オオルリ流星群 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 520
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041148815

感想・レビュー・書評

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  • 第二の人生って何だろうね。考えちゃう。

    この本に出てくる久志と一緒。私も人生振り返ると、何となく流されて生きてきた気がする。
    真っ直ぐ迷わず自分の道を突き進んでいるように見えたスイ子。40代のみんなはそのスイ子の姿が羨ましく思えて憧れる。でもそれは表面に見えなかっただけで、実は過去に色々あったのです...。ある程度の年齢を重ねれば、そりゃ辛い歴史もありますよね。

    自分だけの贅沢な時間だった学生時代の頃。
    子育てでワタワタしていた忙しいあの頃。
    そして今、子供たちは大きくなった。
    第二じゃなくて、もう第三の人生だよ...。
    お母さん業が長くて、自分がどんな人だったか思い出すのが難しくなってる。

    それよりこの本、星や星座、自然の風景がいっぱい出てきてとても癒された。そして一緒に青春時代に戻れた。そうだ、星がいっぱい見える大自然の中で、自分のことだけ考えてみたいなー。本当の自分に戻れるかも。

    はっ!?この流れ、もしかしてこれが、ミッドエイジクライシスというものか?!
    ...でもきっと違うな、ご飯美味しいから(^^)

  • 月まで三キロが良かったので、こちらも読んでみた。理系の作家さんなので、それなりに期待はしていたのですが、今回は理系の話しより、第二の青春小説、人生に焦点を当てたようで、ちょっと思ってたのとは違った。もっと天文学の話しとか宇宙の話を絡めてくるかなと思ったのですが。でもスライマックスでは、さすがにウルウルきました。星と鳥が巡り合わせる数奇な物語。

  • 期待してたんだけどなー。
    まだそんなにこの作者さんの本は読んでないけどハズレがなかったので面白いに違いないと思ってたんだけど。
    大人の青春ではあったけど、うーん、スイ子がイマイチ好きになれなかったせいかなぁ。

  • 大人の青春ストーリー。
    ストーリー自体はよくあるような感じがしましたが、文章編成など、とても読みやすい本でした。

    何をしたいのか分からず、周りの目を気にしながら流れに任せて過ごした感覚がある自分の青春時代を思い出しました。
    読み終わった今、気持ちが昂る経験をしたいと思うのは今からでも遅くないんだという気持ちで少し前向きになっている自分がいます。

  • ここまで皆で久しぶりに会った同級生を手助けするってこと実際あるのかな?笑と思ってしまいました。地元ならではかな。
    そして家族も文句とか出そうだな…と笑

  • 高3の夏、巨大タペストリー作りに熱を上げた過去を持つ久志は、中年を迎えて将来に漠然とした不安を抱いていた。そんなある日、天文学者になった彗子が故郷に帰ってくる。手作りの天文台を建てるという彼女にかつての仲間が集まりー。
    「お父さん、今年だけは夏休みの工作があるんだ」

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著者プロフィール

1972年、大阪府生まれ。神戸大学理学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科で地球惑星科学を専攻し、博士課程修了。2010年、『お台場アイランドベイビー』で第30回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー。19年、『月まで三キロ』で第38回新田次郎文学賞を受賞。20年刊の『八月の銀の雪』が第164回直木三十五賞候補、第34回山本周五郎賞候補となり、2021年本屋大賞で6位に入賞する。近著に『オオルリ流星群』がある。

「2023年 『東大に名探偵はいない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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