無常という事 (角川文庫 962)

  • 角川書店 (1985年8月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784041141038

感想・レビュー・書評

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  • (2001.07.15読了)(2001.06.29購入)
    *解説目録より*
    思い出となれば、みんな美しく見えるとよく言うが、その意味をみんなが間違えている。解釈を拒絶して動じない歴史の魂というものに心をむなしくして推参すれば、歴史はいよいよ美しい。という著者は、独自の立場から当麻・徒然草・平家物語・西行・実朝を批判する。目覚ましいばかりの新しい感覚に感動させられる。

    ☆小林秀雄さんの本(既読)
    「ドストエフスキイの生活」小林秀雄著、角川文庫、1955.08.20
    「ゴッホの手紙」小林秀雄著、角川文庫、1957.10.30
    「モオツァルト」小林秀雄著、角川文庫、1959.08.10
    「モオツァルト・無常という事」小林秀雄著、新潮文庫、1961.05.15
    「対話 人間の建設」岡潔・小林秀雄著、新潮社、1965.10.20
    「近代絵画」小林秀雄著、新潮文庫、1968.11.30
    「考えるヒント」小林秀雄著、文春文庫、1974.06.25
    「考えるヒント2」小林秀雄著、文芸春秋、1974.12.10

  • 2009/3/10購入

  • 「実朝」の章が好きだ。
    太宰の「右大臣実朝」はいかにも儚げだが、ここにはもう少し骨太の歌人がいる。
    「時によりすぐれば民のなげきなり 八大竜王あめやめ給へ」
    そして憂悶
    「大海の磯もとどろによする波われてくだけてさけて散るかも」
    「紅のちしほのまふり山のはに日の入る時の空にぞありける」

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著者プロフィール

1931年2月12日生まれ、東京都出身の作曲家。東京藝術大学卒。作曲を長谷川良夫、ピアノを水谷達夫、宅孝二、奥川坦、稲垣寿子に師事。1959年・1961年 NHKから委嘱された芸術祭参加作品のラジオ音楽劇2作がそれぞれ芸術祭奨励賞を受賞する。1966年に中田喜直らと「波の会」(現・日本歌曲振興波の会)を創設し、第二代会長を経て、後に社団法人となった同会の名誉会員を務めた。「落葉松」をはじめとする歌曲・合唱曲やピアノ曲、童謡「まっかな秋」、オペラ、器楽曲、小学校校歌など数多くの楽曲を手掛ける。また、本人が直接合唱団を指導することも。東京藝術大学音楽学部講師、愛知県立芸術大学教授、聖徳大学・同短期大学教授、活水女子大学教授などを歴任した他、1979年には文部省派遣在外研修生としてパリに留学した。このほか、ショパンやリストのピアノ作品の校訂を手掛けた。2017年7月25日死去。86歳没。

「2024年 『混声合唱のための組曲 優しき歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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