黒猫の黄金、狐の夜

  • KADOKAWA (2024年5月31日発売)
4.07
  • (6)
  • (4)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 74
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784041149898

作品紹介・あらすじ

父親の罪を背負い、身を粉にして働く狐獣人のコガネは、ある時、目の見えない猫獣人の子供を助けた。身寄りがなく記憶喪失の黒猫を「クロ」と名付け、コガネはクロを大切に育てる。クロは賢く美しい少年で、コガネはクロを学校に入学させるため目の手術を受けさせようとする。だが手術費用はあまりにも膨大だった。絶望するコガネに、医師スオウはある取引を持ちかける。たとえどのような犠牲を払ってもクロのためなら何でもしたいと願うコガネは取引に応じ、クロを王都の学校へと送り出す。離れ離れになって数年後、クロが貴族の落胤だと判明し…?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 何も悪いことをしていないのに、ずっと辛い環境で暮らしてきたコガネ。クロとの出会いで生活が苦しくなることもあったかもしれないけれど、楽しくなったのは間違いなさそうで嬉しくなる。それでもやっぱり、コガネへの理不尽な悪意には腹が立つけれど。クロの目を治すため、そして学校に行かせるために、また無茶をしたコガネ。自分のことを大切にしていないように見えるコガネは悲しくなるけれど、そこまでクロのことを大切に思ってるんだな…と複雑な思いがした。コガネが自分のことで怒ることはなさそうだけど、クロが代わりに怒ってくれそうだから今後は安心かな。と思えるのは嬉しくなった。

  • ☆5
    ふたりともこれからはずっと幸せでいてね

  • 父親の借金を返すために必死で働く受け。盲目の子猫を拾い、初めて感謝されること、愛情というものにふれる。献身的で無償なる愛を攻めに限らず、自分を傷つける相手にまで施す受けに圧倒される。痛ましすぎて辛い。

    受けの名前のコガネという色を盲目の攻めに教えるシーンがすごく好き。

  • 号泣。
    伊達先生らしい、実にしんどい献身愛。
    しかもこの作品は、とてもとてもよくできた、両献身愛。
    ただただしんどい話がずーっと続いて、これはもうほんとに「ちゃんちゃん」では終わらせないつもりなのでは?と思うくらい、ほんと長くしんどかった。
    久々号泣。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

9月25日生まれ。てんびん座。O型。チョコレートと回文と猿のキャラクターが好き。趣味はドライブ。2020年に商業デビュー。

「2023年 『アズラエル家の次男は半魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

伊達きよの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×