熟柿

  • KADOKAWA (2025年3月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784041146590

作品紹介・あらすじ

2026年本屋大賞2位!
第20回中央公論文芸賞 受賞
本の雑誌が選ぶ2025年度上半期 ベスト10  1位

激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子・拓を出産する。出所後息子に会いたいがあまり園児連れ去り事件を起こした彼女は、息子との接見を禁じられ、追われるように西へ西へと各地を流れてゆく。自らの罪を隠して生きる彼女にやがて、過去にまつわるある秘密が明かされる。『鳩の撃退法』(山田風太郎賞受賞)『月の満ち欠け』(直木賞受賞)著者による最新長編小説。



けんご(小説紹介クリエイター)
時間を忘れて、二度も読み耽ってしまった。一切の無駄がない、
洗練された美しい文章で紡がれた、心を抉る物語。(X  2025年4月10日投稿)

久田かおり(精文館書店中島新町店)
読み終わった後、しばらく何も考えられなかった。茫然と表紙を眺めつづけた。
しばらく他の物語を読みたくない、と思った。(Readee 書店員レビュー)

杉江由次(本の雑誌社)
お涙頂戴の感動なんてものではない。もっと大きな本物の人生が、迫力を持って描かれる。震えがくるほどのすごい小説であり、2025年を代表する小説だ。
(本の雑誌 2025年6月号)

内藤麻里子(書評家)
一人の人生を語る業に、時間を意識した筆の冴えが加わり格別な一冊になっている。(毎日新聞 2025年5月5日朝刊)

吉田伸子(書評家)
罪は消えない。自責も続く。それでもなお、人生にさす一条の光はある。
奇跡のようなその光に、躊躇いつつも手を伸ばすかおりの姿が、読後も胸に残る。(朝日新聞 2025年5月24日朝刊)

みんなの感想まとめ

深い孤独と絶望を抱える母親の物語が、心を揺さぶる感動的なドラマとして描かれています。主人公のかおりは、轢き逃げの罪を犯し服役中に息子を出産。しかし、出所後には夫から離婚され、息子との接触も禁じられ、過...

感想・レビュー・書評

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  • 第20回中央公論文芸賞 受賞作。
    本の雑誌が選ぶ2025年度上半期ベスト10 第1位。

    お母さん・・・。⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎。

    感涙の人間ドラマ。心を震わせる素晴らしい作品。
    これは是非!皆さんに読んでいただきたい。

    熟柿【じゅく・し】
    読みは うれがき ではなく、じゅくしだった。恥ずかしながら読めなかったので、熟柿の慣用句も勿論知らなかった。
    しかしだからこそ、この物語を【最後の最後まで】堪能することができた。
    熟柿の慣用句をご存知ない方は、絶対に知らないまま本作を読んでいただきたい。調べないでくださいね。


    子どものいる母親に、突き刺さる物語だった。

    会いたくても会えない、触れたくても触れられない。産んだ我が子をただ一度抱き上げただけで離れ離れにされた、田中かおり(27歳)。
    彼女は轢き逃げの罪を犯し、獄中で息子を出産。刑期を務めて出所したその日に、夫から離婚。
    彼女のその後の人生が描かれる。


    淡々とした筆致なのに、いやだからこそ痛いほどに伝わってくる、母親の絶望とかなしみ。
    深い水の中に沈んでいるようなその苦しみに、胸を掻きむしられる。

    過去への後悔。罪の意識。真の孤独。会うどころか写真の一枚すらない、顔も知らない我が子への狂おしいほどの愛。
    絶望の今日を生きているのは、ただひたすら息子への思いだけ。
    会いたい、抱きしめたい、という思い。

    男であり、まだ未婚で、当然子どものいない私ですら、彼女の苦しみに身を焼かれる思いだった。・・・辛いよ。


    果たして、彼女の魂に救いはあるのだろうか。
    もしあるとしたら、その救いは何なのだろうか。


    是非読んでみてください!心を震わせる傑作でした。

    • Tomoyukiさん
      うしうしさん
      嬉しいコメントありがとうございます!☺︎

      変えられない過去とか、消せない罪。でも、過ちは決して赦されてはいけないのか?など、...
      うしうしさん
      嬉しいコメントありがとうございます!☺︎

      変えられない過去とか、消せない罪。でも、過ちは決して赦されてはいけないのか?など、色々と考えさせられる、素晴らしい物語でした!
      またお気軽にコメント頂けたら嬉しいです☺︎
      2025/09/14
    • yuuうさぎさん
      感想読ませていただき、是非読んでみたいと思いました。
      感想読ませていただき、是非読んでみたいと思いました。
      2025/09/16
    • Tomoyukiさん
      yuuうさぎさん
      是非!おすすめいたします!☺︎
      yuuうさぎさん
      是非!おすすめいたします!☺︎
      2025/09/16
  •  ものすごい暗い小説だなと思いながら、ツラく読み進めていました。
     そしたら、本屋大賞の発表があり、第2位でした。正直、驚きましたが、小説としての完成度は非常に高いのかも、とも感じていたので、読む人が読むと(本屋さんという読書のプロの人が読むと)、分かっちゃうんだなと、本作の価値を教えていただいた気がします。

     創作でありながら、次々と起こる出来事や、その時々の周囲の風景や人の動きなどの描写がとても細かくリアルで、まるで現実を写すように状況が伝わってきます。どの場面も頭の中に映像がはっきりと浮かび、文字を追いながら映画を観ているかのような錯覚にとらわれました。
     登場人物たちも、こういう人いるよねぇ、と思わせる人ばかりで、その辺りもリアルでした。

     人生には、自分で選べることと選べないことがありますよね。そして選べることでも、状況によって正しい選択ができないこともあります。何が正しい選択なのか判断できないことすらあると思います。
     また、選択者の性格によって選ぶものが変わったり、経験値が選択の指針や幅を変えていったりもするでしょう。

     わたしたちは、そうやって日々選択を重ね、今日という日を迎えているのかもしれません。
     本作の主人公は、ある重大な選択を誤ったことで人生が思いもよらぬツラいものとなってしまいました。しかもそこには、彼女の周りの人たちの特性や行動が大きく関与していました。彼女自身の性格ももちろん影響しています。

     この小説は、そうした予期せぬ出来事の、たった一つの選択から人生を(ある意味)転落させていった女性の半生をリアルに描いています。
     正視したくないツラい場面もありますが、これはもしかしたら誰の人生にも起こり得ることなのかもしれません。

     過酷な人生の試練の中、主人公は一縷の望みを忘れることなく、毎日を必死に生きていきます。その間、ミスすることもあれば、他人の悪意に絡め取られることもありました。
     でも、青く固く渋かった柿が、陽光や風雨に晒されながら少しずつ柔らかさと甘味を増し熟していくように、ずっしりとツラく重たい歳月を過ごしてきた彼女にも、ようやく機が熟したかのように、希望の光がさす時が訪れるのでした。

     人生いろいろ、小説もいろいろ。。。
    いろいろなことを考えながらお読みくださり拓♡


    〔作品紹介〕
    2026年本屋大賞ノミネート!!
    第20回中央公論文芸賞 受賞
    本の雑誌が選ぶ2025年度上半期 ベスト10  1位

    激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子・拓を出産する。出所後息子に会いたいがあまり園児連れ去り事件を起こした彼女は、息子との接見を禁じられ、追われるように西へ西へと各地を流れてゆく。自らの罪を隠して生きる彼女にやがて、過去にまつわるある秘密が明かされる。『鳩の撃退法』(山田風太郎賞受賞)『月の満ち欠け』(直木賞受賞)著者による最新長編小説。



    けんご(小説紹介クリエイター)
    時間を忘れて、二度も読み耽ってしまった。一切の無駄がない、
    洗練された美しい文章で紡がれた、心を抉る物語。(X  2025年4月10日投稿)

    久田かおり(精文館書店中島新町店)
    読み終わった後、しばらく何も考えられなかった。茫然と表紙を眺めつづけた。
    しばらく他の物語を読みたくない、と思った。(Readee 書店員レビュー)

    杉江由次(本の雑誌社)
    お涙頂戴の感動なんてものではない。もっと大きな本物の人生が、迫力を持って描かれる。震えがくるほどのすごい小説であり、2025年を代表する小説だ。
    (本の雑誌 2025年6月号)

    内藤麻里子(書評家)
    一人の人生を語る業に、時間を意識した筆の冴えが加わり格別な一冊になっている。(毎日新聞 2025年5月5日朝刊)

    吉田伸子(書評家)
    罪は消えない。自責も続く。それでもなお、人生にさす一条の光はある。
    奇跡のようなその光に、躊躇いつつも手を伸ばすかおりの姿が、読後も胸に残る。(朝日新聞 2025年5月24日朝刊)

    • 星野かーびぃさん
      ずっと暗い雰囲気でしたよねー。
      読み終えた後の感覚は他の本では味わえないなんか特別な感じだったんですけど。
      とはいえ、“その時が来るまで”が...
      ずっと暗い雰囲気でしたよねー。
      読み終えた後の感覚は他の本では味わえないなんか特別な感じだったんですけど。
      とはいえ、“その時が来るまで”が長かったですねー笑
      2026/04/12
    • みのりんさん
      星野かーびぃさん、こんにちは。
      コメント、ありがとうございました。
       はい。ずっと暗い雰囲気でした。。。
       章が変わるごとに問題が起こって、...
      星野かーびぃさん、こんにちは。
      コメント、ありがとうございました。
       はい。ずっと暗い雰囲気でした。。。
       章が変わるごとに問題が起こって、読み続けるのがツラい箇所も多々ありました。
       “その時が来るまで”は本当に長かったですね〜。
      書名を信じて”熟”を待つしかなかったです。
       読み終えることができて良かったです♡
      2026/04/12
  • 序盤から救いようのない話が続き、どこに行っても、どう足掻いても、逃げられない現実とひたすら向き合う。正直、苦しくて苦しくて堪らない話だったのは確か。でも、自分の生に向き合って、精一杯生きていく姿に心を打たれ、気持ちが入り込んでしまう凄い作品。
    『熟柿』という言葉は、序盤ではネガティヴで気持ち悪いイメージが強く刻まれる。腐敗や停滞、取り返しのつかなさを象徴していたはずの言葉から、終盤ではまるで違った意味を帯びてくる。落ちきったからこそ得られる甘さ、避けられない終わりを受け入れた先にだけ残る、わずかながらも確かな肯定。人生は巻き戻せないし、失ったものは戻らない。それでも、人はその地点からなお前を向くことができるのだと、言葉少なに示してくる。
    皆様におすすめしたい、年末に出会った今年一の作品でした。素晴らしいです。

    • くろねこさん
      感想を読んで買ってきました。素敵な小説でした!
      感想を読んで買ってきました。素敵な小説でした!
      2025/12/24
    • にゃごさんさん
      くろねこさん
      コメントありがとうございます。また、私の感想を参照いただき恐縮です。
      ディープな内容ですが、深く胸を打つ作品ですよね!
      くろねこさん
      コメントありがとうございます。また、私の感想を参照いただき恐縮です。
      ディープな内容ですが、深く胸を打つ作品ですよね!
      2025/12/24
  • 佐藤正午さん著「熟柿」
    著者の作品は初読み、数ヶ月前から気にはなっていたが今回の本屋大賞ノミネートを機に購読に至った。

    まずタイトル「じゅくし」。読めない…
    漢字自体は難しくないし、意味も解るのだがこの読み方は知らなかった。
    購入するまで「じゅくがき」だと思っていた。
    うっかり書店で店員さんに「じゅくがきって本あります?」なんて聞かなくてよかった。恥ずかしい思いをするところだった。

    物語はまるで「熟柿」の通り。
    表紙に「熟柿」の意味が刻まれている。
    主人公かおりの息子「拓」の出産から、もう一度息子に会えるその日を待つその人生は決して気長にその時がくるのを待つだけの人生ではなかった。重くて苦しい日々の連続の毎日が描かれていく。
    ひき逃げ事故からマイナス方向に傾倒していくかおりの人生。
    あの時強く踏んだブレーキから彼女の人生のハンドルは自分の思うままでは握れなくなってしまう。罪の意識、罪人としての重圧、離ればなれの最愛の息子の存在。

    序盤~中盤迄、同情心を煽られながら読み進める。彼女の人生の重たさが辛かった。

    終盤の展開は圧巻。
    息子とのやりとりは素晴らしかった。
    今まで散々息子の事を「拓」と心で呼んできていたのに、いざ本人を目の前にすれば「キミ」と喋らざるを得ない。同様に自身の事も「お母さん」という一人称で話せない。
    かおりの心情がまるで自分自身が彼女になったのかと思うくらいに理解でき凄くよかった。

    ここから考察も少し書きたい。

    息子とのやりとりの後に電話をかけた相手が土居。

    土居との電話での話の中で「電車のホームを間違えたみたい」とかおり。
    急いでホームに駆けつけ乗るべき列車に乗り込んだ。間に合った。

    息子に会い、話をし、その時が正にかおりの中で柿が熟して落ちた瞬間だったのだろう。
    その後、彼女はまたあやふやな感情を引きずりながらも土居に電話をかけて、一旦は間違ったホームに並ぶも最終的に正しい列車に乗り込む事ができた。

    これは…
    この先の彼女の人生を表しているのであろう。あの事故の日に歩み出してしまったレールからの脱却なのだと感じられる。

    彼女はもう間違わないだろう。
    彼女はもう失わないだろう。
    自分の過去の重責と向き合う中で、それらを隠さざるを得ないのが彼女の人生だった。
    しかしこの先彼女は大事にしたい人にはもう隠さないだろうと推測。
    土居にも、拓にも。

    「熟柿」。古い柿が熟して落ちて、そしてまた新しい次の実が実る。
    この作品の場合、「熟柿」とはその後の未来の事をも含ました言葉なのかもしれない。「再生」という言葉の意をも。
    かおりにとって再スタート、乗るべき列車にしっかりと乗れたのだと読みとった。

    中盤迄不幸の連続で辛かったが最後は圧巻だった。素晴らしい作品だった。


  • 胸熱★5 母になってからの後悔の人生を丸ごと描く… あなたは見て見ぬふりをしていませんか? #熟柿

    ■あらすじ
    伯母の葬儀があった夜、かおりは酔った夫を自動車に乗せて帰宅していた。友人からの電話を気にしながら運転していたかおりは、突然現れた老婆を撥ねてしまう。しかも確認もせずにそのまま立ち去り、救護義務違反を犯してしまうのだ。

    その後、逮捕されたかおりであったが、当時妊娠していたために服役中に息子を出産する。息子に会いたい彼女であったが、勇み足な行動をしてしまい接見を禁じられてしまう。その後のかおりには、どんな人生が待ち受けているのか…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    胸熱★5 上手すぎる文章、突き刺さるセリフ、染みわたる感情表現。読者に語りかけてくるような書きっぷりなんすよね~。これぞプロの小説家の仕事ですね、高品質な作品でした。

    さて本作は、主人公かおりの視点で物語が進行していく。彼女は母として息子を愛おしく思う気持ちはあれど、ひき逃げで人を殺めてしまったという事実に対し、ひたすら自責の念を抱えて生きているのです。

    彼女は人は良いんですが、分かりやすく言えばテキトーな性格なんです。わきが甘く、自分の行動に責任が取れない。隙があるから、周囲の人間から攻撃されたり、甘えられたり、寄生の対象になったりする。

    逆に手を差し伸べてくる良質な人たちに対しては、うまく取り入ることができない。プライドなのか何なのか、勝ち馬にのるというセンスが抜群にないんです。こういった「真剣に生きられない人」が失敗してしまうと、なかなか不幸から抜け出せなくなっちゃうんですよね。

    そして本作は、そんな彼女の母になってからの人生を丸ごと描いているです。ひたすら息子のことを想い続け、粛々と社会の底辺で働き続ける。前科もちという疵を抱えている彼女は、気弱で卑屈な日常を送っている。この辛すぎる描写が淡々としたためられていきます。

    年月が進んでいくと息子は幼稚園から小学校と成長していくのですが、母かおりの精神は立ち止まったまま… 自身のひき逃げの罪は償っているはずなのに、息子に与えた影響への責任からは目を背け続けてしまう。自責の念に苛まれ続け、ずっと後悔の森で彷徨っているんですよね。気持ちは分かる、でも立ち向かわなきゃ。

    そして物語の終盤、ここまで読んできた読者はラストシーンは想像ができでしょう。しかしどんな内容になるのかは想像するのは難しかったですし、実際読んでみたら呆然とするしかなかったです。圧倒的な現実があり、ただ疑問、不安、怒りが漂ってるだけでしたね…

    こういう物語を読むといつも思うんですよね、主人公は「私」だったかもしれない。生きてると色んな場面で岐路に立たされる、ほんのちょっとのきっかけでガラッと人生は変わってしまうんです。

    逃げてばかりいたり、見て見ぬふりをしていると、きっと判断を間違えてしまう。やっぱり「自分の責任で発言する、行動する、判断する」ということが大事でなんですよね。

    どこまでも心に沁みる素晴らしい作品でしたね。タイパやコスパが求められる時代だからこそ、じっくりこういった作品を読んで欲しいと思いました。

    ■ぜっさん推しポイント
    いちばん文句を言いたい登場人物。それは元夫、はっきり言ってあんたが一番悪い。

    自分のことばかりじゃなく、ちゃんと奥さんを守ってあげなよ。誰だって長い人生、失敗することだってあるんだよ。苦しい時でも共に手を取り合って乗り切るのが夫婦じゃねーのか、くわっ!と…、本を読みながら叫んでしまいました。

    あらためて、自分の奥さんや息子たちを大切にしなきゃと思ったのでした。

  •  警察官の妊娠中の妻が轢き逃げを起こしてしまい、収監され出産するが、そのことが原因で離婚され、子供も取り上げられる。そんな女性が釈放後に様々な差別を受けながらも、接触できない子供に会いたいという思いで生きていくという作品である。オーディブルで聴きましたが、とてもよくできた小説だと思いました。

    • ぴりさん
      内容を聞くと犯した罪に対する余りにも悲惨な状況の主人公という設定だが、その事にどのように対処して我が子と再会するのか興味深い。
      お勧めしてい...
      内容を聞くと犯した罪に対する余りにも悲惨な状況の主人公という設定だが、その事にどのように対処して我が子と再会するのか興味深い。
      お勧めしているので是非一読しようと思いました。
      2026/02/23
  • 佐藤正午さんの小説を読むのは久しぶりです。
    佐藤正午さんの小説はわかりにくいと思っていましたが、これはとてもわかりやすかったです。


    以下ネタバレの前半のストーリーと感想です。
    これから読まれる方はお気をつけください。





    大伯母の晴子の葬儀の日の帰り道27歳のかおりは妊娠中でしたが助手席に夫を乗せて車を運転中におばあさんを轢いたまま車を降りずひき逃げをしてしまいます。

    警察官だった夫の徹也は辞職をせまられ、かおりも栃木の刑務所で2年半の懲役を受けます。
    服役期間にかおりは男の子を出産しますが、夫とは離婚し、元夫に「母親が犯罪者の子供と母親に死なれた子供
    とどっちがより不幸か考えてみろ」と言われ息子の拓とは産んだきり、一度も会わせてもらえませんでした。

    小学校入学式の日、かおりはひそかに小学校へ息子の顔を見に行くのですが、親切な久住呂百合と咲ちゃん親子に助けられます。「拓くんの入学式が台無しなったら大変だから今日はあきらめて、またいつか」と言われますがいつかは来ないうちにかおりは自分の過去を隠して各地を転々としながら16年間、拓のことを想いながら働き続けます。

    ある日、音信不通だった元夫がかおりを訪ねてきて、「拓に『真実告知』をしたい。今の母親と自分も同席の上で」と言ってきますが…。




    このかおりと徹也の元夫婦って一体どんななれそめで、結婚したのかと思うほど、夫がかおりに冷たいと思いました。かおりの罪は人を殺しているのだから重いと思いますが、自分の家族なら懲役を終わるのを待ってあげるという選択肢はなかったのかと思います。
    最後に真実は明かされるのですが。

    そしてラストにもやっぱり出てくるのではと思ったワード熟柿(じゅくし)。かおりを想ってくれる仕事仲間の土居さんが口に出します。

    一度は夫婦だった二人の女性ばかりが辛かったこの作品ですが、最後にはかおりにも陽ざしが差し込んできます。
    今まで苦労した分かおりも幸せになれるといいと思いました。

  • 熟柿
    熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つこと。

    なんて素晴らしい言葉なんだろう!
    座右の銘にします!

    とても良い小説でした。
    轢き逃げの罪を犯し、服役中に出産したかおり。
    子どもは夫に引き渡され、出所後は夫に離婚され、その後の物語。
    かおりの頭の中は生き別れた子ども、拓のことだけ。
    前半はその頭の中の呟きが延々と続く。正直、読者も、あ〜かおりさん、ちょっとヤバいな‥‥と思ってしまうと思います。
    何をやっても悪い方に転んで、生活の場を転々とするのですが、これでもか!というほどに酷い目に遭うのです。でも、その全てを因果応報と捉え、受け入れるかおり。
    このままこの物語は終わってしまうのか?というところまできて、やっと柿は自然と落ちるのです。
    待つのは辛いことだけれど、その時は自然と訪れるのだな、と温かい涙が溢れました。

    • こっとんさん
      8さん、こんばんは♪
      確かに!
      ある程度の年齢だからこそ胸に沁みる作品!
      ホント、傑作ですな( ´ ▽ ` )
      8さん、こんばんは♪
      確かに!
      ある程度の年齢だからこそ胸に沁みる作品!
      ホント、傑作ですな( ´ ▽ ` )
      2025/08/27
    • 1Q84O1さん
      気長に図書館からまわってくることを待っています^_^
      気長に図書館からまわってくることを待っています^_^
      2025/08/27
    • こっとんさん
      1Qさん、おはようございます♪
      地味〜に胸に沁みる作品です。
      味わってみてくださーい(*´∇`*)
      1Qさん、おはようございます♪
      地味〜に胸に沁みる作品です。
      味わってみてくださーい(*´∇`*)
      2025/08/28
  • 2026年本屋大賞2位の作品ということで読んでみた。うーん、なんだか私にはあまり合わなかったな。
    なんだかモヤモヤの残る作品でした。

  • 本屋大賞ノミネート作品であり、みなさんのレビューを拝読して読みたくなった作品。
    今年の本屋大賞ノミネート作品、私にしては珍しく5作品読んでまして( °△° )
    未読の作品がみなさんのレビューを拝読していて気になっていた作品ばかりだし、ミステリ率が高いしで欲望に抗えず(笑)4作品GETしてきました((*´ ᵕ`)フフッ
    順番に読んでいきます✧*。

    激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子を出産し離れ離れに。出所後、息子に会いたいがあまり園児連れ去り事件を起こした彼女は、息子との接見を禁じられ、追われるように西へ西へと各地を流れてゆく。

    人が人に対して誠実であること、誠実でい続けることって、とても大事なことだけれど、難しいことでもあると思う。
    かおりの身に起きたことは、誰しも起こりうる可能性があること。
    そこで相手への誠実さを欠いたために、かおりは不誠実の連鎖が起きて苦しみが広がっていったのではないだろうか。

    誠実でいることって、無意識に人が人に対して求めていることで。
    だからこそ倫理的な過ちに対する世間の目の厳しさ、それに向き合うことへの難しさがひしひしと伝わってきた。
    そんな状況の中、全てを知りながら最初から最後までかおりに対して誠実であり続けた久住呂さんがとても印象的だった。
    私はいちばん身近な夫や子どもに対して、日々誠実に向き合えているのか、親が子どものためにする選択が本当に子どものためになっているのか、ということを考えさせられた。

    熟した柿は甘くて美味しいけれど、熟れすぎると崩れてしまう危うさもある。
    かおりはもちろん、彼女を取り巻く人々のそれぞれの人生や人間関係が「熟柿」という言葉で象徴されていて、本当にこのタイトルが秀逸すぎた。
    誠実に生きることの大切さを、これでもかというほど突きつけてくる作品だった。

    • mariさん
      どんぐりさん

      続きます(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)
      そう言ってもらえて嬉しいです♡
      ありがとうございます(*_ _)
      どんぐりさん

      続きます(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)
      そう言ってもらえて嬉しいです♡
      ありがとうございます(*_ _)
      2026/03/20
    • bmakiさん
      うわぁ(*ˊᗜˋ*)♡

      何かこのコメント頂いて、めっちゃ嬉しくなりました。私、文章が下手くそで、みなさんみたいにちゃんとした感想書けなくて...
      うわぁ(*ˊᗜˋ*)♡

      何かこのコメント頂いて、めっちゃ嬉しくなりました。私、文章が下手くそで、みなさんみたいにちゃんとした感想書けなくて、コメントくださる皆様に申し訳なく思っていたのですが、すっごくハッピーになりました(*´∀`*)
      mariさん、ありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))♡
      2026/03/20
    • mariさん
      makiさん

      そう言って頂けて、私も幸せな気持ちになれました(*˘︶˘*).。.:*♡
      こちらこそ、ありがとうございます♡
      これからもma...
      makiさん

      そう言って頂けて、私も幸せな気持ちになれました(*˘︶˘*).。.:*♡
      こちらこそ、ありがとうございます♡
      これからもmakiさんのレビューと、コメントでお話できるのを楽しみにしています\( ˆoˆ )/♡
      2026/03/20
  • 本屋大賞ノミネート作。
    皆さんの超高評価!!
    期待大で読みましたよっ!!

    伯母の葬儀があった夜、天候が下り坂に。
    夫は酔わされて泥酔していた為、かおりの運転で帰路につく。激しい雨が降る中、かおりは何かに衝突してしまう。
    激しい雨が降っている中、かおりは衝突したものを確認せず帰宅する。
    かおりは轢き逃げの罪に問われ、服役する。
    服役中に息子・拓を出産するのだが、警察官だった夫に離婚を突きつけられる。


    ↑めっちゃそわそわする展開ですよね。
    これからどうなるの!?
    彼女や子供はどうなるの!?

    彼女のその後が描かれるこの本。
    感情移入派の私は、ひき逃げ犯になって、服役して、その後、働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいりましたとも!
    子供のことだけを考え、子供のためだけに生きましたとも!!

    めっちゃ感情移入した割に、私には何故か刺さらなかったようで。゚(゚´ω`゚)゚。

    皆様のお星様5つを汚すようで本当に申し訳ありませんm(_ _)m


    すみません。。。
    今の所1番面白かったのは、殺し屋の営業さんです(^_^;)

    やっぱり私は人と違うのかなぁ(-。-;


    会社で時々研修があるんです。
    全国の拠点の人で、グループ組んで意見言い合ったり。いつも私は皆んなと外れた意見を持っていたりして、何か外すんです(-。-;
    あれ?自分だけ何か違う???

    そんなわけで、グループ研修が苦手です(^◇^;)


    -----

    急に暖かくなってきましたね。
    我が家のお庭は芝生なのですが、芝生の下から雑草がファイヤーしてきました(-。-;

    私は庭なんていらない!駐車場にしようと言ったのに、旦那が芝生にしたいからと芝生になった我が庭。
    旦那は全然草を取ってくれません。

    今日モノタロウで私がいつも使っている、めっちゃ使いやすい草抜き道具を購入しました♪

    来週から私が草取りする時、
    『父ちゃんのも買っといたよ』
    と言うことにします♪

    自分が作った庭なのだから、自分が草取りしろっ!
    ( *`ω´)



    私の母親はお節介です。兎に角人の役に立ちたい人。
    近所の老夫婦で夫婦とも癌の人がいるらしいんです。

    医療費が高額で、医療費控除を受けたいのだけど、毎回街まで出向いてやっていた確定申告も体力が無くて行けないと。
    今はスマホで出来るから、
    『まき、あんた行ってやってあげて!』
    ですと。。。

    お母さんが優しいのはわかりますが、私が行くの!?
    私がやるの( ̄▽ ̄;)

    そして今度の土曜日は、私はその方の医療費控除の為に潰れます。゚(゚´ω`゚)゚。

    私、土日しか休み無いんだけど。。。
    家の草取りもしなくてはいけないし、自分が休む時間も欲しいのだけど。。。。

    でもきっと、母のような人が居るから、世の中うまく回っているんだろうなって思います。
    私は他人には冷たすぎるので、もっと母のようになるべきなのだろうな。。。

    • ぴこさん
      まきちゃん♡
      >殺し屋の営業さん、ちっとも笑わせに行ってない
      マジで!ww また笑えました くっくっく
      |*`艸´)ククク…
      まきちゃん♡
      >殺し屋の営業さん、ちっとも笑わせに行ってない
      マジで!ww また笑えました くっくっく
      |*`艸´)ククク…
      2026/03/10
    • ぴこさん
      まきちゃん♡
      >殺し屋の営業さん、ちっとも笑わせに行ってない
      マジで!ww また笑えました くっくっく
      |*`艸´)ククク…
      まきちゃん♡
      >殺し屋の営業さん、ちっとも笑わせに行ってない
      マジで!ww また笑えました くっくっく
      |*`艸´)ククク…
      2026/03/10
    • bmakiさん
      ぴこさん

      えっ!?えっ!?
      (゚ー゚*?)

      どこがおかしいんだろ(;゚Д゚)??
      ぴこさん

      えっ!?えっ!?
      (゚ー゚*?)

      どこがおかしいんだろ(;゚Д゚)??
      2026/03/10
  •  充実した読後の余韻に浸りました。本作は紛れもない傑作小説でしょう。派手な展開がなく淡々とした文章なのに、どんどん物語へ没入してしまう不思議な吸引力ある筆致、そして緻密な構成に感心し、凄みさえ感じました。

     物語は、主人公・かおりがひき逃げの罪に問われてからの17年を端正に描いていきます。単なる感動を伴った再生物語ではなく、人間の弱さや危うさ、世間の冷酷な理不尽さを見事に描き切っています。

     余計な描写を削ぎ落とし、丁寧に描いたかおりの半生を通して、罪と向き合う意味を突きつけられます。長い年月にわたるかおりの心理描写は、読み手との距離感を縮め、決して他人事で済ませられない感覚を呼び起こし、自分の平穏無事な生活とかおりの転落が、対照的に浮き彫りにされます。

     服役中に産んだ息子への想いが断ち切れず、一目会いたい、せめて安寧を求めたいのに、ここまで残酷に否定される? かおりの罪・背負う十字架はそこまで重い? なぜ人の悪意が必ず忍び寄る? 祈るように読み進めました。そんな中、かおりの人生にも差し込む優しい光が、せめてもの救いでした。

     柿の実が、時間をかけて少しずつ熟して柔らかくなり、やがてぽとりと落ちる・・・。人生、罪と罰、償いと喪失…、これらの一切合切を最後まで見届け、読み終えて思わず深く息を吐きました。素晴らしい作品の一語に尽きます。
     レビューも挙げず、深読みできていなかった著者の直木賞受賞作を、再読する必要がありそうです。

    • NO Book & Coffee  NO LIFEさん
      どんぐりさん!
      私も塩田さんの新刊読みたいんですよー(^^)
      どんぐりさん!
      私も塩田さんの新刊読みたいんですよー(^^)
      2025/06/24
    • まろさん
      いつも素敵な紹介をありがとうございます!
      本とコさんの感想に惹き込まれ読んだ本は
      いつも間違いなく感動しています。
      いつも大遅刻でごめんなさ...
      いつも素敵な紹介をありがとうございます!
      本とコさんの感想に惹き込まれ読んだ本は
      いつも間違いなく感動しています。
      いつも大遅刻でごめんなさい。
      ゆっくりペースですが着いていきますね!
      2025/12/23
    • NO Book & Coffee  NO LIFEさん
      まろさん、こんにちは♪
      超絶感激舞い上がるコメント
      ありがとうございます(//∇//)
      誰かに共感していただける幸せは
      年末のご褒美のようで...
      まろさん、こんにちは♪
      超絶感激舞い上がるコメント
      ありがとうございます(//∇//)
      誰かに共感していただける幸せは
      年末のご褒美のようです(((o(*゚▽゚*)o)))♡
      ゆっくりマイペースで読書しましょ(^^)
      2025/12/23
  • 私の本屋大賞はこの一冊。
    罪を犯した人間は一生許されないのか。
    辛い話なのに、読む手が止まらない。
    主人公のリアルな心理描写が胸に迫るものがあり、周りに翻弄されながらも、懸命に生きていくところが苦しくなってきます。
    こんなの見せられたら、実生活でも車の運転が怖くなっちゃいました。

    読んでいるときは、東野圭吾さんの「手紙」を読んでいるときの感覚で、救いはないのかと思わず思ってしまいました。

    まさかの隠された真実と、ラストの結末がどうなるのか、それは是非読んで確かめて見てください。

  • 2026年本屋大賞第2位。
    シンプルな表紙に渋いタイトル、評判も良さそうなので手に取った。

    伯母の葬儀に参列した帰り道、激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは、確認もせずにその場を立ち去ってしまう。轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子・拓を出産する。出所後、息子に会いたいがあまり様々なトラブルを起こしたかおりは、息子との接見を禁じられ、追われるように西へ西へと各地を流れてゆく…

    ちょっとした判断ミスから取り返しのつかない罪を犯し、平凡で幸せだった人生の歯車が大きく狂っていく。とてもリアリティがあり、モデルの人物でもいるのではないかと思わせるような精緻な描写。一方で、やり切れない内容であるにもかかわらず、とても読みやすく一気読みさせられた。

    罪と罰。罪を償ってなお続く偏見や生きづらさ。不運や苦労の連続。そんな中でも、常に支えてくれる人がいたことが救いだった。そして、明けない夜はないと思わせてくれる素敵なお話だった。

    関係ないけれど、晴子伯母さんが柿を食べる描写が怖過ぎて夢にみそう…

  • みなさんが読まれているのを見て予約していたんですが、残り2人から全然進まなーい!!




    も、もしや借りパ、、、いやいや!!
    誰よ!早く返してー!!



    と念を送っていたら
    やっっっと返してくれたようで
    やっと借りられました(o^^o)




    佐藤さんの作品は初めて読みます

    『熟柿』(じゅくし)と読みます




    ちょうど向かいのおばあちゃんが柿をくれました(^^)枝についたままの柿に子どもたちは大喜び(´∀`)
    でも食べるのは5歳の息子だけ、、、笑


    この時期いろんな方に柿をもらって5歳の息子だけデザートが豪華になってホクホク顔をしてます笑



    『柿が好きだし、ドングリも好きだから僕はクマだね』だそうです笑





    さて本題に入ります

    激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子・拓を出産する。出所後息子に会いたいがあまり園児連れ去り事件を起こした彼女は、息子との接見を禁じられ、追われるように西へ西へと各地を流れてゆく。自らの罪を隠して生きる彼女にやがて、過去にまつわるある秘密が明かされる。



    事故自体は誰にでも起きます。
    自分にも起きる可能性があります。
    でもその後どうするかでこんなにも変わってしまうのかと恐くなる作品でした。


    かおりの一人称で進んでいきますが
    どこか淡々と物語は進んでいきます


    かおりはあまり共感できるタイプではなくて
    感情移入はしにくい感じ。

    なんだか頼りないし
    読んでてモヤモヤというか、
    ちょっとイライラしてしまうこともあったけど

    一番イライラしたのは夫かな




    ひき逃げ、もちろん絶対ダメだけど
    一回の過ちであまりにも変わってしまった人生や、その後の仕打ちが辛くて、そして怖い。
    でもそういうものなのかもしれない。


    かおりの頭は息子でいっぱい。
    後悔や、諦め、
    そしてちょっと希望が見えると
    そればかりしか考えられなくなり
    また落胆する
    自分の未来に途方に暮れる
    そんな様子が
    淡々としてるのに
    ひしひしと伝わってきました




    この熟柿という言葉が
    終盤胸に凄く響きます


    「熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つこと」という意味だそう。


    一面真っ白な表紙にぽつんと置かれた熟れた柿はこの物語の印象とぴったりだと思いました

    • どんぐりさん
      みひろさん

      ホント読んでいて怖くなりました
      気をつけないと、、、、


      にしてもなんといっても元夫ですよね(;´д`)=3

      みひろさん

      ホント読んでいて怖くなりました
      気をつけないと、、、、


      にしてもなんといっても元夫ですよね(;´д`)=3

      2025/11/18
    • yukimisakeさん
      そんな可愛いクマならどれだけ出没しても良いです!(๑♡∀♡๑)
      これ、いつ来るんだろう…予約してたっけ?ってなりそうです( ̄▽ ̄;)
      前に『...
      そんな可愛いクマならどれだけ出没しても良いです!(๑♡∀♡๑)
      これ、いつ来るんだろう…予約してたっけ?ってなりそうです( ̄▽ ̄;)
      前に『スターゲイザー』予約してた時、あと1人から2ヶ月位ずーっと動かなくて痺れを切らして司書さんに相談したら、また催促して下さってすぐ来ました♪
      気付かない場合もあるので言ってください、との事でしたー。
      2025/11/18
    • どんぐりさん
      雪さん

      なるほど(´⊙ω⊙`)
      なかなか来ない時は司書さんに言うという手があるんですね!

      今度あれば試してみますメモメモφ(•ᴗ•๑)
      雪さん

      なるほど(´⊙ω⊙`)
      なかなか来ない時は司書さんに言うという手があるんですね!

      今度あれば試してみますメモメモφ(•ᴗ•๑)
      2025/11/19
  • 続けて佐藤さん。
    これで2作目なのだけど、この作家さんと相性いいかも〜。
    この作品も とても良かった◎

    ひき逃げ事故を起こしてしまったかおりは 服役中に息子を出産する。
    出所後、夫から離婚届を渡され、子供と引き離されたかおりのその後の人生を描いた作品。

    このお話では車での事故だったけど、こないだ見たTVドラマではアレルギーの表記ミスだったり、、誰にだって思いがけず重大なミスを犯してしまう可能性は十分にあると思う。
    そして 何か起こしてしまった時に保身に走る心理も分からなくはない。

    たった1度の過ちで、人生はガラッと変わってしまう。
    なんか読んでて怖くなるというか、身が引き締まる思いだった。
    自分の行動の先に 誰かの人生がかかってる事もあるんだという事を改めて思い知らされた。

    自分の産んだ子供と会えない、成長を知れないなんて。。
    読んでて、どうかひと目だけでも せめて見させてあげて、とずっと悲しかった。

    かおりももちろん悪いけど、なんか元夫が情けなくて腹立たしかったな〜。
    最後の展開にはちょっと驚いた。

    これ映画化とかにめっちゃ向いてそう!
    小説では泣かなかったけど、映像で見たら絶対泣くやろうな〜。


    □メモ
    熟柿(じゅくし)とは
    熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時期がくるのを待つこと。なんだそう。





    • mihiroさん
      歩美さ〜ん(*^^*)
      こちらこそありがとうございます♪
      熟柿って言葉自体 この本に出会うまで知りませんでした。
      私はせっかちなので、この言...
      歩美さ〜ん(*^^*)
      こちらこそありがとうございます♪
      熟柿って言葉自体 この本に出会うまで知りませんでした。
      私はせっかちなので、この言葉頭に止めておかなければ〜笑
      リンゴも手放せないかも〜笑
      なかなかせつなくて苦しいお話でしたが、きっとこの先は幸せが待ってますよね〜(;;)
      本屋大賞ノミネートされましたね!
      私は図書館本で読んだのですが、発表までにおさらいでaudibleで聞いてみようかな!
      2026/02/19
    • 歩美さん
      mihiroさん☆
      私もせっかちです(*^^*)でも、意味を知ってピッタリなストーリーだと思いました‼︎
      ほんとに…♡苦しいお話でしたね。幸...
      mihiroさん☆
      私もせっかちです(*^^*)でも、意味を知ってピッタリなストーリーだと思いました‼︎
      ほんとに…♡苦しいお話でしたね。幸せが待っていると思わせてくれる終わり方がまたまた感動ですね‼︎本屋大賞ノミネート作のaudibleがでたらすぐ聴いてます‼︎振り返りたい時本の方がいぃんですが、audibleで聴くのもいぃですよね(・∀・)イイ!!
      こんな風に本の感想を話せるなんて…幸せです♪
      ありがとうございます♪
      2026/02/19
    • mihiroさん
      歩美さんもせっかちなんですね〜( ´꒳`*)人(*´꒳` )ナカーマ笑
      ほんとこの言葉にぴったりな内容でしたよね!
      苦しい後の やっとひかり...
      歩美さんもせっかちなんですね〜( ´꒳`*)人(*´꒳` )ナカーマ笑
      ほんとこの言葉にぴったりな内容でしたよね!
      苦しい後の やっとひかりが見えてきたかなって終わり方は ほんとこみ上げてくるものがありましたよね〜。゚(゚´Д`゚)゚。
      audibleで聞いて、良かったのを今度は本でじっくりも凄くいいですよね〜!
      めっちゃ堪能できますね♡
      audible 結構 色々揃ってて スゴいですよね〜!
      「エピクロスの処方箋」も図書館待ちすごいので 近々聞いてみるつもりです✌︎(๑˃̶͈̀◡︎˂̶͈́๑)✌︎
      私もお話できて嬉しいです〜╰⁠(⁠*⁠´⁠︶⁠`⁠*⁠)⁠╯
      2026/02/19
  • 年始一冊目にしてはかなり重い作品を手にしてしまいました。しかし、読んで良かった思える作品です。恥ずかしながら熟柿という言葉、意味も初めて知りました。暗く長いトンネルの中、どこが終わりでいつ出口に辿り着くのかも分からない中で生きていくというのは本当に辛いことです。本作はそんな状況下に置かれた女性(母)の半生を描いたもの。とても悲しく切ない話でした。しかしそこは熟柿、光、希望が訪れる時がきっと来るのでしょう。気長に待つの気長にも限度はありますが、自分がここまでの状況ではないにしろ、何か生きていく上で希望みたいなものを感じさせてくれる作品でもありました。佐藤正午さん初読みでした。話し自体はとてつもなく辛い話しを書いてくれてますが、読みやすいのと状況や人物描写がとても上手な作家さんだなと思いました。他の作品も読んでみたいと思います。

  • 「取り返しのつかないあの夜の過ちが、あったはずの平凡な人生を奪い去った。」
    『熟柿』今まで読んだ本屋大賞候補作品、4作品の中でも一番心震えた作品だった。
    あの時、外に出て確かめていればもしかしたら。でも、その場から逃げたくなる。きっと撥ねたのは人ではないと自分に言い聞かせて。人にはそんな弱さ、狡さってあるのではないか。かおりは、轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子・拓を出産する。
    離婚を突きつけられ、息子に会えないかおりは、必死に生きていく。仕事を続けられず、人にだまされ、逃げるように西へ西へと向かう。
    自責の念を抱きながら、「息子に会いたい」一心で生き続けるかおり。読んでいるうちにかおりに情が湧いてくる。何とか願いを叶えてあげてほしいと。
    九州で彼女は人に恵まれる。最後の最後に救いがある。罪から逃れられないとしても、かおりにも幸あれ。そうでないとつらすぎる。

  • 妊娠中のかおりは伯母の葬儀の帰り道、泥酔した夫を助手席に乗せ、ひき逃げ事件を起こしてしまう。

    服役中に息子を出産するも、
    「母親が犯罪者の子供と、母親に死なれた子供と、どっちがより不幸か、考えてみろ」
    夫にそう言われるがままに離婚する。

    息子に会うこともできず、写真すら見せてもらえず、ただただ会いたいと想い続ける。


    真面目なかおりは、自分の犯した罪を重く受け止め、ひたすら働き続ける。
    自分の罪は許されない。
    人として当然のことを当然に行わなかったがゆえに、人生を踏み外してしまったのだ。

    しかし息子に会いたい想いだけは断ち切れない。
    投函することのない息子への手紙を心の中で語りかけながら、会いたいと願う。
    長い長い16年間…


    主人公のかおりは、どこかふわふわと危うさがあり、しっかりして!と思ってしまう。
    そんな彼女だから悪意を持つ人間も近づくが、また助けてくれる人も現れる。

    そんな長い月日が淡々とした文章で綴られていくのだが、ぐいぐいと惹き込まれ、先へ先へと頁を捲る手が止まらない。

    私はどうしても、かおりの元夫に苛立ってしまう。
    何故、妻と子を守ってあげられなかった?
    もやもやしたままラストへ向かう。
    そして十一章、怒涛の展開が!

    『熟柿』
    このタイトルが素晴らしい。
    静かな文章に心を揺さぶられる一冊だった。

    • どんぐりさん
      あぁ読みたい!!!


      なのに予約が進まない、、、_(┐「ε:)_
      あぁ読みたい!!!


      なのに予約が進まない、、、_(┐「ε:)_
      2025/10/15
    • mihiroさん
      あおいさ〜ん(*ˊᗜˋ*)/
      私も昨日読み終わりました〜!
      人生、ほんとに一瞬の判断ミスで取り返しのつかない事になっちゃう事もあるんですね(...
      あおいさ〜ん(*ˊᗜˋ*)/
      私も昨日読み終わりました〜!
      人生、ほんとに一瞬の判断ミスで取り返しのつかない事になっちゃう事もあるんですね(т т)
      私も元夫に苛立ちすきました(-_-)
      くたばっちまえ〜笑

      2025/10/17
    • aoi-soraさん
      mihiroさ〜ん・'(*´▽`*)’・
      本当にね
      あの事故まではこんな人生になるとは思っていなかったでしょうね
      元夫!苛立ったでしょ?(`...
      mihiroさ〜ん・'(*´▽`*)’・
      本当にね
      あの事故まではこんな人生になるとは思っていなかったでしょうね
      元夫!苛立ったでしょ?(`‐ω‐´)
      2025/10/18
  • 作中、土居さんがスマートフォンに入れて愛用している辞書は『大辞林 第四版』(三省堂)です。(巻末より引用)

    そうか〜、やっぱり辞書と言えば三省堂だよな〜
    わいが学生のときに使ってたのも三省堂やったわ
    「国語」も「漢和」も「英和」も「和英」も三省堂やった
    皮の(ビニールね)カバーが重厚感あって、なんか持ってるだけで頭よくなったような気がしたんよな

    という訳で「ひき逃げ」です

    うーん、なんか二つの正反対の思いがひしめいているんよな
    そんなもん自業自得や!だいたい二年ちょっと刑務所に入って「罪は償ったんだから」って言う方も言う方や!そんなもん一生許されへんわ!ずっと辛い思いしてろ!という気持ちもある
    正直ある

    でも、子どもに会われへんというのは、辛いよ、辛すぎるよ
    しかも何よもう全部悪い方、悪い方に行ってもうて
    そこまでの罪なのかという気持ちもある

    ただの事故ならまだね
    でも「ひき逃げ」はあかんよ
    故意だからね

    そして『熟柿』な
    うーん、熟柿かぁ〜?
    あんまり納得いかんな〜
    熟柿かな〜
    それでいいんかな〜
    う〜ん( ・ั﹏・ั)

    なのに★5っていうね
    なんなんのこの人

    • yukimisakeさん
      これ、いつ回ってくるんだろ^^;
      どう思うかなー。友達はもうベスト1位に言ってますけど。
      これ、いつ回ってくるんだろ^^;
      どう思うかなー。友達はもうベスト1位に言ってますけど。
      2025/12/21
    • yukimisakeさん
      そして柿はちょっと固い方が好きです
      そして柿はちょっと固い方が好きです
      2025/12/21
    • ひまわりめろんさん
      ユッキー

      うーん、あんまりわいの意見に引っ張られずに、まっさらな気持ちで読んでほしいなー
      その上でどう感じたか楽しみにしてるで
      ユッキー

      うーん、あんまりわいの意見に引っ張られずに、まっさらな気持ちで読んでほしいなー
      その上でどう感じたか楽しみにしてるで
      2025/12/21
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著者プロフィール

1955年長崎県佐世保市生まれ。『永遠の1/2』で「すばる文学賞」を受賞し、デビュー。2015年『鳩の撃退法』で「山田風太郎賞」を受賞、17年『月の満ち欠け』で第157回「直木賞」を受賞した。2025年『熟柿』は「中央公論文芸賞」を受賞した。ほかの著作に『身の上話』『リボルバー』『Y』『ジャンプ』など。

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