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本 ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784041151198
作品紹介・あらすじ
交番勤務1年目の警官、成瀬義人は、
通報により上司と駆け付けた先で意識を失う。
そして目覚めた後、上司が「呪殺」されたと知らされる。
しかも生き残った成瀬には、警察庁「特定事案対策室」への異動が告げられた。
そこは呪いや祟り、怪異などの異常な事件を捜査する部署。
そこで成瀬は、女性霊能者・九尾天全と共に、
呪いの人形にまつわる殺人事件の調査をすることに。
鬼の壺、コトリバコ。呪物の謎を解くオカルトミステリ。
感想・レビュー・書評
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前作の「ゆるコワ!」と繋がっていて、九尾天全が主役級な立ち位置に来ています。コトリバコを用いた呪殺事件を軸にした連作短編になっています。ホラーですが、ミステリー色が強い1冊になっています。
なんとなくシリーズ化しそうな雰囲気がありますね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
色々な怪異が絡んだ殺人事件を解決する成瀬と九尾先生のコンビ最高!!面白かった!でも呪物怖い・・・。
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様々なメジャー呪物がテンポよく出てきて、一気に読めるスピード感のある飽きない一作だった。
オカルトとミステリーのバランスは良好な印象だったし、伏線回収もしっかりめ。
霊能者系のミステリーはどうしても肝心なところを、「能力」でまとめてしまいがちになる。
やりすぎない塩梅は悪くなかったと思う。
もう少し欲を言えば、心理描写や回想で物語に厚みがあると、うれしかった、、、。 -
ミステリー小説。
しっかり伏線が張られていて回収が鮮やか。
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平積みで陳列された文庫本の中で、独特なオーラを放つ表紙とタイトルに興味が湧いて購入しました。
呪物本体については大変興味深かったのですが、主人公の推理力が第一印象よりもだいぶ抜き出ていたためか、一部の登場人物はモブと化している気がして勿体なかったです。
ただ、続刊が出るとしたらどのような呪物が登場するのか気になりますし、まだ未登場のメンバーの存在も気になるところです。
2024/12/1 読了 -
呪物を中心に話が進んでいく事が斬新で、数話のお話にもつながりがあり、続きが気になって直ぐによみきりました!
著者プロフィール
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