100分間で楽しむ名作小説 走れメロス (角川文庫)

  • KADOKAWA (2024年3月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784041148136

作品紹介・あらすじ

メロスは激怒した。誰も信じることのできない孤独な王が、暴虐の限りを尽くし、罪なき人々を殺すというのだ。命をかけて抗議をした向こうみずなメロスは王に、親友のセリヌンティウスを人質にして、三日のうちに必ず帰ってくることを約束する――。友情と信頼の大切さを一途につづった、唯一無二の名作。

感想・レビュー・書評

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  • 言わずと知れた『走れメロス』、傍若無人な王様と妹の結婚式を挙げるため3日だけ処刑の猶予を待って欲しい。自分は必ず帰る。身代わりに友人を残しておく。と王様と約束出て村へ戻るメロス。行きは問題なかったが処刑されるために都へ戻る道すがら川の氾濫や盗賊に襲われたりします。
    まぁ、結果は皆さん知っての通り。何とか間に合う。
    それにしても、メロス友人に相談なく勝手に身代わりするって言っちゃダメでしょ…。どんなに仲良くても。。
    あと、都に戻る際、犬蹴ったとあって嫌な気持ちに。昔の価値観で一番苦手なところ。動物大事にしない。
    他には『富嶽百景』『東京八景』が収録されてました。
    『富嶽百景』は甲州と言ってたから山梨県?富士山が見える井伏鱒二の別荘?で暮らしていた時のエッセイみたいなものでした。
    写真ちゃんと取ってあげてください。。
    『東京八景』、こちらは『富嶽百景』の前日談?と私は捉えました。
    文豪のジメジメ感すごい。実家優しい。ご自身でもダメだなって自覚されてるから余計苦しいんだなと。ちょっと分かる。そして突然の開き直り。これも分かる…。以前読んだ愚かな薔薇に書いてあったけど、歳重ねると諦めと開き直りが出てくる。まさにそんな感じではないかと思いました。でも、太宰は自死されてますが…

    太宰治と芥川龍之介は興味あるので、他にも読んでみたいと思いました。

  • 「メロスは激怒した。」この冒頭で、どうしてハッとするんだろう。『走れメロス』を読んだのはもうずっと前、子どもの頃の国語の教科書だったのに、なぜかこの冒頭が記憶にちゃんとある。進研ゼミかよ。というか、こんなに短い物語だったんだなあ…。もっと壮大で長い物語だったと思っていた。あと、太宰治の小説は昔よく理解できなかったせいでなんとなく苦手意識があったけれど、今読んだらめっちゃ面白かった。『富嶽百景』『東京八景』よかったな。おとなになった今なら、太宰治の作品をとても楽しめる気がする。

  • 100分間で楽しむ名作小説シリーズ(2024年第1期10冊)
    その3・走れメロス

    この本の紹介は「 100分間で楽しむ名作小説シリーズ(2024年第1期10冊)その1・蜘蛛の糸 」をご覧下さい。

    2025/06/24 更新




  • 走れメロスは学校の教科書で読んだことがある人の多いと思われる作品。私もその中の一人で、スラスラっと読みました。これ、本当に太宰治が書いたんだよね!?力強い作品。名作ですよね。


    富嶽百景は、ぜんぜんわからなくて、読んでいる途中で解説サイトを読みました。それで、はぁ、そうなんだと思ったけれどイマイチ頭に入りませんでした。


    東京八景は、あ、出た出た、これは太宰治の話だな、とすぐにピンとくる自殺未遂のオンパレード。でも驚いたのは最後に明るくなります。立ち直っていくんです。「斜陽」みたいな話が好きな私ですが、これはこれでいいなと思いました。


    あらすじすら書けない調子で申し訳ありませんが、このへんで。

  • ・走れメロス、富嶽百景、東京八景の3作

    走れメロスだけ好き

  • 走れメロスが特に好きだ
    友情の美しさを感じた

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著者プロフィール

太宰 治(だざい・おさむ):1909-1948。青森県北津軽郡の生まれ。本名津島修治。中学の頃より同人誌に習作を発表。旧制弘前高校から東大仏文科に進む。この間、左翼思想に傾倒。「魚服記」「思い出」でデビュー。戦中から戦後にかけて「ロマネスク」「富嶽百景」「お伽草子」「ヴィヨンの妻」など、次々と秀作を発表。流行作家としての栄光のさなかに自殺。

「2025年 『人間失格』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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