高校野球と人権

  • KADOKAWA (2024年8月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784041149935

作品紹介・あらすじ

甲子園から「丸刈り」が消える日――
なぜ髪型を統一するのか
なぜ体罰はなくならないのか
なぜ自分の意見を言えないのか
そのキーワードは「人権」だった
人権の世紀と言われる今、どこまでが許され、どこまでが許されないのか
高校野球で多くのヒット作を持つ中村計氏が、元球児の弁護士に聞いた
日本人に愛される「高校野球」から日本人が苦手な「人権」を考える
知的エンターテインメント

【目次】
はじめに ~人権の手触り~
第一章 丸刈りと人権
第二章 逃走と人権
第三章 表現と人権
第四章 体罰と人権
おわりに ~友よ、許せ~

みんなの感想まとめ

高校野球の伝統と人権の問題を深く掘り下げた本作は、読者に考えさせる内容が満載です。著者の視点を通じて、髪型や体罰、選手の自己決定権といったテーマが扱われ、特に「人権のインフレ化」という表現が印象に残り...

感想・レビュー・書評

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  • 考えさせられる内容です。

    まず、批判はおいといて私は昔から高校野球が大好き。
    著者より少しだけ若い世代の私は、子供の頃必ず家族の誰かが高校野球を見ていました。

    何が起こるかわからなくて、面白いんですよね。

    今年もイジメの問題はありました。

    勝利至上主義?
    メディアも頑張って「感動」を生み出しているし。

    早く夏の甲子園をどうにかしてほしい。
    死者がでないと変わらないのかしら。

  • 長年、高校野球を取材している中村計さんの本。「人権のインフレ化」という言葉が印象に残った。

  • 小学生の子供がソフトボールクラブに入部。対外試合をした際の、他チームの指導者が子供たちを罵倒しまくっており、そのようなチームが強豪の傾向にある。その構造が気になり、本書を手に取った。
    自己決定権と自由が選手にあるのか、ないのか、それが本書の言うところの「人権」と受け取った。
    丸刈り、ブラック校則、体罰、暴言がまだまだ残る高校野球。高校野球のゴール設定は甲子園なのか? 野球を通じた人の育成なのか?
    旧態依然とした指導方法に対して、新たな潮流も生まれている。
    高校野球の当たり前に、人権という切り口で踏み込んでおり、示唆があった。

  • ふむ

  • 教育現場あるいは組織の中で、10代の生徒はどこまで自由を主張できるのか。人権という大仰な言葉を用いた問題提起は、高校野球に留まらない内容を含んでいるが、逆に高校野球が異常に注目されるがゆえにトピックにしやすい事情を反映してもいる。さっと読める対談形式の本なので、構える必要は無く、言われてみればそうだな、という気付きがあれば良しという一冊。

  • 丸刈り、体罰、スマホなど。高校球児と監督の関係。人権という視点から、過去の高校野球の常識を見直す。スポーツノンフィクションライターと弁護士の対談。
    慶應義塾、仙台育英など新しいスタイルのチームが結果を出しつつある中、高野連が把握する体罰の件数は変わらない現状。
    本書の突きつけるテーマは長く重い。

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著者プロフィール

1973年、千葉県船橋市生まれ。同志社大学法学部卒。スポーツ新聞記者を経て独立。スポーツをはじめとするノンフィクションを中心に活躍する。『甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実』(新潮社)でミズノスポーツライター賞最優秀賞、『勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧幻の三連覇』(集英社)で講談社ノンフィクション賞を受賞。他の著書に『佐賀北の夏』『歓声から遠く離れて』『無名最強甲子園』などがある。

「2018年 『高校野球 名将の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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