高校事変 19 (角川文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • KADOKAWA (2024年4月25日発売)
3.77
  • (19)
  • (36)
  • (33)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 352
感想 : 31
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784041148600

作品紹介・あらすじ

矢幡が総理に復帰して、前政権が悲劇的な最後を迎えた。新年度が始まり、多くの人が気持ちも新たに春を迎える中――下町にある人気の展望塔が正体不明の武装勢力に占拠された。新聞部の取材でここを訪れていた日暮里高校2年生の鈴山たちは身柄を拘束されてしまう。一報を聞き、元クラスメイトの瑠那は凜香と共に彼らの救出に向かうが……。襲撃側の目的は一体? その正体は? またしても日本に存亡の危機が迫る、緊迫の19巻!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 東京スカイタワーが占拠され関東消滅の危機が迫る。

    優莉匡太がラスボスなのだろうけど、恩河日登美
    も凛香よりもかなり強い設定になっている。大丈夫か四姉妹。

    だけど四姉妹がかなり仲良く絆が強くなってきたと感じる回でした。

    優莉匡太は「混乱が起きないかな」と石を投げるだけ。後は思った通りの混乱が起きるのか、予想外の混乱が起きるのか、どちらにしても楽しいと期待しているだけ。なんて恐ろしい。

    • きたごやたろうさん
      またまた私の本棚に「いいね」をありがとうございました。
      「高校事変シリーズ」いいですよね。
      でも、私は7巻位でストップしちゃってます苦笑。
      ...
      またまた私の本棚に「いいね」をありがとうございました。
      「高校事変シリーズ」いいですよね。
      でも、私は7巻位でストップしちゃってます苦笑。
      ここまで読み続けられるなんてすごいです!
      2024/11/07
  • シリーズ19
    今回の舞台は東京スカイツリーならぬ東京スカイタワーです。
    展望台が占拠されますが4姉妹の活躍で窮地を脱しました。
    彼女らの闘いはまだまだ続きます。

  • 松岡圭祐『高校事変 19』角川文庫。

    第19巻。日暮里高校の事変だけでも驚きなのだが、話の規模はどんどん大きくなるばかりだ。今回、死刑を免れて生き延びていた優莉匡太との対決は無かったのは物足りない。

    東京スカイタワーが中華革命戦線を名乗る武装集団により占拠され、新聞部の取材に訪れていた日暮里高校2年生の鈴山たちと他校の生徒、一般客が身柄を拘束される。

    その一報を聞き、元クラスメイトの瑠那は凜香と共に彼らの救出に向かうが、中華革命戦線は東京スカイタワーに核弾頭を仕掛けていた。関東一円が壊滅の危機という絶体絶命の状況で瑠那は凜香、そして結衣、伊桜里は中華革命戦線に立ち向かう。

    本体価格840円
    ★★★★

  • 今回も結衣活躍❢
    高校事変て2〜3冊続けて読むと胸焼けがして少し間を置かないと読めなくて、で、続きを読みだすとまた先が気になって2〜3冊読んで、、、の繰り返し。
    これぞ松岡先生の魅力かと思う。

    今までの高校事変だと秋田なんてすぐ殺される役なのに逆に協力して非日常の銃撃戦を目の当たりにして、生き残って今後ももしや出てくるのかな?鈴山や夏美もだけど少しずつ凛香や瑠那の同年代の理解者が増えていくのも嬉しい。

    瑠那と鈴山お似合いだし。

    結衣の『いい加減卒業させてよ』
    に、いや、ムリだろ と1人で突っ込んでしまった。

  • 久しぶりに高校事変。
    高校事変19の舞台は東京のスカイツリー。
    4姉妹そろい踏みでそれぞれ得意分野での活躍があったのと、やっぱり1から読んできたので、結衣が戦う場面は良かった。
    内容は結構楽しめたのだが、戦っても戦っても、終わりがない、いったい何人殺さないといけないのかと思うと、19まで来て疲れてきた。
    20は少し後でもいいかな。

  • 2024年4月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ19作目。てっきり、結衣たちと父との対決かと思ってましたが、中だるみの回で、少しがっかりです。

  • 『高校事変19』

    父・優莉匡太が生きていた…

    東京スカイタワーが正体不明の武装グループに占拠される。優莉匡太の仕業か…
    人質の中には、日暮里高校新聞部の部員たちが。

    救助に向かう凛香と瑠那。
    潜入に成功した瑠那の前に…

    一方、結衣の前には、匡太の配下・閻魔棒が…

    匡太はどこで現れるのか…
    結局、現れず…
    一気に決着か…
    反政府組織・中華革命戦線によるものだった…

    優莉姉妹の活躍で、日本は危機を…
    結衣、凛香、瑠那、伊桜里、姉妹たちの結束が強くなっていく。
    特に結衣と凛香が。

    どうなっていくんだろう…
    まだまだまだ続くのか…

    最終的には優莉匡太対優莉兄妹、となるんだろうが…

    一気に決着とはいかないようで。

    一気に決着と思っていただけに、中華革命戦線との戦いだったことには拍子抜け。



  • 今回はスカイツリーが舞台

    先週、スカイツリーに行ったばかり。
    しかも、先日アマプラでfallを見たところ

    非常にタイムリーでした

    あのエレベーターに
    隠れる場所があったのかと
    真剣に想像してしまいました。

    今回は父ちゃんとの対決では
    ありませんでしたが、
    アイツが再登場

    救出のためとはいえ、
    こんなに簡単にスカイツリーに潜り込めて
    大丈夫なの?

  • 優莉匡太との直接対決はお預けだったけど、
    舞台がスカイタワーという高層建造物での戦いで、ハラハラ感を味わえて面白かった。

    優莉四姉妹がそれぞれ活躍していたけれど、やっぱり結衣ちゃんが飛び抜けて魅力的。
    閻魔棒を魅了するのも納得。

  • 東京スカイタワーがハイジャックされ、人質となった同級生の救出に向かった4人姉妹のお話。

    相変わらず、よくもこんなシナリオや仕掛けを考えたもんだ!(スパコン富嶽のAIはどうかと思ったが…)

  • 19巻は父親との直接バトルは無しだけれど、「燃料投下して放置」という優莉匡太の性格がよくわかった巻でした。
    面白かった〜東京スカイタワー=東京スカイツリー、確かにこんな風に利用されたら詰むな。「600メートルも60メートルも墜ちたら一緒」だそうですが高所恐怖症にはちょっと無理。上らないとの決意を強くしました。

    復帰した矢幡総理と新たな内閣が、サイモン・リドラータイプのサイコパスに挑む。大人もがんばってる部分も多かったので良かったです。ゆっくり霊夢。。
    ジェレミー・アイアンズ様は好きだけど『ダイ・ハード3』は観てなかったな。観よう。

    東京スカイタワーにて優莉四姉妹&閻魔棒vsシャウティン婆&中華革命戦線という反中国共産党組織の大バトル。
    閻魔棒の7人組また出てくるのかなぁ。良いキャラの皆さんだったけど、戻ったとてヤバいのでは……?

    瑠那が校舎にしかけてる脱出仕掛け、蓮實先生に怒られて全部回収させられるのかなぁ。ここちょっと面白かった。
    怒りすぎて、凜香がハスミンって呼んでるのもスルーだし。良いのか…

  • 父の刺客がどんどん瑠那達を追い込んでいくのが辛かったです。養護施設にも拒否され、結衣しか頼る人が居なく、それも普通に家を借りる事も出来ずにいるのもまた切ない。

    刺客の側にも味方になってくれる人も居て、それは少しだけ救いでした。

    どんどん激化する戦い。早く安住の地を得て欲しいけれど終わってしまうのも寂しいと言うジレンマです。

  • 『高校事変 19』優莉匡太は今回の騒動に関わってないのか?松岡圭祐は決して踏み越えてはならない戦闘地帯を家庭の日常生活に絡めて生み出す天才、今回もスカイツリーを新聞部が取材に行く話が、中国における陰謀にぶつかり緊迫感溢れる展開で読者を引き込む
    矢幡総理が復帰しており結衣とのチャンネル復活ダケが救いで、優莉家はスカイツリー武装勢力占拠に自ずと巻き込まれに行く

  • 今回も圧巻の結末!面白かった!結衣の父親譲りのカリスマ性が発揮され、一時的にではあるものの閻魔棒が仲間に!瑠那は相変わらずボロボロになるけどしっかり結衣を援護。凛香は結衣のフォローで、すっかり覚醒からの大活躍。伊桜里も高所で怖がる事もなく、いい仕事をした。最後地上634mでお菓子パーティ始めるんじゃないかと思ったけど、自撮りだけで済んでた笑。相変わらずの無双っぷりで今後も楽しみ。

  • 優莉4姉妹+兄 vs 優○○太と思っていたらEL累次体の生き残りのシャウ○○○○対優莉4姉妹の対決だった。それもスカイツリーならぬスカイタワーを主舞台とするダイハード的な展開。凜香の完全復活?はいいんだけど完全無敵の瑠那が弱くなってるような。それに反するように結衣の洞察力、行動力が格段に上がっている。今回、閻魔棒と共闘。凜香の「クソ親父も結衣姉も似たもの同士だからよ。どっちに魅了されるのかのちがいでしかねえんだろ」の言葉に表されているようにカリスマ性も格段にアップ。今回は最終決戦前の番外編と言うところか。

  • 今回は、スカイツリーの展望フロアに、44人のテロリストが、、、
    わかっちゃいるのだが、いつもの通りドキドキ痛快。
    親父はいったいど~なんだよ!!反抗期は永遠に。
    もうね、次作もよませていただきますよ!

  • 前巻でラスボス登場ってことだったので
    今回は怒涛のかつて無い死闘が繰り広げられるのか?と思いきや
    ナイスな東京観光と相成りまして、存分に楽しませていただきました。
    なんか、ヒルナンデス見てるみたいな気分が少し・・・
    とはいえ、優利シスターズのバイオレンスどんと来いは健在なわけで
    日本で一番のあの場所でトム・クルーズもびっくりの戦いを繰り広げ
    前回からの流れよろしく最後は優利シスターズで萌なラストを迎えるという
    おじさんにはなかなかメシウマな展開でした。
    優利シスターズ以外にも今回はアレヤコレヤとみんないい味出してて
    新たな展開?を想起させるエッセンスも垣間見え、安心して楽しめた回でしたね。

    むぅ〜、でも今回の展開でこの先がよくわからくなったなぁ〜
    ってのが正直なところ
    次巻を心して待ちたいと思います。

  • 今度の標的はスカイツリー。テロが日本政府を脅す。そこに西日暮里の凛香と瑠那がそこに言っていた同級生を救いにいく。ちょっとマンネリ化か。まあそれなりに面白いことは面白いが。内容がないかなあ・・・

  • 大した事件も起きないしなんか地味な巻だな、って思って読んでたんだけど、読み終えてみたら高校事変の原点回帰って感じでなかなかいい巻だったと思う。特に普通の高校生の少年である鈴山と秋田の活躍には胸を打たれた。初期の高校事変を彷彿とさせられたよね。瑠那を封印して凜香と結衣を活躍させたのも良かった。強さのインフレ的展開に行かずにシリーズを重ねていくのはうまいと思うし、閻魔棒の新キャラたちもパグェの時みたいで今後が楽しみではある。

  • 惰性で読んでしまっている。もう止めようと思ってるけど、つい次巻を予約してしまい、届いたらすぐに読んでしまおうとする。結衣はついに最後に「クソ親父」というセリフを吐いた。ああ、また予約してしまうんやろうな、20巻。

全27件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松岡圭祐の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×