ヘルメースの審判 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2024年7月25日発売)
3.78
  • (9)
  • (13)
  • (5)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 153
感想 : 8
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (592ページ) / ISBN・EAN: 9784041145036

作品紹介・あらすじ

世界的電機メーカー・ニシハマの創業一族に婿入りした梶原賢太は、原発建設のプロジェクト携わっていた。建設計画に遅れが発覚し、莫大な損失が危惧されるニシハマは、窮地に立たされる。奔走する梶原のもとに常務の広重が現れ、使用済み核燃料の最終処分場建設という、政官財を巻き込む一大プロジェクトの遂行を命じる――。経営陣からのプレッシャーに屈せず、前代未聞のビジネスを成功に導けるのか。波瀾の企業エンタメ!

みんなの感想まとめ

日本企業の旧態依然とした体質と、変革を求めるリーダーの挑戦を描いた経済サスペンスが展開されます。巨大総合電機メーカー「ニシハマ」を舞台に、粉飾決算や学閥、事なかれ主義に切り込むストーリーは、政官財の思...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 巨大総合電機メーカー「ニシハマ」を舞台に、日本企業の旧態依然とした体質とグローバル競争の現実を鋭く描く経済サスペンスです。粉飾決算、学閥、事なかれ主義に切り込み、企業再生の鍵となるLNG事業や核燃料処理プロジェクトを軸に、政官財の思惑が交錯する展開は圧巻。過去の成功体験にしがみつく組織の危うさと、変革を恐れないリーダーの挑戦を描いた本書は、まさに「警世の書」。企業人必読の一冊です。

  • 今まで読んだ楡周平氏の中では、ちょっと長い&ハマらなかったな…東芝がモデルとしてされているが、巨大過ぎ、そして残念ながら再建には至っていないからかな。

    ベンチャーは彼らを倒すべく、限られたリソースと頭を使ってやっている文中の言葉は作者がベンチャー企業や起業家をリスペクトしているのだと感じるとこである。

  • カスだ。

  • 世界的電機メーカー・ニシハマの創業一族に婿入りした梶原賢太は、原発建設のプロジェクトに携わっていた。建設計画の遅れが発覚し、莫大な損失が危惧されるニシハマは、窮地に立たされる。奔走する賢太のもとに常務の広重が現れ、使用済み核燃料の最終処分場建設という、政官財を巻き込むプロジェクトの遂行を命じる―。(e-honより)

  • 202408/リアルを想起させる楡周平お得意のビジネスもの、なので勿論手堅く面白かったけど、今作はいつもより人間関係・企業関係が自分には把握しにくく「この人どこの人だっけ?」と頁を戻ることが何度かあった。主人公は優秀だけどキャラとしては薄めで、事業関連のエピソードも自分には難解なところもあり、楡作品の中ではあまり好みではなかった。

  • 生き馬の目を抜くことが求められるビジネスの世界を舞台に、日本とアメリカの企業体質の違いや、次世代のエネルギービジネスを軸に「企業とは」「ビジネスとは」を描いた経済小説。
    フィクションではあるものの、東芝をモデルにした大企業が登場したり、東日本大震災が物語に絡んできたり、リアリティを伴うことで没入しやすい。
    少し難解な話になっているため、所々で筋を掴みにくいところがある。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1957年生まれ。米国系企業に勤務中の96年、30万部を超えるベストセラーになった『Cの福音』で衝撃のデビューを飾る。翌年から作家業に専念、日本の地方創生の在り方を描き、政財界に多大な影響を及ぼした『プラチナタウン』をはじめ、経済小説、法廷ミステリーなど、綿密な取材に基づく作品で読者を魅了し続ける。著書に『介護退職』『国士』『和僑』『食王』(以上、祥伝社刊)他多数。

「2023年 『日本ゲートウェイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

楡周平の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×