- KADOKAWA (2023年12月13日発売)
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感想 : 82件
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784041142646
作品紹介・あらすじ
『ミカゲ食品は「スマイルコンプライアンス」の精神で、信頼回復に努めてまいります』
異物混入騒動への社長の発言が炎上した翌日、35歳の多治見勇吉は、〈スマイルコンプライアンス準備室〉に異動となる。実体不明の社長の言葉を形にしろというのだ。
社長に忖度する役員の無茶ブリ、会議のための会議、終わらぬ資料作り。趣味のバンド活動が最優先だった勇吉も、仕事漬けの毎日に。そんな中、バンド仲間が余命宣告を受ける。
「自分はどうして、こんなに働いているのだろう」
よりよく働ける職場を目指し、勇吉の奮闘が始まる。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
働くことの意味を問い直す物語が展開される中、主人公の勇吉は、異物混入事件を受けて社長の指示で謎の部署に異動となります。彼は、形のない「スマイルコンプライアンス」を実現しようと奮闘しながら、無駄な会議や...
感想・レビュー・書評
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初読みの作家さん
お仕事小説とか、職場で戦う!みたいな話は結構好きなので題名からずっと気になっていた作品
図書館で借りようとしてた本がことごとく空振りで、ちょうどこの本が目に入り、私を呼んでるわと思って借りてきました♪
仕事はするけどバンドをするために仕事をしているという割り切った考えの勇吉。
勇吉が勤めている会社では異物混入事件で世間を騒がせた翌日、社長がSNSで「スマイルコンプライアンスの精神で信頼回復に努めてまいります」と投稿したことで大炎上。
その直後、勇吉はその謎の社長の思いつきで発したスマイルコンプライアンスという形のないものを形にする部署へ急遽異動となってしまう。
会議のための根回し、話し合ったという実態を作るためだけの長すぎる会議、決裁スタンプラリー、全然現場をわかってなくて社長の顔色ばかり気にし言いたい放題の役員、、、、中身のない仕事に忙殺され、バンドにも顔を出す余裕もなくなってきた中、なんで働いているのか、何のために働くのかを考えていく物語。
話に出てくる勇吉の仕事内容や、会議に参加してる役員たちがあまりにもひどくて、めっちゃムカムカしながら読んでました笑
でもこういうことってよくあるんかな、、、と思ったり。
「どのみち毎日通うなら、楽しい職場がいいですね」は本当にその通りですね
内容自体はすごく納得で展開も好きなはずなのに、なんとなく入り込めずで星は3つ。
特に掲示板の内容は結構好きだったんだけどなー
困ったら騒ぐは昔先輩に言われたことを思い出しました(^^)
新卒の時のハードな仕事も好きだったけど、
生活リズムに合わせた今の仕事も、どちらも好きだなーと思ったりしました(*^^*)
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「どのみち毎日通うなら、楽しい職場がいいですね」
響きます
1日の大半の時間を職場で過ごし、ともすれば家で洗濯物干してる時も、明日の仕事の段取りを考えてる自分がいます
生活のためとはいえ、仕事に費やす時間が多すぎて、ほんと仕事って何なんだろって考えてしまう
根回し、開いた実績だけが必要な会議、決裁スタンプラリー…
状況があまりにも似てて、序盤中盤は読んでて苦しかったけど、最後スッキリで良かったです
図書館本
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人生の中でも長い時間を費やしている仕事。どうせなら楽しい方がいい。でも仕事に振り回されたくはない。ひと昔前なら武勇伝の寝ないで働いただの、何日家に帰ってないだのをいまだに強要してくる化石部長。今でも現実にいるっぽいのが恐ろしい。コンプライアンスってもっと緩い感じでいいと思うのですが、最近は企業もマスコミもがんじがらめで遊びがなくてつまらないですね。スマイルコンプライアンス12箇条素晴らしいです。
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毎日、職場へ行って自宅へ帰る。それだけで自分を褒めること。どうせ行くなら楽しい職場がいい。
ブルシットジョブ=クソどうでもいい仕事 だって。
会議のための会議とか、今後誰が見るかも分からない書類整理など、確かに細かい作業の上で成り立ってる業務もあるけど、たいてい、いらないんだよね。
最近このようなお仕事テーマの本が気になる。 -
ちょっと笑えて今の自分には
ちょうど良かった
今の職場にも細かいルールをどんどん
追加する人がいるので共感しやすかった
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「どのみち毎日通うなら、楽しい職場がいいですね」
ほんとそうだなぁと思いました。でもなかなかできないけど。
勇吉はスマイルコンプライアンスを通して、働く意味を見つけたんだなぁと思いました。うらやましい。
スマイルコンプライアンスの12ヶ条とてもわかりやすくていいです!
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何故か頭に入って来ない。
悪戦苦闘しているとは思うけどリアリティが無いと感じました。
こんな風になれば良いのかな。
理想ですね。
音楽があるというだけで羨ましいです。 -
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何のために働いているのか。
どんなふうに生きたいのか。
会社という組織の歯車として働きながら、
自分にとって大切にしたいことは何かを
考えて悩み、探してもがきながら、
より良い毎日を求めて生きるお仕事小説。
思い悩んで心が迷子になった先に
“職場も世の中も捨てたもんじゃない“
と感じられたらどんなに幸せだろう。
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ロックバンド活動を続けるためと割り切って働くサラリーマンの勇吉(35)は、会社のとある統括リーダーに任命される。
その任務がなんの生産性があるのか良くわからないクソゲーみたいな内容。
上司の圧力や残業で疲弊していく勇吉は、このクソゲーをクリアすべく仲間たちと奔走する。
これはサラリーマン全てに捧げた鎮魂歌なのかもしれない。
はじめは、勤め人の中間管理職あるあるのリアルしんどさを思い出させられるほどの内容で、数年前を思い出してしんどかったです。
うわぁ~これは本当に辛いなと。
でも、一生懸命頑張っていたらそのうち仲間もできるかもしれない。
決して辛くても理解してくれて一緒に頑張ってくれる仲間がいれば乗り越えられることもあるかもしれない。
ご都合主義と言われればそれまでですが、サラリーマンは辛いよ。でも、辛いばかりじゃない。
何よりもあなたにはしんどくて、クソゲーかもしれないけど、毎日繫がっていられる会社があるじゃないの、今いる会社に夢も将来の希望もないかもしれませんが、働けるということそれ自体だけで希望を持てることだってある。
だって、あんなに嫌で辞めた仕事、もう2度と仕事をしたくないって言ってやめたって、1ヶ月もすれば、働きたくてウズウズすることもあるじゃない?
実は、仕事をしている、社会につながっている。生活するためだけじゃなくて、満員電車で押しつぶされながら会社に行く、ただそれだけで満たされている部分もあるということがあるかもしれません。
そんなことを感じるエピソードもあり、満員電車に揺られながら号泣しながら読んだ箇所もあり、最後はスッキリしたそんな作品です。
せっかくいくなら楽しい職場
仕事はやりたいことじゃないかもしれない、毎日行きたくないと思うし、お客に怒られるなとか、上司に怒られるなとかあって眠れない夜を過ごすかもしれない。
でも、せっかくいくなら楽しい職場が良いなと思いましたし、そんな職場に変えるのは会社や上司ではなく、本作品を読んだ私やあなたかもしれませんね。
あと有吉達が活動するバンドの「デスペラーズ」の作った歌のタイトルや内容が面白過ぎて笑ってしまったことをお伝えしたいと思います。 -
ロックな生き方を望みながら、社長が思いつきで言ったスマイルコンプライアンスなる言葉を考える部署のリーダーになった勇吉。バベルの塔のような取締役会。自分にとって働くことは何かを部下と共に突き詰めていく。
ロック仲間の病気。フェス参加。ロックな生き方が何なのか、仕事をするとは。非常にわかりやすい12箇条にまとめあげた。涙が出てしまうし、最後にはそーうだよね。働いて生きて行かなくちゃね。と思わせられる。ある意味ハッピーエンド。 -
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仕事のためには生きていない。
この主人公は、バンドのために仕事をしている。
私は何のために仕事をするのだろう。
仕事が楽しいから?
お金のため?
余暇のため?
なんだろう。
ベンチャー、大企業、フリーランス。
色々な働き方がある。
人によって合う合わないもある。
仕事ってなんだろうと、私の頭の中を駆け巡っている。 -
用事の前に15分くらい暇だったので本屋に立ち寄り、棚の中でなんとなく気になって手に取り、冒頭だけ読んでみておもしろそうだったので読むことに。
読み終わって気づいたけど、『崖っぷち芸人、会社を救う』と同じ作者の方か!
サラリーマン経験してそうだなあ、と思ってWikipedia見たら、結構いろいろなご経験されてそう…。そのご経験があるからこそ、いろんな人にやさしい話を書くのだなあ、と思った。 -
社会人になったばかりだけれど、好きなことのために自分の時間のために仕事をしているんだなと共感。せっかく働くなら楽しい職場がいい。
ひとまず挨拶をちゃんとしよう。いいところを見つけよう。困ったら騒ぐ! -
仕事のためには生きてはいない、でも毎日8時間程拘束されるのだからなるべく楽しいといいよね。
読みやすい文章で一気に読み切ってしまった。予定調和の後半よりも、困難の中でもがく前半部分が面白かった。 -
感想
本当にやりたいこと。自由が欲しい。そのためには制約を超える必要がある。時間にお金。でも大切な人との時間が欲しい。やりたいことは絞る。 -
なかなか読後感が良いと思う。会社の課長達に読ませてみたい。
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前半、サラリーマン社会のイヤな要素が煮詰めたように出てくるので、読むのが辛くなるが、転調してからの逆転劇が爽快。
なんのために働くのか考えさせられる。 -
タイトルを見てそのとおりだよね、と思い手に取った本。
だからと言っていい加減(良い加減ではなくちゃらんぽらんな方の意味)に仕事をするのではなく、自分が楽しいように仕事するのが、本書の主人公多治見のポリシーだ。
しかし、楽しく仕事をしようとする人を阻む障壁は多い。残業、徹夜が美徳の上司、終わりの見えない会議……。こんな無駄なことが何故罷り通っているんだろうと思うが、社会人生活が長くなると諦めの境地に至ってしまう。
多治見たちが会社を変えようと悩み、四苦八苦する姿は輝いており、毎日倦みながら仕事している私の目には眩しく写った。
コンプライアンス12箇条は、是非とも社会全体に適用させてほしい。
学校では、人の気持ちを考えること、人の話をよく聞くこと等を教えられるのに、社会人になった途端、それが出来なくなる人が多い。
一度、原点に立ち返らなければ。
社長が話を聞いてくれる人だったから後味良く終わったが、そうでなかったらどうなっていただろうかと考えると、組織のトップによって如何様にも組織は変わるのだと思い知らされた。 -
仕事、会社、職場あるある集。文字にすると、そんなバカな!ことばかりだけど…。「デコ資料に根性論と苦労話のマウンティング合戦。自分がどれだけ大変か虚勢張り合う不毛な勝負」「自分の好きなことを続けるために働いて給料もらう。ただ金の為だけに働き続けると、心が折れてしまう。誰かを喜ばせたかったり誰かと一緒に何かを作り上げたかったり、誰かの為が自分のためにもなる。つまりは誰かと繋がっていたいから働くんだと思う」これから社会に出る若い人たちにお勧めの一冊。
著者プロフィール
安藤祐介の作品

「どのみち毎日通うなら、楽しい職場がいいですね」
ほんとそうですよね!
明るく楽しく元気良い職場で...
「どのみち毎日通うなら、楽しい職場がいいですね」
ほんとそうですよね!
明るく楽しく元気良い職場ですと、ストレスも溜まりませんもんね♪
本当ストレスなく過ごせるのが1番ですね!
まきさんのお友達、密かに心配してます( ; ; )
本当ストレスなく過ごせるのが1番ですね!
まきさんのお友達、密かに心配してます( ; ; )