無常という事 (角川文庫)

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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041141038

感想・レビュー・書評

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  • (2001.07.15読了)(2001.06.29購入)
    *解説目録より*
    思い出となれば、みんな美しく見えるとよく言うが、その意味をみんなが間違えている。解釈を拒絶して動じない歴史の魂というものに心をむなしくして推参すれば、歴史はいよいよ美しい。という著者は、独自の立場から当麻・徒然草・平家物語・西行・実朝を批判する。目覚ましいばかりの新しい感覚に感動させられる。

    ☆小林秀雄さんの本(既読)
    「ドストエフスキイの生活」小林秀雄著、角川文庫、1955.08.20
    「ゴッホの手紙」小林秀雄著、角川文庫、1957.10.30
    「モオツァルト」小林秀雄著、角川文庫、1959.08.10
    「モオツァルト・無常という事」小林秀雄著、新潮文庫、1961.05.15
    「対話 人間の建設」岡潔・小林秀雄著、新潮社、1965.10.20
    「近代絵画」小林秀雄著、新潮文庫、1968.11.30
    「考えるヒント」小林秀雄著、文春文庫、1974.06.25
    「考えるヒント2」小林秀雄著、文芸春秋、1974.12.10

  • 2009/3/10購入

  • 「実朝」の章が好きだ。
    太宰の「右大臣実朝」はいかにも儚げだが、ここにはもう少し骨太の歌人がいる。
    「時によりすぐれば民のなげきなり 八大竜王あめやめ給へ」
    そして憂悶
    「大海の磯もとどろによする波われてくだけてさけて散るかも」
    「紅のちしほのまふり山のはに日の入る時の空にぞありける」

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著者プロフィール

小林秀雄
一九〇二(明治三五)年、東京生まれ。文芸評論家。東京帝国大学仏文科卒業。二九(昭和四)年、雑誌『改造』の懸賞評論に「様々なる意匠」が二席入選し、批評活動に入る。第二次大戦中は古典に関する随想を執筆。七七年、大作『本居宣長』(日本文学大賞)を刊行。その他の著書に『無常といふ事』『モオツァルト』『ゴッホの手紙』『近代絵画』(野間文芸賞)など。六七年、文化勲章受章。八三(昭和五八)年、死去。

「2022年 『戦争について』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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