- KADOKAWA (2024年7月2日発売)
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感想 : 84件
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784041145432
作品紹介・あらすじ
茨城県で滅多刺しの男女の死体と死蝋のかけらが発見される。翌日、白昼のコンビニで女子中学生たちが襲撃される第二の事件が発生。現場の指紋から捜査線上に椎野千草という女性が浮かび上がる。彼女は、十三年前に起きた史上最悪の無理心中事件の生き残りだった――。千草の足取りが掴めぬまま、増えてゆく死体。止まらぬ猟奇殺人犯を元家裁調査官・白石と県警捜査第一課・和井田コンビが追う!
みんなの感想まとめ
人間の闇と愛情の影響を描いた物語が展開される中、元家裁調査官の白石と刑事の和井田が、次々と発生する猟奇的な事件に挑む姿が描かれています。芸能事務所経営者夫婦の刺殺事件から始まり、女子中学生襲撃事件へと...
感想・レビュー・書評
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まず死蝋(しろう)って?って思いますよね!
『【死屍) 蝋】死体が長時間、水中や地中などに置かれた場合に、脂肪が分解して脂肪酸となり、水中のカルシウムやマグネシウムと結合してチーズおよび石鹸様になったもの。』
マジか…キモイ!!でもタイトルにまでなってるし、重要な役割をこの作品で果たすんだろうなぁ…と、ドキドキしながらも手にしました。
このお話は「虜囚の犬」の白石元家裁調査官と、その親友で白石の妹と交際中の和井田刑事のコンビが解き明かすものです。正直「虜囚の犬」のストーリーは頭にそう残っていない…ただ、缶入りのドックフードは見たくないと思ったことだけは、しっかり覚えてはいるんだけれど(;'∀')でも、覚えてなくとも読むことはできました!
で、内容は…芸能事務所の経営者夫婦の刺殺体が発見された現場から、身元不明の死蝋のかけらが発見されたことからはじまる…。その翌日コンビニで女子中学生が襲撃される事件が発生…容疑者として浮上したのが、かつて家裁調査官として白石洛が担当した椎野千草という女性だった。白石洛と友達でもある県警捜査一課の和井田刑事とともに、事件の真相に迫っていく…。
なんだか…腹立たしい…!!刺殺された夫婦の芸能事務所の経営実態と、所属する子どもたちの保護者が…おかしいとしか言いようがないし、絶句しちゃうほど…。なのに、読みたくなっちゃうんだなぁ、櫛木理宇さんの作品って、中毒性が高いのかも…。しかも天井裏にって( ゚Д゚)
数々の憤りと驚きもありましたが、白石が妹と友達の和井田のために手料理を作る場面も、ラスト白石が新たな希望を持てるようになったこともよかったです。-
これから先、死蝋について語ることはきっとないでしょうけど覚えておきますねw
φ(..)メモメモこれから先、死蝋について語ることはきっとないでしょうけど覚えておきますねw
φ(..)メモメモ2024/08/23 -
1Q84O1さん
私も「死蝋」なんて、初めて知りました!!
キモすぎますよねぇ(汗)
でも櫛木理宇さんだから…と納得もできます。1Q84O1さん
私も「死蝋」なんて、初めて知りました!!
キモすぎますよねぇ(汗)
でも櫛木理宇さんだから…と納得もできます。2024/08/28
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元家裁調査官・白石洛と捜査一課刑事・和井田のコンビが再び活躍する。
白石洛の元家裁調査官という職歴が、かなり意味があったように思えた。
そして、白石自身の父の死があり、父との確執や見えなかったもの、見てこなかったもの、なども事件を調べていく中で蘇ってくる。
これも複雑でいくつもの事件が重なったからだから感じたものだろうか…と。
始まりは、芸能事務所経営男女滅多刺し事件である。(2人死亡)
そのあと直ぐに女子中学生五人殺傷事件が起こる。(1人死亡)
水戸男性刺殺事件に白骨死体遺棄事件と…
犯人は、妻子四人無理心中事件で生き残った娘かと思われたが、その娘のことは、白石が家裁調査官の時に知っていた。
彼女が殺人をすることはあり得ないと…
そこから和井田とともに彼女の足取りを追うことになったのだが、まさかの結末だった。
父親の存在意義や親の愛情がどれほど子どもに影響を与えるのか…ということ。
人間らしく育てられんと、人間らしくはなれんのだな、という言葉に子どもには罪はないのに、と思えて仕方なかった。
勝手な親が子どもを傷つけるんだと思い知らされた。
ほっとできる場面は、白石洛の手料理だった。
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ワンルームの単身者用アパート。
家人に気取られず、ヤドカリのようにクローゼットの屋根裏で暮らす”影”。 その奇妙な”影”が暗闇の中、指先でいとおしむ異物。それはビニールに包まれた、胎児の死蝋だった。
【死(屍)蝋】死体が長時間、水中や地中などに置かれた場合に、脂肪が分解して脂肪酸となり、水中のカルシウムやマグネシウムと結合してチーズおよび石鹸様になったもの。
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茨城県那珂市の住宅で 、男女二人の遺体が見つかる。遺体には複数の刺傷、県警は殺人事件の可能性があると見て捜査を始める。 被害者の角田は『STエンターテイメント』という小さな芸能事務所の代表取締役だったが、この事務所の所属タレントは年端のいかない少年少女で、『STエンタ』はジュニアタレントを売り物にしたいかがわしい芸能プロダクションであった。
また、現場のリビングからは不可解な物が採取された。それは死蝋化した人体組織であった-。
那珂市での事件の翌日、茨城県大洗町のコンビニ駐車場で、女子中学生5人が突然刃物で襲われ、一人が死亡する事件が起こる。犯人は刃物を持ったまま逃走中。
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白石洛は 妹の恋人で茨城県警の刑事 和井田瑛一郎から耳を疑う話を聞く。那珂市と大洗町で起きた事件は、白石が家裁調査官を辞める前に担当した少女 椎野千草の犯行だというものだった。
白石は強く思った。千草が人を殺せるはずがないと。なぜなら千草は『水戸市一家心中事件』の唯一の生き残りだからだ-。
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なんてこった_| ̄|○
児童ポルノにネグレクト…
兄弟差別、貧困…
もうやめてあげて( ߹꒳߹ )
(そういえば、『死刑にいたる病』でも榛村が子どもにし拉致拷問したシーンがキツすぎて読めなかったんだ…(._."Ⅱ) )
那珂市に大洗町に…こんな素敵な田舎町で こんな事件起こさないで!(茨城県民の叫び)
子どもに惜しみない愛情を捧げるのも親ならば、
子どもをカイブツにしてしまうのも親なんですね…。
「生きてきた中で拘置所が一番安全な場所だ」なんて、子どもにこんな事 思わせる親って!もう!もう!
しかし、虐待をしていた親も またその親から惨い仕打ちを受けてきて、もう誰がどの親で どんな過去があったのかこんがらがってしまいました( ノД`)
だって登場人物紹介に23人も名前載ってる時点で「あちゃー」って思ってたしね!
洛の作るお料理はどれも美味しそうだった(✽︎´ཫ`✽︎)
こんなお兄ちゃん欲しすぎるっ!!
そして 洛の料理が「手抜き」というならば 私の料理ってなんなんだ…笑
『虜囚の犬』も読みたーい-
2024/09/26
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痛めつける場面とか嫌ですよね(ToT)
死刑にいたる病い、私も辛い場面すっごく読みにくかったです。゚(゚´ω`゚)゚。
痛めつけずにスパ...痛めつける場面とか嫌ですよね(ToT)
死刑にいたる病い、私も辛い場面すっごく読みにくかったです。゚(゚´ω`゚)゚。
痛めつけずにスパっと殺して欲しい。゚(゚´ω`゚)゚。2024/09/26 -
マキさん
そうなんです。特に子どもが痛い目にあうのがダメです。
死刑にいたる~は よくこんな惨いシーンが描けるなぁって( ノД`) 死に至...マキさん
そうなんです。特に子どもが痛い目にあうのがダメです。
死刑にいたる~は よくこんな惨いシーンが描けるなぁって( ノД`) 死に至らなかった子どもは その後 まともに生きていくことが出来るのか、いっそ殺してあげた方が…とか思ってました。
2024/09/26
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シリーズ物だったんだと
読み初めてから皆さんのコメントみて
気づきました
読んでた事を忘れてましたが大丈夫そうでした
やはり気持ち悪い部分が今回もありました
ジュニアアイドルのくだりは
嫌悪感が出てきました
本人の意志以外でああいう事を経験すると
歪んでしまうのは仕方ないのかなと
思いました
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児童ポルノで食い物にされた少女たち。彼女たちは、かつての所属事務所の関係者が殺された後も、自分の動画や写真を晒されることに怯えていた。児童売春など、摘発されているものの、実際は見えないところでこのようなケースはあるのだろう。親から心理的虐待をされ、愛情を知らないまま育った人間の、間違えた愛し方が歪ながらも、でも、そこに愛情はあって。愛情の種類があることに気づいた。千草の自分の家族を殺した父親のことが知りたい、理解したいという気持ちは、愛し方の分からない父親でも、自分のたった1人の父親だからという、見捨てたくても捨てられない千草の気持ちがあった。実花は、母親の芸名と同じ名前をつけられ、児童ポルノに出演させられてきた。自分に家族というものはなく、愛そうとも愛し方を知らない。彼女が心を開けた人間は千草と白石だけだったのかもしれない。
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沈む一冊。
今作は重さでぶつけてきた、その一言だと思う。
あのおぞましい前作で登場した元家裁調査官の白石と警察官の和井田コンビが茨城県で起きた猟奇殺人事件を発端に次々と浮かび上がる憤りと哀しみを追うストーリー。
目を疑うほどの腐り切った大人のビジネスに衝撃と嫌悪感が止まない。
需要があるから供給がうまれる、この業界のサイクルに心底吐き気がした。
個々の事件の絡まりが見えるたびに歪みきった関係が鎖のように繋がり心に絡まり沈む。
愛はお金では買えない。
だからこそ自分に向き合ってくれる人が一人でもいる大切さが一番重く沈む。 -
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『虜囚の犬』コンビ再び
〜人間として育てられないと人間にはなれない〜
とても心に刺さった一文でした。
櫛木理宇さんの小説は残酷でエグくて、
これでもかというぐらいの壮絶さや悲惨さを
敢えて書き抜いていて突き抜けた感じがする。
好き嫌いもあるので苦手な人もいるだろうけど、
これ以上ないぐらい過酷な状況から中途半端に
目を背けない潔さ。
ほんの隣で起こっているかもしれない事や、
一歩違えばそちら側に傾くかもしれない危うさ、
何処かで誰かが声を上げられずに蹲っている
かもしれないと投げかけてくれている気がする。
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前作はグロい描写に気分が悪くなったけど、今回はそこまででもなく一安心。
段々明らかになる真実に切なさを感じた。
白石さんのする家事が丁寧で料理もおいしそつ。
果子がうらやましい。 -
#読了 #死蝋の匣 #櫛木理宇
茨城県で滅多刺しの男女の死体と死蝋のかけらが発見される。翌日には新たな事件が…
なんて悲しい。可哀想な人だと思った。周りは鬼畜ばかり、せめて少しでも早く白石のような人と出会ってほしかった。 -
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白石和井田コンビニ第2弾!絡みがよかった!!!
唯一ホッコリできるのが、白石と和井田と果子ちゃんが喋ってる時!笑
それ以外はずーっとグロいえぐい話。
この気持ち悪さを書くの櫛木さんはすごく上手ですね…。他作品もそうですが。
でもこれが実際にもある話で、だっこ会というか幼女のアイドルって実際にいるんです。Twitterにもいるし、なんなら私は家の近くの公園でちょうどこれに出てくるだっこ会というものをしているのを目撃しました。すごく身近に起きていることなので考えさせられるし、そうだったんだ…と思うことも多々ありました。
読んでて苦しいです。 -
シリーズ2作目。前作よりもサクサク読み進められた。このシリーズは続くのかな?
幼少期の環境って大事だよね。子供にとっては家庭が世界の全てだもんね。
最後が気になるけど…何を言ったのかな?
図書館にあれば他の作品も読んでみたい。 -
ミステリー的な要素は難解ではないけれど、
読み進めるのが苦しい場面が多くある
ベースとなっている問題が現実にもあると思うと更に暗澹たる気持ちになる。
共鳴する部分も多い
虜囚の犬での白石さんの恋人は出てこないけれど、どうしたのかな。
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今回は登場人物について書いてあったので、あまり混乱なく読めた。
洛が作る料理のシーンが、重苦しい話の合間に入って、なんかホッとするから好き! -
『虜囚の犬』の元家裁調査官・白石洛シリーズ第二弾。
ジュニアアイドルって…そんな世界に子供を送り込む親が怖いよ(T-T) -
途中で誰が誰だかわかんなくなってしまった。私の読み方が悪い。本は悪くない。
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虜囚の犬の続編だった。
白石君がシスコンだけど、とにかく誠実でよみやすかった。事件はえぐい。 -
人間らしく育てられなければ、人間にはなれない。すごく刺さった。小さな子供にとって家族は、世界のすべて。正しい愛情が本当に大切だと思えてならない。愛されずに育っても、愛情を求める様が切ない。子供を産み、育てる責任は母親だけじゃなく、父親にもあるということを自覚して欲しい。子供は親を選べないのだから。
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捕虜の犬よりグロさは少なかったかな。なんとなく犯人像が予想ついてて、やっぱりってかんじ。
環境って大事だなぁ…親になって尚更感じる
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
櫛木理宇の作品
