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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784041143001
作品紹介・あらすじ
★読売新聞に尾崎世界観さんによる書評が掲載されました!(2024年4月14日)
介護をしていれば、日々さまざまな「なぜ? どうして!?」があります。
何が起きるかはわかりません。認知症の人たちはとくにそうです。
100人の入居者がいれば、100の人生があり、100の事情があります。
一人一人に寄り添いながら、認知症の人の世界にできる限り合わせようとしてきたある現役介護士の記録。
●ズボンをかぶり、トレーナーを履くおばあちゃんの徘徊はとまったのはなぜ?
●何度片付けても部屋を荒らす人のその行動のワケとは
●うんちを手渡してくるおじいちゃんにとって実はうんちは○○だった!
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
認知症の人々の心に寄り添うことの大切さが描かれている本書は、現役の介護士が実際の体験を通じて、個々の認知症患者の事情や感情を理解し、対応する様子を記録しています。さまざまなエピソードを通じて、介護の現...
感想・レビュー・書評
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介護福祉士のたっつんという方の書かれたものです。
現役で介護の仕事を続けているなかでの、おもに特別養護老人ホームなどの施設での、認知症の方の話ですね。
入所等されている老人の、30例ほどの実際と対応がのっているのですが。
我が家の義母の症状と同じという例は、ひとつもありませんでした!
だからなにも参考にならないというわけではなく、それぞれの状況に応じての対応は素晴らしいと思います。
認知症の方に寄り添うというのは、こういうことだなとか、『本当の気持ち』を汲み取るには、根気や注意力が必要なんだなということ。
職員の方の機転が必要な場面もあり、叱ったり、注意したり、とりなしたりせずに、相手の気持ちに沿うことができているのです。
ただコレらは、話し合いで解決の糸口がみつかったり、施設で何人かの職員さんがいてこそできることだったりするのだと思います。
ノウハウの蓄積も、あるでしょう。
さいごに、家庭での介護について、少しふれています。
ただ、家族だけでは、やはり難しいので、いろいろな人の手を借りましょうということを言っています。
まったく、そのとおりですが。
ひとつ、自分が介護をやってきたなかで、どうしても苦手なことがありました。
それについて、感覚的にダメだったり、ムリと思っても、仕方がないことだと言ってくれているのが、ありがたいと思いました。
それ、とは、排泄物のことです。
まあ好きな方はいないとして、慣れとかいうより『生まれもっての感覚が大きいのかも』と言ってもらえるのは、ちょっとホッとします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
介護職をされている著者の経験など記された書籍。うまくいっている施設は良いなと思う。
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自分のせいで誰かの人生を狂わせてしまった。そんな経験をしてしまいうるのが医療看護介護職。どんよりした気持ちにもなるが進むしかない。
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認知症の人の行動について、ユーモアを混ぜて書かれている。認知症の人は困らせてやろうと思ってその行動をしているわけではない、というのは全くその通り、だけどなかなか消化できないことだとも感じた。1人の人として、接することで見えてくることもある、ということが学び。
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今の姿だけでなく、以前の姿にも思いを馳せ、尊厳を大事にして向き合いたい。いろんなことを学ばせてもらっています。
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N680
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認知症の人の意味が分からない行動に入居施設の介護者がどのような気持ちで、どんな風にかかわっているかの事例を垣間見るとができる。
何らかの理由があったり、対処の工夫によって収まったり。
万能の正解があるわけではなく、それぞれの相手や家族などに人として向き合い、コミュニケーションを大切にする様子が印象的だった。
24-16 -
認知症の方の行動の
因果関係の本当は簡単にはわからないけれど、
彼らの世界に合わせるための
想像するための入り口には、
この本を読むことで立てた気がする。
難しい世界の中で生きている彼らのことを
私はちゃんと見ているのか。
しっかり自問自答していきたい。
そして、介護士のみなさんには
本当に頭が上がらない。
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