦争)、少し時間をずらして、新たな物語を紡いでいる。
    執着心と凝り固まった心が様々な鬼を作る。

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著者プロフィール

1973年大阪府生まれ。信州大学人文学部に入学後、北京に留学、2年間を海外で過ごす。2006年『夕陽の梨─五代英雄伝』で第12回歴史群像大賞最優秀賞、同年『僕僕先生』で第18回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。「僕僕先生」シリーズは読者の圧倒的支持を集め、ベストセラーとなる。著書に「千里伝」シリーズ、「くるすの残光」シリーズ、「黄泉坂案内人」シリーズ、「立川忍びより」シリーズ、『撲撲少年』『真田を云て、毛利を云わず 大坂将星伝』『三舟、奔る!』など多数。

「2022年 『モノノ怪 執』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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