宮中は噂のたえない職場にて 三 (3) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2024年7月25日発売)
3.37
  • (1)
  • (6)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 102
感想 : 8
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041151167

作品紹介・あらすじ

生まれつき人ならざるモノが視える女房・梓子は、亡き母が遺した特別な筆と歌徳の宿る高名な和歌の力を借りて、宮中の噂から生じる怪異的な「モノ」を縛る仕事をしている。
帝からの信頼も厚い美貌の右近少将・光影と共にいくつかの「モノ」が引き起こす事件を乗り越え、梓子はついに彼を『我が背』と呼び、これからも一緒にいてほしいという気持ちを伝える。
光影の邸に移る日取りが決まり、いよいよ正式な婚姻のお披露目の時――! と思いきやその当日、梓子は急な呼び出しを受け、怪異と思しき現象を解決することになり、邸に移る計画は延期となってしまう。
さらに、梓子が仕える左の女御、そしてその後ろ盾である左大臣を敵視する右大臣に目を付けられ、梓子の怪異縛りの業は偽物ではという言いがかりをつけられてしまう。
光影が梓子を守るために動く中、怪異縛りのための特別な筆が何者かに盗まれてしまい……!?

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

テーマは、怪異に立ち向かう女性とそのパートナーの成長や絆です。主人公の梓子は、亡き母から受け継いだ特別な筆と和歌の力を駆使し、宮中で発生する怪異を縛る仕事に奮闘しています。彼女と美貌の右近少将・光影と...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズ第三弾。「掌侍大江~」と混乱している部分があって、ん?となるところがある。似たシリーズを同時期に読むのは考え物である。しかしこちらの方が、ヒーローとヒロイン自体の関係は上手くいっていて?周囲の騒動に巻き込まれている感が強い。モノだけでなく、政争も加わり、ちょっと大変である。上手くいくのだろうけれど、梓子の母親と「こうげつ」のことは解決するのだろうか。

  • 右大臣うざぁ。

  • 弘徽殿さまの章がなんだか切なくて、主上のお気持ちも(勝手な想像だけど)お気の毒で。


    今回、先の主上がどなたを模しているかがわかったので、当代の主上が一条帝を模していることがわかりましたね。皇太后さまがおそらく詮子様を模しているなら(詮子さまは皇太后にはおなりではない)、左の大臣は道長を模しているのでしょう。となるとやはり、少将殿は重家さんの「もしも出家しなかったら」版かな?
    弘徽殿さま、一条帝の御代ではあまり歴史の表舞台にはお出にならないのだけど(藤壺の彰子さまと、登華殿の定子さまが有名すぎる)、殿舎を賜った女御様はおいででした。でもこのお方を模しているのではなく「もし一条帝と別離の道を歩んだとしたら」バージョンの定子さまに見えて、この巻は苦しいものがありました。(定子さまが推しなので)

    物語も大詰めでしょうか。無事に三日夜の餅を召し上がれますように。

  • 夫婦になるのかな甘さが増すのかなと思っていたら、相変わらず仕事ばかりの二人なのでした。怪異に遭う事が多すぎて他のキャラとの交流等も少ないので少し残念。梓子の母の事も少しずつ見えてきて、あれこれ落ち着かないけど、早く二人仲良く暮らせるようになると良いな。

  • 2025/10/ 読了。

    図書館から。

  • いちゃいちゃににやにや

  • 面白かった。

    ただ、ここまで読んできて感じるのは、ヒロイン梓子がモノを退治(草子に言の葉のー筆の力で縛る)という行為に今一つ理解できない部分があること。もちろん、モノを優れた和歌の歌徳の力を借りて縛るということそのものは理解できるのだけれど、毎回、「定義?」というか、何か条件とか設定が違うので、複雑で判りにくい。
    後は、梓子と相手役の少将の関係についても、今一つ、進展しているのかどうかーもちろん、こちらも進展しているのは理解しているが、やはり、具体的に掴みにくい。もう三巻であるのを考えれば、いささか、回りくどすぎはしないか。

    とはいえ、二人の関係の行き着くところも気になるし、新たに登場した「こうげつ」ー梓子の母が草子から解き放ったモノ? の動向も気になる。引き続き、楽しみに読んでゆきたいと思う。

  • 怪異解決していくも、『こうげつ』というミステリアスな物の怪がさらに現れまだまだ平安な後宮にはならなさそうです。右大臣も全く懲りてないし。平安にならないと2人の関係も進められない?ですよね…

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

東京都生まれ。2019年、『後宮の花は偽りをまとう』でデビュー。同作から始まる「後宮の花」シリーズが人気を博している。

「2023年 『宮中は噂のたえない職場にて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

天城智尋の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×