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Amazon.co.jp ・本 (528ページ) / ISBN・EAN: 9784041147221
作品紹介・あらすじ
本能寺の変より四年前。織田信長に叛旗を翻し有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起こる難事件に翻弄されていた。このままでは城が落ちる。兵や民草の心に巣食う疑念を晴らすため、村重は土牢に捕らえた知将・黒田官兵衛に謎を解くよう求めるが――。
事件の裏には何が潜むのか。乱世を生きる果てに救いはあるか。城という巨大な密室で起きた四つの事件に対峙する、村重と官兵衛、二人の探偵の壮絶な推理戦が歴史を動かす。
みんなの感想まとめ
歴史の中で繰り広げられるミステリーが魅力の作品で、織田信長に反旗を翻した荒木村重が有岡城に籠城し、そこで発生する数々の事件を解決する過程が描かれています。特に、黒田官兵衛の知略を借りて、村重が直面する...
感想・レビュー・書評
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初米澤穂信。直木賞受賞作にして、著者にとっても初長編時代小説、然もミステリ。にしては、ここ迄の時代小説手練れとは存じ奉らなんだ。感服仕った。
奇しくも、今村翔吾『じんかん』で松村弾正久秀の謀反討死、名器〈平蜘蛛〉焼失を読み終えたばかりだ。荒木村重の、その時間軸すぐ後の信長に謀反、(物語の中心では無いものの)名器〈寅申〉を守ろうとする話になっていた。比べるのはお約束違反かもしれないが、背景密度、エンタメ構造共に、私はコチラに軍配を上げる。しかも村重自体が「俺は松永の様にはならない」と意識している。
黒田官兵衛が有岡城に使者として参上した以上、ことならぬ後は使者は返されるか斬殺されるかは、戦国の定めなり。何故捕牢されたのかは、ましてや有岡城落城の際に何故殺されなかったのかは、歴史上の謎のひとつではある。それを四つのミステリ案件を絡ませながら、官兵衛をレクター博士化させながら、ラストの因果、「憂世に抗う術」を示すところまで持ってゆくのは見事としか言いようが無い。
黒田官兵衛、自らの心得をこう遺している。と、ラストに述べられる。
一神の罰より主君の罰おそるべし。主君の罰より臣下百姓の罰おそるべし。
ー臣下百姓にうとまれては、必ず国家を失ふ故、祈も詫言しても其罰はまぬかれがたし。
ー故に神の罰、主君の罰よりも、臣下万民の罰は尤もおそるべし。
トランプ、高市女史に言い含めたし。 -
お恥ずかしながら、、、
私、歴史の知識はゼロ。
織田信長って名前や、羽柴秀吉って名前くらいはなんとなく知ってる。そんなレベル(-。-;
そんな私が、『米澤穂信』の名前だけで買ってしまった本。
1ページ捲ってこりゃ無理だ、、、
と積んでおいた作品(笑)
とうとう読む本が無くなり、この本に手を出してみた。
きつい。。。
歴史モノ独特の読みにくさ。
歴史モノ独特の名前。
外国人並みに覚えにくい(-。-;
荒木村重。聞いたことないけど、有名な人!?
実在した人??
私の歴史レベルはこの程度。こんなんで読めるのか!?この本。。。
織田信長に謀叛を企てた荒木村重は有岡城に立て籠もり毛利を待つ。
立て篭もる中、城内ではいくつかの事件が起こる。荒木村重は牢に閉じ込めていた黒田官兵衛
の元に行き、その智略で事件を解決に導く。
なるほど、ミステリと言えばミステリだが、私の好きなミステリとはちょっと違うようだ(^◇^;)
歴史モノ、好きではないのだが、読むと面白い。
この本も勿論面白かったが、『樅ノ木は残った』も、『虎の城』もめっちゃ面白かった。
この読みにくさが無ければ歴史モノも良いのだけど、歴史モノ大好きだーーーー!となるにはまだ時間がかかりそうだ(⌒-⌒; )-
2024/08/20
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2024/08/20
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一休さん
あの伊東って、どの伊東やねんっ( ・`ω・´)っ
ウルトラマンさん
伊東はウルトラマンさんも友達!?
雪さん
雪さんだけが...一休さん
あの伊東って、どの伊東やねんっ( ・`ω・´)っ
ウルトラマンさん
伊東はウルトラマンさんも友達!?
雪さん
雪さんだけが正直者(*´꒳`*)
宝くじ当たりますよ、きっと♪
ひま師匠
伊東、有名人なんですね^^;
さとこちゃん知らないんですか!?
私の幼馴染ですけど?
めっちゃ優しくて、ピアノが上手で頭良くて今公務員ですけど?
うちの小学校じゃ超有名人でしたけど?
2024/08/20
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第166回直木賞受賞作品!
時代小説+ミステリー
織田信長を裏切って、有岡城に籠城する荒木村重。
説得に来た黒田官兵衛を地下牢に幽閉。
その籠城の最中に起きた、城内での事件の謎を村重と官兵衛が解き明かしていく。
といった展開です。
■雪夜灯籠
人質の阿部自念を殺さないと決めたにもかかわらず、城内で殺害。
誰が、村重の命をそむいて殺害したのか?
その殺害方法は?
■花影手柄
敵の兜首、大津伝十郎を討ち取ったのは雑賀衆鈴木孫六か?高槻衆高山大慮か?
■遠雷念仏
織田との密書の運び屋の無辺が殺害。密書も読まれて、「寅申」も奪われる。
その犯人は誰なのか?
■落日孤影
その犯人を鉄砲で殺害されてた。
誰が撃って、誰がその命令を下したのか?
そして、今まで起きてきた事件の黒幕は?
となって、さらにさらに、官兵衛が村重と謎を解く協力をしていたその理由。
うーん、これは唸ります!
そうした謎解きミステリだけでなく、籠城中の村重のリーダシップ、心づもり、部下の掌握と、その苦労もひしひしと感じます。
最後、村重と部下の郡十右衛門の会話に胸打たれました。
これは、お勧めです。
時代小説好きの方にも、ミステリー好きの方にもどちらも嵌るのでは! -
苦手としている歴史小説です。ミステリー要素が強く、ストーリーの引っ張り方が抜群に上手いと感じました。村重と官兵衛のやり取りは、リアリティがあって面白かったなぁ。村重の「信長殺し過ぎちゃうん?」は真っ当笑。それに反して信長は本当、魔王ですわ。
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米澤穂信さんの直木賞受賞作。
時代劇での受賞は意外だったが、なかなか重厚な作りのお話に、しっかりミステリーも入っていて、納得。
史実にある“有岡城の戦い”を信長に叛旗を翻した荒木摂津守村重の側から描く。
城主の村重や彼に従う御前衆をはじめとした武士の面々の人物像に、城を囲み暮らす庶民の暮らしなどが精緻に描かれ、惣構えの城である有岡城の様子が手に取るように伝わってくる。
伊丹や尼崎など近くの地名が頻出する設定が嬉しく、地図やWikiを参照しながら、先日所用で降り立ったJR伊丹駅のところが正にそこかと思い知れるのが楽しい。
そんな城内にあって、不可思議な出来事が…。城内の疑心暗鬼を平定すべく、村重は土牢に捕らえた織田方の智将・黒田官兵衛に謎を解くよう求める。
籠城戦×謎解きの組合せが新鮮で、謎の設定も身分・出自・宗派など異なる者が寄って集まる城の中でならではの趣向あり。
戦を勝ち抜き続けることでしか城主たりえない村重のリーダーとしての知力胆力が詳らかになるとともに、官兵衛との会話の中から、地縁血縁とは無縁の城主の孤独も浮かび上がる語り口がまた絶妙。
終盤に描かれる、長期籠城に倦み揺れ動く人々の心理、それぞれの生い立ちや宗教に基づく死生観、そしてとりわけ土牢の中で練り上げられた官兵衛の知略は、戦の帰趨を超えて、読み応えあり。
私は福岡で育ったので、信長をたばかった竹中半兵衛には恐れ入った。-
こんばんは(^^)
私は歴史全くダメで、時代背景全くわからなかったのですが、この本はめっちゃ面白かったです。
黒田官兵衛さん、ちょっと興...こんばんは(^^)
私は歴史全くダメで、時代背景全くわからなかったのですが、この本はめっちゃ面白かったです。
黒田官兵衛さん、ちょっと興味を持ちました♪(^^)2025/02/11 -
bmakiさん
こんばんは。先日はお疲れさまでした。
私も歴史は疎いので、読み終えて史実にも当たりましたが、史実の上に積み上げら...bmakiさん
こんばんは。先日はお疲れさまでした。
私も歴史は疎いので、読み終えて史実にも当たりましたが、史実の上に積み上げられた虚構がさもありなんと感じられて、二度おいしかったです。
次に伊丹に行く時には有岡城跡史跡公園にも行ってみようと思っています。官兵衛が幽閉された故事にちなみ植えられた藤の花というのもあるらしいです。2025/02/11
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プロローグ
映画化されるということで手に取った一冊
時代物は苦手だが、お城というある種の巨大な密室という設定と城主と牢人との謎解きという設定に心躍らせた!
本章
『黒牢城』★4.5
城主である荒木村重と土牢に捕らえた知将、黒田官兵衛との絶妙なやり取りは、本作のミステリー最大のハイライトであり、新たな魅せ方ではなかろうか
真犯人!?やラストも想定の範囲内であるが
爽快で読了感も程よいものとなった
そして、“有岡城”の城主は村重だか裏の顔である
“黒牢城”の城主は官兵衛に他ならない
そういった意味では、誠にいい得て妙な題名であった!
納得の直木賞かな
そう思った!!!
エピローグ
米澤穂信という作家は凄く器用なのだろう
小市民シリーズという中高生のお話しから本書のような時代物まで実に幅広いミステリーの書き手だ
そして、どの作品もハズレがない
なので人気作家なのだろう
多くの作家の願いは、自身の作品が数多くの
読書に届くことではないだろうか!?
そこに照らし合わせると米澤氏のある一片の願いは
満たされているのかもしれない
なもんで、『満願』を読もう
最後にそう思った(¯―¯٥)8v♪
完
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菅田将暉さんが官兵衛ですよね、まあ良いんですけど…僕の中では菅田さんじゃない…
まあ観るんですけど^^;菅田将暉さんが官兵衛ですよね、まあ良いんですけど…僕の中では菅田さんじゃない…
まあ観るんですけど^^;2026/05/09 -
ゆきさん♪
黒田官兵衛配役だれかな〰
まぁ、モックンと菅田ってのが鼻につきますな(^_^;)ゆきさん♪
黒田官兵衛配役だれかな〰
まぁ、モックンと菅田ってのが鼻につきますな(^_^;)2026/05/10 -
2026/05/10
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直木賞受賞作の本書を読みたくて文庫化されるのを待ってました!
荒木村重と言われて思いつくのは
・織田信長に対して謀叛を起こした
・説得に来た黒田官兵衛を牢屋に閉じ込めて足を悪くさせた
・松永久秀のようにインパクトも無く、浅井長政ほど意外性もなく、明智光秀程の成果もない叛逆者
・実は謀叛の鎮圧後も生きていて茶人として生きていた
決してポジティブな印象はありませんでした。
本書により、ぼんやりしていた私の中の荒木村重像はその輪郭を少しだけクッキリさせました。
黒田官兵衛が冒頭で捕えられて牢に繋がれますがハンニバルレクターのように、事件解決の糸口を示したり、牢の外の人間を狂わせたりします!?
今後、大河ドラマで荒木村重の謀叛の場面があれば今までよりももう少し感情移入して見れるかもしれません!
織田信長が本能寺に散る数年前、荒木村重は謀叛を起こし有岡城に立て籠もる!!
羽柴筑前秀吉の命により軍師官兵衛は荒木村重の説得に赴くが牢に繋がれてしまう・・・
村重の籠城は決して楽なものではなく、日々日々不穏な空気が流れ、村重はその流れを悪う方に向けないよう奔走していた!
そんな ある日、城を揺るがすような密室殺人事件が起きてしまい解決のヒントを得るために知将黒田官兵衛のもとを訪れるのだが・・・
歴史をミステリーにした作品って読んで得した気分になるのは私だけでしょうか? -
第166回直木賞受賞作
やっと紙の本を読了できました
織田信長に叛旗を翻し
有岡城に籠城する荒木村重
その室、千代保
そして土牢に捕えられた知将黒田官兵衛
閉ざされた城内で、
巡る季節に起きる4つの難事件
毛利からの援軍は来るのか⁉︎
漢字がいっぱいですが、
なにしろリズムが良いので
クローズドサークルを楽しめます
この夏のおともに -
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進めば極楽、退かば地獄
そんな一文から始まる物語。
織田信長に謀叛を起こした荒木村重のもとに
黒田官兵衛が訪れる。
生きては帰れぬ、
帰るときには首だけになっているという覚悟で挑む官兵衛だったが、村重は官兵衛を殺さず地下牢に幽閉する。
この幽閉の動機こそ、悲劇の始まりであり
終焉の入口だった…。
季節を1つずつ進みながら起こる奇怪な事件に
村重は官兵衛の知恵を借りに地下牢に降りていく。
テンポよく読み進められるが、何故この時代のこの設定で描かれているのかと、腑に落ちず時間がかかってしまった。
読み進めるにつれて、回収される伏線とほんのり思い出した史実とが照らし合わされていき引き込まれた。
進めば極楽、退かば地獄
戦ったものは死んでも極楽に行けるが
逃げたものは、生き延びても地獄に行く
この言葉の意味が、武士や民の心にそれぞれ
どう響いてきたのか、考えさせられる1冊だった。
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文庫化するのを待って読んだ小説。
織田信長に謀反した荒木村重の有岡城で起こる事件がミステリとして戦国時代としてより緊張感のあるものになっている。濃厚で面白かった。 -
時代小説+ミステリー。時代ものの独特の言い回しや用語に慣れるまで少し時間がかかったが、慣れると現代とは違う世界にはまり込み寝る間を惜しんで読んでしまった。歴史の史実からは外れない中で、そこで起きるミステリー、決してチープにならず重厚感があり、現代ミステリーでは味わえない感覚をくれる。終わってほしくないと思いながら、歴史の宿命を受け止めざる得ない読了感。荒木村重をもっと知りたくなりました。
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戦国の謎解き??新しいジャンルだなぁと読み進めましたが、最後はなるほど、ちゃんと史実に基づいて、このストーリーを考えた作者は凄いですね。
結末を知っているだけに、どうやって着地させるのかと思っていましたが、納得でした。
こういった内容の作品をまた読んでみたいですね。
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信長に謀反を起こし、城に籠るなかで起こる事件を捉えた黒田官兵衛の力を借りて解き明かしていく籠城ミステリー!
聞きなれない戦国の話し言葉で、どうも話が頭に入ってこない。読むのに苦労しましたが、内容ほぼ覚えてない、、、なんか槍で刺されて槍なくて、雷に打たれて銃弾落ちてて、女の人がどうこうだ、、、最後は読んでない -
【短評】
「第166回直木賞」を始め、国内ミステリィの主要タイトルを総嘗めにした米澤穂信の時代小説。米澤穂信は何作か読んだことがあるが、時代小説という「節」を効かせる類の世界観には不向きという印象を抱いていたので、意外な作風に舵を切ったことにまず驚かされた。果たして心配ご無用。戦国時代の荒漠な舞台と、其処に生きる人々が活き活きと描写されており、情緒豊かで心地良いリズムに浸りながら読み進めることが出来た。
地の文が素敵な小説は「ハマる」のである。
時は戦国。権勢を誇る織田信長に反旗を翻した有岡城主・荒木村重(あらきむらしげ)。説得に訪れた使者・黒田官兵衛(くろだかんべえ)を土牢に放り込み、村重は籠城の構えを見せる。以降、有岡城に頻発する怪事件。人心は乱れ、すわ落城という危機に瀕し、村重は自ら投獄した稀代の知恵物・黒田官兵衛を訪ねるのであった。
「戦国時代」×「新本格」という趣。軟禁中に「見えない矢」で殺害される人質とか大好物であるが、真に舌を巻いたのは状況を作り出す世界構築の巧さである。「何故、人質が必要なのか」「人質を殺すことにどんな意味があるのか」という『戦国の習い』が分かりやすく且つ丁寧に描写されるので、いつの間にか読書にのめり込んでいる。土牢に放り込んだ官兵衛が安楽椅子探偵をやるというのも、歴史好きとしては心躍るシチュエーションだ。
トリック云々が余分とさえ思える程に、世界観が追求されていた。数々の事件を通じて「死生観」を炙り出す展開もなかなかに上手い。
唯一、残念だったのが、私自身の歴史知識である。
「黒田官兵衛」×「軟禁」と来ると、自然とある「事件」を想起してしまう。最終盤、それがノイズとなり、幾分か驚きを削いだのは否めない。「まぁ、そうなるよね」となってしまった。故に、歴史好きを自称する諸氏についてはやや注意が必要かもしれない。
【気に入った点】
●平素の良い意味の癖の無さを破却して、戦国独特の言葉遣いで紡がれた物語の歯応えが癖になる。最初は面食らったが、熟れて来ると文章に触れるだけで心地よくなってくる。その気になればこういう書き方も出来る、作家の凄さに触れた気がする。
●フーダニット・ハウダニットとしては平易。ホワイダニットとしては至高である。戦国に生きるものの「業」が立ち現れる様は見事だった。各章で「引っ掛かり」を残しながら進んでいく構成にも唸らされた。結構、頭を捻りながら読んだ。
【気になった点】
●官兵衛がダークを通り越してややキモい。当時のリアルを追求するとああなるのだろうが、安楽椅子探偵として颯爽とした何かを期待してはならない。
●かなり有名(だと思う)な逸話を下敷きにしている部分もあり、やや展開が読めた。構造的な瑕疵というよりは、個人的な問題であるので、減じた一点もそういうものだと解して欲しい。
直木賞受賞も納得の出来。着想が面白い時点で既に勝者なのである。 -
苦手な歴史ものだったが、米澤穂信さんの書く歴史ものに興味をそそられ読み始めた。いろんなジャンルが書けるなんて凄い。
やはり私にはかなり読みにくく苦戦。まずは名前とバックグラウンドが覚えられない。知らない(読めない)単語が多い。などなど。
そして4篇からなる短編だと思っていたので、挫けそうになりながら読み進めると、やっと4章目に入り伏線回収が始まり、短編が縦に繋がる。
読み終えると、とても面白い小説なんだと思う。ただ私は読むのに時間をかけすぎてしまった、残念。
でもね、さすが米澤穂信氏、という作品でした。
ミステリーと戦国時代のコラボです。
乱世の時代に生まれなくて良かった。。。
因/雪夜灯籠/花影手柄/遠雷念仏/落日孤影/果
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時代小説ミステリー。通常の時代小説読んでる積りでいたら、あぁそうだ米澤作品だったんだと思い出す。
重厚な背景なのに発生する事件が日常的。戦国モノだからバンバン人は死んでいくんだけど、謎解きかいつもの米澤節に。なんとなく現代風に感じられた。探偵役も用意されているしね。
が、最終的に重厚なテーマに落ち着く。簡単にひとの生き死にが表される時代が故に改めて、命について考えさせられる。
中盤中々読むペースが滞り気味だったけど、最後半一気に気持ちが持っていかれ読み切った。
最近、あまり知らなかった人物がピックアップされ小説化された作品によく当たり、自分の中での戦国時代の隙間が埋まっていく感じが楽しい。
意図せずに当たりの小説が読めるのに幸運を感じる。
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ずっと読みたかった作品。
文庫化をきっかけに。
織田信長に叛旗を翻し有岡城に立て籠った荒木村重。城内で起こった不可解な事件を土牢に捕らえた黒田官兵衛に語りかける。
初めて読んだ時代小説。
分からない用語を1つずつ調べて読み進めたので、読了までにすごく時間がかかった。
とはいえ、理解しておかなければいけない用語はちゃんと説明があるので、文脈から推測して読み進めても問題はなさそう。
ミステリーが土台にあったからか、歴史に詳しくない私でも最後まで楽しんで読めた。
物語が進むにつれ、事件が繋がって面白くなる反面、村重を取り巻く環境にも変化があって切なかった。城を治めるって想像以上に難しいんだな…。
これを機に時代小説をもっと読んでみたくなった。
著者プロフィール
米澤穂信の作品
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感想 :

中学生の頃「新書太閤記」を読んで知っていたはずなのに、2年前「黒田如水」を読むまで幽閉されていたのが村重...
中学生の頃「新書太閤記」を読んで知っていたはずなのに、2年前「黒田如水」を読むまで幽閉されていたのが村重の有岡城たったことを忘れていましたし、その時の竹中半兵衛の活躍も忘れていました。
なんなら、とうして荒木村重はあんな無茶をしていたのか?と不思議だったのですが、あのとき毛利が援軍に来ていれば、荒木村重と毛利軍、本願寺で信長を挟み撃ちに出来て歴史が変わっていた可能性も捨てきれない。それを阻止したのが、岡山の宇喜多直家たったという力関係の説明は、今回やっと納得行きました。
これ黒田官兵衛出るんですか!読まないと!
これ黒田官兵衛出るんですか!読まないと!
そうか、黒田官兵衛、播磨の英雄でしたよね。と言っても、物語を牽引...
そうか、黒田官兵衛、播磨の英雄でしたよね。と言っても、物語を牽引する主人公ですが、9割真っ黒い牢の中でうずくまっているだけです。