シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黄金の誓い (角川ビーンズ文庫)

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  • KADOKAWA (2024年3月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784041147085

作品紹介・あらすじ

アンの父と思われる記憶喪失の男ギルバートとともにコッセルの町を訪れたアンたち。
父が亡くなったとされる戦禍の爪痕が残る町で、アンは鎮魂祭の砂糖菓子を作る大役を引き受けることに! 
町のことを調べる中で浮かび上がるかつての両親の姿は、"家族”の大切さを改めてアンに教えてくれて……? 
――ずっとシャルやミスリルと幸せに暮らしたいから、この砂糖菓子に願いを込める。
少女と妖精の物語、ついに完結!

みんなの感想まとめ

家族の絆と成長をテーマにした物語は、少女と妖精が共存する独特の世界観を背景に、感動的な完結を迎えます。主人公アンは、記憶喪失の父ギルバートと共に町を訪れ、両親の過去に迫る中で鎮魂祭の砂糖菓子を作る大役...

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりの新章にふさわしい物語完結編でした。謎の男ギルバートは本当にアンの父なのか?人の心を読んだり操れるフラウの真の目的は?
    わずかな手がかりがあるコッセルの町に来た一向はどうやって真実にたどり着くのか?
    アンは自分の両親も巻き込まれた17年前の抗争を悼む鎮魂祭の砂糖菓子を任されることになるのだが、それはどうなるのか?
    各シリーズでは最後に大作の砂糖菓子を作りあげるアンですが、それが物語の流れと合致して何時も輝くような読後感があります。アンが両親のことを探るという命題と、寿命が特に長い妖精(何から生まれた妖精かで寿命は違うという設定なのだけど)たちが、人と心を通わせたとき、愛する人が先に死んでしまう必然をどう受け止めるかという大きな疑問にも解決が提示された作りとなっていました。
    小学生でも概ね大丈夫な内容のシリーズですが(挿絵はおっぱい強調などなし、キスシーンあり)時々人より身分の低い妖精(物語のスタートでは妖精は基本奴隷だった)なので、閨系お仕事が匂わされたりとかがあります。基本は中学校から。

  • 爽やかな終わり方にホッとした。ずっと読んでいたい

  • 終わってしまいました。
    寂しいけれど、3人が幸せで、3人らしく元気に
    過ごしている姿も見れたし、アンの両親の事も
    知ることができたし、3人がこの先どんな風に
    生きていくのか想像もできるので、きれいな終わ
    り方だと思います。
    でも将来、三川さんが3人の今後について「書き
    たい」読者に「伝えたい」という事があれば単発
    ででも…と願う思いも。
    (でも誰の最期も読みたくはないです)

    妖精と人間が共存する世界で人間と妖精が恋に
    落ち…なんて単純な少女小説だと思い読んでない
    人も(アニメを見てない人も)いるのではないかと
    思い、それが個人的には残念だと思います。
    片羽を奪って奴隷にする設定、単に精製すればいい
    だけじゃない砂糖林檎、妖精の(生と死など全般)
    設定…どれもよく考えられていて、独特で、とても
    興味深く、読んでいて本当に楽しかった。
    シュガーアップル・フェアリーテイル、出会えて良
    かったです。

  • ついに完結してしまったー。
    続きを書くと知った時はこんなに嬉しいことがあっていいのかと。時が経って、好きな物語が再び動き出すなんて素敵な出来事でした。

    この、激しさが水面下にありつつの、表面化は少ない描写がなんとも心地いい。
    この章は大きな流れとして父親の痕跡を探る物語だったけど、その中で生き方を葛藤する妖精たちがたくさん出てきて。人生でも長くてどう生きるかなんて上手く考えられないのに妖精として生まれて、長い長い時間を出会ったり別れたり、楽しんだり悲しんだり。
    純粋な彼らがどうか穏やかに過ごせますようにと祈らずにはいられないお話でした。
    フラウはこれからどのくらい生きるんだろう。
    ローガンとも別れが来ると思うと…。

    シャルとアンが穏やかな最期を迎えられますように。

  • 三川みりによる「シュガーアップル・フェアリーテイル」の第20巻。2023年にTVアニメが放送されました。新章完結。17年前、アンの家族に起こった事を調べるためにコッセルへ。アンにとってエマ、ギルバートの身に起きたことが分かり、一区切りついたのだと思います。過去を学ぶことでアンとシャルの進む未来が示されたと感じられました。フラウとギルバート、そしてエマの物語も見てみたい。綺麗に終わった作品の続編ということで不安でしたが、前向きな終わり方で良かったです。アンとシャル、ミスリルが末永く幸せに暮らすことを祈って。

  • パパの問題は色々ありつつ落ち着いて良かったです。迷惑をかけられつつ全て許してしまうアンは優しいなと思います。
    生きる長さの違いとか悩むこともあるけど、シャルとアンは変わらず甘々夫婦で仲良しなのが嬉しい。

  • え、あ、これで完結なんだ!?あらすじ読んでびっくりしつつ読み進めたけど、すごくよかった!思った以上に納得かつきれいにまとまってます。(シャルの嫁大好きがあふれてるところだけはすげぇですけど笑)。
    父が亡くなったとされる戦禍の爪痕が残る町で、父の謎を追っていく今巻、その中でアンが鎮魂祭の砂糖菓子を作ることになるんですけど、この砂糖菓子がとても良いんですよ…!まさに集大成。アンはずっとシャルやミスリルと幸せに暮らしていけると思う…!

  • 17年に何が起きて家族が離れ離れになったかが分かり、これからどう生きるかもはっきり思い描けるアン。
    終わったと思っていた作品をまた読むことが出来て嬉しかったです。
    あとがきに完結と書かれていました。
    もう読めないのは少し残念です。

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著者プロフィール

広島県出身。第7回角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞。『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』にてデビュー。温かく優しい読後感が持ち味で、登場人物の繊細な心理描写も高く評価されている。他著に「封鬼花伝」シリーズ、「箱入り王女の災難」シリーズ、「一華後宮料理帖」シリーズ、『ここは神楽坂西洋館』『仙文閣の稀書目録』などがある。

「2021年 『転生佳人伝 寵姫は二度皇帝と出会う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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