真景拝み屋怪談 蠱毒の手弱女〈冥〉 (角川ホラー文庫)

  • KADOKAWA (2025年4月25日発売)
3.54
  • (2)
  • (5)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 89
感想 : 7
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784041149386

作品紹介・あらすじ

――ようこそ、日ノ本一のお化け屋敷へ。

ついに霜石邸にたどり着いた郷内たち。
一堂に会した霊能者たちは、霜石湖姫の指示に従い、常軌を逸した儀式に参加することになる。
祭壇に祀られたおびただしい数の霊璽――湖姫は、霜石家の守り神「ササラメ」に寄り添い続けてきたすべての威霊を弔い上げるという。
郷内たちは、七十年前に威霊の厄災を受け霜石家を徘徊し続ける怨霊となった異形、霜石伊世子と対峙するが……。

霜石邸はいかようにして怨霊の巣窟へ化したのか。
鬼畜の所業に満ちた、戦慄の過去が明らかになる。
「拝み屋怪談」完全完結編、第二部。

みんなの感想まとめ

物語は、霜石邸というお化け屋敷を舞台に、霊能者たちが霜石湖姫と対峙する過程を描いています。湖姫の過去とその力の秘密が明かされる中、物語はファンタジックなホラーエンタメの要素を取り入れ、独特のスピード感...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最強のヴィランにしてこの世のてっぺんに君臨する霜石湖姫といよいよ相見える事になった。郷内心瞳率いるアベンジャーズは日ノ本一のお化け屋敷と言われる霜石邸に降り立つ。
    毎度同じみ湖姫さんの名言が今回も次々と登場、前作の「開眼ッッ!」からの今回の「始めッッ」は最早…脳内でバジリスクタイムが始まり、いよいよ次回は「まだですッッ!」が出そうな雰囲気が拭えない。笑
    話がだいぶズレてしまいましたが、
    今回は湖姫さんを軸とした過去の話がメインになっており、人類を超越した身体能力を持つ湖姫とは何なのか、稀代の最強霊能力を有する霜石家とは何ぞや?といった事が明かされていく物語になっている。つまり、本筋である湖姫との戦いはあまり進んでおらず、次回、満を持しての対決がいよいよ始まる訳だ。実に楽しみである!

  • ちょっと嫌いな小説家さんに近しい表現もあり、★3つ!!
    今回は厳しく★をつけます。
    湖姫さんについて、、まあ許す。
    ちょっと郷内さんっぽくない展開ですが、ファンとして、、、温かく見守ります。

    花嫁の嫁を読み直してから読んだほうが良いです!!

  • 湖姫さんの物語が続きます。伊吹さんの教える異形分類はわかりやすく参考になります。
    ここを念頭に置いて、郷内さん作品を読み返すと面白そうです。

  • 先に言っておくと、『蠱毒の手弱女』は「天」と「冥」の要は前後編で完結なのだと勘違いしていた。全然ストーリーが収斂しないまま「冥」の最後まで読んで、あ、これまだ続くのか!と気づいたという…。

    郷内氏の作品は短編より長編の方が好きなのだが、この作品は今までの長編とはちょっと趣が異なるので、結構好き嫌いが分かれるのではないかと思う。実話怪談とか、ご本人の怖い冒険譚とかではなく、ちょっとファンタジックなホラーエンタメ小説といった雰囲気。実体験とか民俗学ベースのいつもの郷内節は、個人的には良い意味で鳴りを潜めている印象だった。

    私は郷内氏ご本人のエピソードが好きなので普段よりはのめり込めなかったけれど、それでも、いわゆる「お化け」に対する解釈とか、一定の手順を踏めば誰でもお祓いはできるといった理論的な視点を盛り込んでくれる点はいつも通りで興味深かった。(決して「能力者」とか「特別な力」みたいな観点だけでゴリ押さないのよね。ご本人自身がこういった世界を俯瞰して観察する姿勢があるというか。そこがとても良い。)

    今回は、そういった上記の要素を、魔法少女さながらのヒロインの家系に語らせつつ、ファンタジーアニメ的なスピード感でもって展開しながら突っ走る作品に仕上がっていて、好きな人なら一気呵成に読んでしまうような世界観や勢いがあった。

    私はどうしても他の好きな作品と比較しながら読んでしまうのでそこまでのめり込めなかったけれど、先は気になるので早く第三部を出してほしいな。(というか、早めに読まないとやや煩雑な諸々の設定を忘れてしまいそう…。)

  • 心霊現象的な情景は想像しやすくて読み進めやすいんだけど、怨霊との「武力戦」はイメージが飛びすぎていて、現実感がなくて想像しがたく、感情移入もしにくく、読むのに少し時間がかかった。けど全体的には読みやすく没入感もある。勝手に前後編と思っていたけど、まだ続くのか!
    湖姫の子供時代は辛すぎて読みのがいやになるくらいだった。林間学校の話はほかの話で読んだ気がする。郷内さんの本かそれ以外かは思い出せない。

  • やっぱり大規模すぎて怖くはない。

全6件中 1 - 6件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1979年、宮城県生まれ。郷里で拝み屋を営む。
2013 年、「調伏」「お不動さん」の2作で第5回「幽」怪談実話コンテスト大賞を受賞。受賞作は『怪談実話コンテスト傑作選 お不動さん』に収録されている。著書に、最新刊の『拝み屋念珠怪談 緋色の女』(角川ホラー文庫)、『拝み屋備忘録 怪談火だるま乙女』(竹書房怪談文庫)のほか、『拝み屋怪談 怪談始末』をはじめとする「拝み屋怪談シリーズ」、「拝み屋備忘録シリーズ」、「拝み屋異聞」シリーズ(イカロス出版)がある。「拝み屋怪談」シリーズはドラマ化された。

「2021年 『拝み屋奇譚 災い百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

郷内心瞳の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×