傷痕のメッセージ (角川文庫)

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  • KADOKAWA (2024年9月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784041150191

作品紹介・あらすじ

「自分が死んだら、すぐに遺体を解剖して欲しい――」そんな遺言を託して亡くなった父。その胃壁からは、謎の暗号が見つかった。医師である娘の千早は、父が28年前、連続殺人事件の犯人を追うために警察を辞めたことを知り、病理医の友人・紫織と暗号を読み解こうとする。そんな中、時を同じくして28年前の事件と似通った殺人事件が発生。絡み合う謎を2人の女性医師コンビが解き明かす、医療×警察ミステリの新地平!

みんなの感想まとめ

医療と警察が交錯するミステリーが展開される本作は、主人公の医師・千早が父の遺言に従い、解剖を行うところから始まります。末期がんで亡くなった父の胃壁から発見された謎の暗号は、28年前の未解決の連続殺人事...

感想・レビュー・書評

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  • 医療×警察ミステリー!
    これまた、しっかりした(?)医療ミステリーです。
    鷹央シリーズよりも、このような物語の方が好きです!

    主人公の医師、千早の父親が末期がんで死亡。
    しかし、
    「自分が死んだら、すぐに遺体を解剖して欲しい」
    と謎の遺言を残す。
    解剖すると、胃壁から、謎の暗号が見つかります。

    さらに父親が28年前に、連続児童殺人事件の犯人を追っていた刑事だったことを知ります。犯人は捕まらず、そして、最後の事件ののち、父親は警察をやめてしまっていた。

    28年前に何があったのか?

    さらに父親の死後、28年前の連続殺人と同じような殺人事件が発生。

    千早は病理医の紫織と、父親の部下だった桜井ともにその謎を解き明かすという展開です。

    うまい具合にミスリードされて、最後まで騙されて(笑)大満足です。
    そして、謎解きだけでは終わらない、そこにあった、父親の深い想い。
    こういうの弱いんですよね。ホロリ来ちゃいます。

    ということで、とってもお勧め!

    • きたごやたろうさん
      「いいね」ありがとうございます。

      わー。
      オイラが大好きな知念実希人さん読了されたんですね!
      「いいね」ありがとうございます。

      わー。
      オイラが大好きな知念実希人さん読了されたんですね!
      2025/09/04
    • masatoさん
      きたごやたろうさん
      コメントありがとうございます。

      これ、とてもよかったです。
      こういったシリアスな物語の方が好きです。
      きたごやたろうさん
      コメントありがとうございます。

      これ、とてもよかったです。
      こういったシリアスな物語の方が好きです。
      2025/09/07
    • きたごやたろうさん
      masatoさんへ

      オイラもシリアスでブラックだったら、より好きです♪
      masatoさんへ

      オイラもシリアスでブラックだったら、より好きです♪
      2025/09/07
  • 始まりから衝撃的で、どんどん真実に迫るにつれ面白さが加速し、あっという間に読み終わってしまった・・・!結末にも衝撃を受けた...。千早と紫織のコンビ最高!!

  • 主人公、千早の父が末期癌で亡くなってしまう。
    弁護士を通して伝えられた遺言は、
    死亡確認後、遺体を解剖すること。

    医師である千早は大学時代の同級生であり
    病理医の紫織の助手として父の解剖に立ち会う。

    解剖してみると胃の内部に文字が刻まれていた。

    それは28年前に起きた
    未解決の幼女連続殺人事件に関係があり、
    千早と紫織、そして父の元部下である桜井は
    協力して謎を解き明かしていくストーリー。

    ハニロビさんが医療系の小説を
    読んでいたので触発されてみました。
    純粋な医療小説ではなく
    医療×ミステリーですが(笑)

    知念実希人さんご自身も医師なので、
    医療に関する描写や空気感が本格的で
    いいなと思います←(語彙力が来い)

    恐らくこうだろうな、と
    なんとなく察してしまうこともあるが、
    怪しい人物もたくさん居るので
    犯人は自体は最後までわからなかった。

    紫織の亡くなった方にも
    敬意を表す姿勢は本当に素敵。

    • ハニロビさん
      こんばんは⭐︎

      おー!!医療系触発してしまいましたね。笑
      医療系はたまに読みたくなるんですよねー♩

      知念さんのこの作品気になっておりまし...
      こんばんは⭐︎

      おー!!医療系触発してしまいましたね。笑
      医療系はたまに読みたくなるんですよねー♩

      知念さんのこの作品気になっておりました!面白かったですか?
      2024/11/08
    • MATSURIさん
      ハニロビさん

      触発されちゃいました!笑

      ネタバレになりそうで何がとは言えないんですが、
      色々気になる事がありすぎて
      ページをめくる手が止...
      ハニロビさん

      触発されちゃいました!笑

      ネタバレになりそうで何がとは言えないんですが、
      色々気になる事がありすぎて
      ページをめくる手が止まらないくらいには
      面白かったです!

      数時間かけて一気に読んだせいで、
      長時間固定されてた右手首が
      腱鞘炎っぽくなりました・・・笑
      2024/11/10
    • ハニロビさん
      こんばんは⭐︎

      めくる手が止まらない系なんですね!めちゃめちゃ気になります!また読みたい作品が増えました!笑

      腱鞘炎になるほど、没頭され...
      こんばんは⭐︎

      めくる手が止まらない系なんですね!めちゃめちゃ気になります!また読みたい作品が増えました!笑

      腱鞘炎になるほど、没頭されたのですね(*^^*)お大事になさってください!
      2024/11/14
  • 医師である主人公は友人とともに父の病理解剖を行う。父の胃壁からは謎の暗号が見つかった。その謎を解き明かすうちに28年前の連続殺人事件と関わりがあることを知る。医療・警察ミステリー。

    知念実希人さんらしい医療が鍵を握るミステリー。読者も真実を求め、ページをめくる手が早くなるような作品。最後には納得の真実が明かされる。

  • 知念実希人は『硝子の塔の殺人』に続いて2作品目の読了。
    相変わらず医療×ミステリーだけど、今回はあんまり刺さらず…

    タイトルの通り、遺体に刻まれたメッセージを何とかして読み解こうとする解剖医の話、、
    それはそうなんだけど、結局警察とかが絡んで来ることで、よくあるミステリーになっちゃった気がする。
    最初の50ページぐらいのワクワク感が、どんどん尻すぼんでいっちゃったなと。

    個人的には、もっと医療的な観点とかトリックを全面に出してくれた方が斬新で面白かったかもしれない。(医療知識ないくせに)

    あと全体的に登場人物が芝居っぽくて、そこもあんまり好きじゃなかった。
    けど、ちょうどアニメ化された同作者の、なんちゃらの推理カルテ?みたいに、メディア化するには割と向いてるお話かもしれない。

  • 一日中読書していた。一気に読んでしまった。
    知念さんの本2冊連続不発だったので、この本は反動でとても良かった。感動。

    多分こうだよなと予想したことが、途中で外れたーとなったかと思いきや…しっかり転がされていた。

  • 地なりのナースエイドをテレビドラマで見てから知念さんの作品を小説で読みまくってる 医師というキャリアがあるので医学的な組み立てはしっかりしてるしミステリーとしてもうまく作り込まれていて面白い また医師という側面以外にも警察関係の内情などの良く取材されて書かれてるように思う

    これからもいっぱい読んでいきたい

  • 知念実希人さんの医療ミステリー、傑作です。
    文句無しの★5です!

    次々に展開するノンストップ・ミステリーに、ハラハラドキドキの連続です。

    『自分が死んだら、すぐに遺体を解剖して欲しい』
    謎の遺言を残して亡くなった父。
    そして、彼の胃壁から、謎の暗号が見つかった,,,。

    医師で娘の千早は、父親が28年前の連続幼女殺人事件を追う刑事であったことを知る。
    しかし、第5の事件をきっかけに、父は刑事を辞める。なぜ、いったい何があったのか?

    絡み合う謎に、千早と紫織の病理医2人が挑む。
    そして、千羽鶴の魔の手が千早に迫る時、信じられない真実が明らかとなる。

    どんな時も家族であることは、大切なことなんですね。ホロリとしました。

  • ガッツリ、医療系ミステリーです。
    後半は、ほとんどミスリード。久々に、ミステリーだった!と思える作品です。

  • 知念実希人さんの作品の中でも
    結構上位に入るぐらい好きな作品でした!

    父の遺体解剖により、
    28年前の事件が徐々に明らかになっていく本書。
    タイトル回収もとても素敵でした!

    何よりも登場する病理医の紫織に
    特に感情移入をしてしまって、
    ところどころ涙した部分もありました。

    父を亡くした千早も、病理医として頑張る紫織も
    幸せになってもらいたいと心から思った。

    『君に幸せに長生きしてほしい。それがきっとお母さんの意思だったんだよ』

  • 物語の設定にまず惹かれた。「胃壁にメッセージ」が。その言葉だけですごく興味が惹かれてしまった。読み進めていくうちに、主人公と同化したように謎が気になり、誰が犯人か気になり、一気読みだった。最後まで読んだときに、犯人を知った驚きは大きくなかったが、全ての真相がわかったときの驚きは大きかった。そして、今までの話が繋がってきて読後感がすごく良かった。早く次の本を読もうと読書欲を沸かせてもらった。

    ちなみに、天久鷹央とのつながりが見えたのは、ファンからすると嬉しかった。

  • 確かにひとつ前に読み終わった祈りのカルテの感想で「生きている人間を治療するより死んだ人間を解剖する話の方が好き」と言ったけどまさか次に選んだ話がそのパターンとは思わないじゃない。
    フラグの回収が早すぎるんだよ自分。


    と言うわけで読みまくっていた知念先生の作品ですがそろそろ手持ちが無くなってきた(多分あと一冊?二冊くらいかな?)のでもうこのまま一気に駆け抜けてしまおう!と思います。
    今回の話も純正医大でのお話ですね。
    と言うかよくよく考えたら総合病院なんて部署いくらでもあるし同じ場所で違うパターンの話書き放題だしクロスオーバーもさせ放題じゃんね!凄いな!舞台設定が整いすぎている!
    そして今回のテーマは病理部ですね。病理部って基本的に外来とかに出ることもないしそもそもそこの職員と出会うこともほぼないけどめちゃくちゃ大事な仕事してるところだもんなぁ、そりゃあ舞台にするよなぁと納得しながら読みました。


    鷹央先生が読みやすさを重視してるのかもだけど何かこっちの長編の方は「良質な二時間ドラマ」って感じでしたね。
    途中から何となく展開は読めるんですよ。読めるんだけどきちんと病気によってその根拠を明確に示してくれるからこちらも納得するし、何より世の中にはどれだけ病気があるのかと思い知らされるというか。
    多分まだ見つかってないような病気とかもあったりするんじゃないだろうか。
    そして珍しく桜井さんがちゃんと刑事やってて「この人まじで刑事だったんだな」なんて失礼なことを考えてしまいました、いやだって、ねぇ?普段の桜井さん知ってたらそう思うじゃん?
    今回バディ組んでた湊くんはなかなか成長したら優秀な刑事になりそうな気配があったので今後もどこかに出てきてほしいです。


    そしてこの話と祈りのカルテのスピンオフである「クロスロード」って話がウェブで読めたんですけど(寧ろそれの期限が迫っていたので読む順番を早めたまである)、この話の前日譚って感じでした。
    医者ってやっぱ同期とか多いんだろうしあぁいう会話多いのかなー、それにしてもどこで誰が何の話をしていても現れる小鳥先生は何なんだ、寧ろ小鳥先生を中心に世界が回っているまであるよこれ。
    鴻ノ池のコミュ力の高さとかよく話題になるけど小鳥先生もなかなかだぞ……いやまぁ純正医大だしあの事件の後みたいだから仕方ないのかもしれないけど。

  • 「傷痕のメッセージ」
    好みだったー( * ॑꒳ ॑*)星5

    28年前、父親が追っていた連続殺人事件は結局未解決のまま時効に。そして父親が亡くなった途端に再開される連続殺人。

    父親はどう関わっていたのか?
    父親の胃の中からは暗号のダイイングメッセージが。

    娘、医者、警察、3人の立場から少しずつ真相に迫る展開は激アツ。真相も衝撃凄かった。
    医療×ミステリ。
    知念実希人さんは医療モノの方が活き活きとしてる気がする˙ᴥ˙

  • 父が亡くなった。『すぐに遺体を解剖してほしい』という遺言を弁護士に残していた。解剖結果、胃壁には暗号と『ムスメニイウナ』と言う文字が。父と交わした最後の会話がの『たんに血が繋がっているからといって、親子になれるわけじゃない。』が、外科医の娘に重くのしかかる。私は愛されていなかったのか…。知らなかった父の刑事としての過去と28年前に起こった連続幼児殺害事件。外科医の娘と同期の病理医、父と一緒に捜査していたという刑事とともに、謎を解き明かしていく。
    衝撃的な始まりに、展開に目が話せなかった。
    早い段階で、最後の結末を予想できたが、犯人は最後まで騙された感。知念実希人さんの作品は、初めて読んだが、他の作品も読んでみたいと思った。

  • 胃壁に謎の暗号を残して亡くなった父親。もうこれだけで「ん???」となりますよね。28年前の連続殺人事件の謎と親子の絆を探す医療ミステリーです。
    千早と紫織の良いコンビ、テンポよく進みます。さすが知念先生。
    この2人のコンビで続編はあるのかな。

  • ザ・ミステリー
    王道にのっとったミステリーです

    そんなにうまいこといくかなぁ、というのはありますが、読みやすかったので星5つ!
    でもタイトルがなぁ、もうちょっと格好よくできたとも思うなぁ

  • 医療ミステリーに加え長い時間を掛けて犯人を追い求める刑事と病理解剖の一人の人間の生き様、そして主人公が残酷の運命を乗り越え父親と向き合う姿が見事に描かれていた。想定外の設定で読み応も十分でした。最終章もこれからの登場人物の生き様が感じられるような余韻が残った。

  • 最大限の敬意をもってご遺体を解剖し、その組織まで細かく調べ上げることで故人の遺志を汲み取る。

    父親の胃壁に残された謎のメッセージ、事件の背景を紐解いていくきっかけにもなる病理医の仕事の奥深さ。そして死の直前まで愛する家族のために、元刑事であり父親として役目を全うし続ける水城穣さんの覚悟に心を打たれました。

    展開のテンポが良く、最後まで飽きることなく3日間で読み切りました。医者×刑事×ミステリー最高です!!

  • 先が気になり、読書メーターでネタバレを探し、2日で読み終わりました。
    何とも言えない読後感・・・でした。

  • 一気に物語の世界に入ってずっと飽きさせない展開。さすが知念先生。
    天久ちゃんでお馴染みの桜井刑事が大活躍で嬉しい!桜井刑事視点もあったから今後桜井刑事推しになるかも笑
    千早さんと紫織さんのコンビ、シリーズにならないかなぁ。

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。
2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に『天久鷹央』シリーズがある。
『崩れる脳を抱きしめて』、『ひとつむぎの手』、『ムゲンのi(上・下)』、『硝子の塔の殺人』、『放課後ミステリクラブ』で本屋大賞にノミネートされる。
その他著書に『仮面病棟』、『ブラッドライン』、『優しい死神の飼い方』、『機械仕掛けの太陽』、『祈りのカルテ』等がある。

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