転生聖女は推し活がしたい! 虐げられ令嬢ですが推しの王子様から溺愛されています!? (角川ビーンズ文庫)

  • KADOKAWA (2023年12月1日発売)
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本 ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784041144183

作品紹介・あらすじ

推し活中の事故で転生した公爵令嬢エリシア。
黒髪黒目のせいで「邪悪の娘」と蔑まれる日々――だけど聖女とバレずに推し活に励めるなら問題なし! 
憧れの王太子レイシェルト様を推す資金稼ぎに、変装してこっそり祓いの力を使って街で働き中。
ところが謎の美青年レイに出会った後から、なぜかレイシェルト様と急接近!? 
陰から見守るだけで満足なのに推しが甘すぎて死にそうです! 第21回小説大賞WEB読者賞受賞作!

感想・レビュー・書評

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  • 推したくなる気持ちも分かる王太子様でしたね。
    完璧ではなく、真面目ゆえに悩んでいる部分も、好きな子を取られまいとライバル相手にムキになったり、年相応の未熟さだったり可愛い部分もあったり。
    エリシアはエリシアで推しを前にするとキャラ壊れるあたり、自分を見ているようで遠い目になりましたが、分かるぞその気持ちと共感しやすいキャラ。
    それでいて、ちゃんと異世界でも推しに貢ぐため、せっせとキャラグッズを作り、その売り上げを推しがやっている活動資金へと還元しているという、オタクの鑑!
    そんな二人の(ライバルキャラには申し訳ないが)実は最初から「好き」の種類は違ったかもだけど想い合っていた二人の引っ付くまでのモダモダな恋物語でした。

    黒髪黒目が不吉とされる世界で、そんな外見に騙されずにちゃんと人となりを見てくれる人がいたのは、エリシアの救いだったよなとしみじみ。
    特に王妃様が味方だったのが何より心強かった。
    自分としては王妃様が一番の推しだったかもしれない。

  • ★2.5
    漫画の続きを読みたくて。
    正直微妙だった。
    普通こういう系のお話はスッキリハッピー!で読み終わるけどこれはなんだかそんな気持ちになれずに読み終えた。
    親も妹も黒幕も全部がはっきりせずノースッキリ。

  • カドコミで気になって、読みました。思ったより少し浅めの内容だったかな? でも、わかりやすくて楽しめました!

  • 境遇的には酷いのですが、優しい人が周りにいることもあって、エリシアが卑屈になり過ぎる事も無く、推し活をしているのが良かったです。推しも秒で落ちるので、甘さを気軽に楽しめました。随所で口に出す言葉がレイシェルトにヒットしていく様子が分かりやすい。

  • きっと続くよね。
    とりあえず完結してます。
    続きがあっても読みたいほどでは無い。

  • 不吉とされる髪色で生まれたがために冷遇される公爵令嬢に転生した主人公。とはいえ、そこまで酷い目には遭わない。
    とある理由から聖女の力を隠し大人しく暮らしていたが、初めて王族と対面を果たしたとき王太子を推したいという衝動に囚われてしまう。
    話のノリも楽しいし、メインキャラクターの主人公と王太子が魅力的。

    原作を読了。

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著者プロフィール

魔法のiらんど大賞2021小説大賞《恋愛ファンタジー部門》特別賞を受賞した『身代わり侍女は冷酷皇帝の『癒し係』を拝命中 『花の乙女』と言われても無自覚溺愛は困ります!』(角川ビーンズ文庫)でデビュー。また、「鈴の蕾は龍に抱かれ花ひらく ~迷子宮女と美貌の宦官の後宮事件帳~」が第7回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門特別賞を受賞するなど、今注目の作家。

「2023年 『呪われた龍にくちづけを2 ~新米侍女、借金返済のためにワケあり主従にお仕えします!~下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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