夫君殺しの女狐は幸せを祈る (角川文庫)

  • KADOKAWA (2024年4月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784041148365

作品紹介・あらすじ

第8回カクヨムWeb小説コンテスト特別賞 受賞作。

立て続けに三人の夫を亡くした33歳の名家の長女、香淑(こうしゅく)にはある呼び名があった。
――『夫君殺しの女狐』。そう噂される彼女は、両親に疎まれ、実家の屋敷で死んだように日々を送っていた。そんな香淑のもとに突然、四度目の縁談が舞い込む。相手は10歳も年下の、富裕な名家の青年・榮晋(えいしん)。婚礼の場で初めて出逢った榮晋は、思わず息をするのも忘れるような美貌の青年だったが、彼には仄暗い呪われた宿命があった――。
「お前を娶ったのは――わたしを殺してもらうためだ」
今度こそ幸せに添い遂げたいと切に願う香淑は、秘密を抱える榮晋に寄り添うが、そんな香淑自身にもある秘密があり……。

傷だらけな二人の結婚生活の行く末とは――。
互いに絶望を知る二人の想いが重なり合う、中華風あやかし婚姻譚。

感想・レビュー・書評

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  • 十も年上で三回も結婚している香淑ですが、酷い目にあっているのに初々しいというか箱入り感が強くて幼く見える。最初に誤解があるものの、二人が強く惹かれ合っていくので甘めの内容。

  • 三度嫁ぐも夫が全員死亡し出戻った為『夫君殺しの女狐』と噂されるヒロインに四度目の縁談が舞い込む。
    相手は十歳年下の若く美しい資産家だが、彼の方も訳ありで、という妖奇譚。

    榮晋の人の話の聞かなさ、先入観の強さは、読み進めると納得できるが、香淑が可哀想なばかりで序盤キツかった。
    テンポよく進むのであっという間に読了。
    最後は駆け足感があったけれど、綺麗に1冊にまとまっていて良かったです。

  • 楽しみにしてた新刊だったから、一気に読んじゃった!
    まさか本当に香淑に狐が憑いているとは思わなんだ。
    あの刀傷は一人目の夫のときに負った傷か~。
    道玄が逃した妖がいたのが十六年前、というのが引っかかっていたけど、やっぱりこの時期か。
    取り逃したのは狐空で、このとき取り憑いたのが香淑ね。
    香淑から離れられないってのは、このとき二人とも瀕死同士だったから、それでなのか。
    香淑の中で回復に努める内に感化されて、すっかり香淑のセコムと化したのが良いね。
    香淑の男運の無さが凄いんだけど、狐空のおかげで色々免れて来てたんだな。

    香淑は狐空のこと兄みたいだと思ってて、狐空もかと思ったんだけど、最後の抱擁のシーンで狐空はもしかしたら香淑が好きだったのかも……と思った。
    最後、香淑と榮晋の子、香鈴にメロメロで子煩悩になってて可愛かった。

    榮晋、どうなることかと思ったが、媚茗から解放されて良かった。
    無事、香淑と結ばれてホッとしたよ~。
    最初は榮晋にどんな事情があって香淑に殺されたがってるのか凄く気になったけど、家の繁栄で媚茗と契約してて、生娘を贄として差し出さないといけない家系とは重すぎだよ~。
    ほんと狐空がいてくれて良かった。

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著者プロフィール

魔法のiらんど大賞2021小説大賞《恋愛ファンタジー部門》特別賞を受賞した『身代わり侍女は冷酷皇帝の『癒し係』を拝命中 『花の乙女』と言われても無自覚溺愛は困ります!』(角川ビーンズ文庫)でデビュー。また、「鈴の蕾は龍に抱かれ花ひらく ~迷子宮女と美貌の宦官の後宮事件帳~」が第7回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門特別賞を受賞するなど、今注目の作家。

「2023年 『呪われた龍にくちづけを2 ~新米侍女、借金返済のためにワケあり主従にお仕えします!~下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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