サーペントの凱旋 となりのナースエイド

  • KADOKAWA (2024年12月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784041151303

作品紹介・あらすじ

あらゆる臓器に同時多発的に悪性腫瘍が生じる奇病「シムネス」は、星嶺医大附属病院の伝説的外科医・火神郁男の命までも奪った。
火神の死から三年、ナースエイドと外科医の二刀流で働く桜庭澪は、新時代のがん治療装置「オームス」のテストオペレーターとしてハイレベルな手術を一手に引き受けていた。
オームス実用化に向けた重要な手術を控えたある日、医師免許を剥奪され海外に渡っていた竜崎大河が突然姿を現す。
澪と大河は再びタッグを組み、シムネスの驚くべき秘密に迫っていく。

感想・レビュー・書評

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  • 知念先生の最新作♪
    そうです、「となりのナースエイド」シリーズ第2作です!!

    勝手に第2作と言ってますが、もちろん続編期待してていいんですよね、知念先生( * ॑꒳ ॑*)

    ホントは計2,000P超えの大作を手にしている途中なんです。
    なので、他の本に手がつけれないんです。
    って言いながら、本書も含め計17冊を間に挟んじゃいましたが^^;

    いや、でも仕方ない( ˇωˇ )
    なんてったって知念先生の最新作が出ちゃいましたからね♪
    しかも【サイン本】をゲット( *˙ω˙*)و グッ!

    プロローグの1P目から世界観に没入。
    迷うことなく☆5つ♪

    澪と大河、いいコンビだなぁ~(´∇`)ノ

    本書は知念先生の巧みな筆致が光る医療ミステリーです。
    この作品は、奇病「シムネス」を巡る謎解きと、登場人物たちの成長や人間関係が絡み合うストーリーがとにかく魅力。

    物語の中心には、ナースエイドと外科医の二刀流で活躍する桜庭澪がいます。
    彼女は、新時代のがん治療装置「オームス」のテストオペレーターとして奮闘しています。
    澪の前に現れるのは、かつて医師免許を剥奪され海外に渡っていた竜崎大河。
    二人は再びタッグを組み、シムネスの謎に挑みます。

    この作品の魅力は、緊張感あふれる医療ミステリーとしての要素だけでなく、キャラクターの成長や人間関係の描写にもあります。
    澪と竜崎の関係は、単なる同僚以上の深い絆で結ばれており、彼らの協力が物語の進行に大きな影響を与えます。
    また、シムネスという奇病の設定が非常にユニークで、読者を引き込む要素となっています。

    特に印象的だったのは、澪の成長過程です。彼女は、過去のトラウマや葛藤を乗り越えながら、医療の現場で自分の役割を果たしていきます。
    また、竜崎のキャラクターも魅力的で、彼の過去と現在が交錯する描写が物語に深みを与えています。

    『サーペントの凱旋』は、医療ミステリーとしての緊張感と、キャラクターの成長や人間関係の描写が見事に融合した作品です。
    読者は、シムネスの謎解きに引き込まれつつ、登場人物たちの絆や葛藤に共感することでしょう。
    この作品を通じて、知念先生のストーリーテリングの巧みさを改めて感じることができました。

    レビュー第1号みたいなので、あまり多くは語るまい。
    ( ・×・)オクチチャック
    本書では知念先生の醍醐味の1つでもある「大どんでん返し」はありません。

    でも、いいんです♪
    読めばわかる
    読まねばわからぬ
    この良さが(笑)

    気になった方はぜひ‪(っ ॑꒳ ॑c)




    <あらすじ>
    「となりのナースエイド」シリーズの最新作です。物語は、あらゆる臓器に同時多発的に悪性腫瘍が生じる奇病「シムネス」を中心に展開します。この病は、星嶺医大附属病院の伝説的外科医・火神郁男の命をも奪いました。

    火神の死から三年後、ナースエイドと外科医の二刀流で働く桜庭澪は、新時代のがん治療装置「オームス」のテストオペレーターとして活躍しています。ある日、医師免許を剥奪され海外に渡っていた竜崎大河が突然姿を現し、澪と再びタッグを組むことになります。二人は協力してシムネスの驚くべき秘密に迫り、最終的にはその真実を明らかにします123。

    この作品は、医療ミステリーとしての要素を持ちながらも、キャラクターの成長や人間関係の描写が魅力的です。読者は、緊張感あふれる展開とともに、登場人物たちの絆や葛藤を楽しむことができるでしょう。


    本の概要
    「となりのナースエイド」シリーズ再び! 難病シムネスの驚くべき真実。

    あらゆる臓器に同時多発的に悪性腫瘍が生じる奇病「シムネス」は、星嶺医大附属病院の伝説的外科医・火神郁男の命までも奪った。
    火神の死から三年、ナースエイドと外科医の二刀流で働く桜庭澪は、新時代のがん治療装置「オームス」のテストオペレーターとしてハイレベルな手術を一手に引き受けていた。
    オームス実用化に向けた重要な手術を控えたある日、医師免許を剥奪され海外に渡っていた竜崎大河が突然姿を現す。
    澪と大河は再びタッグを組み、シムネスの驚くべき秘密に迫っていく。

    著者について
    ●知念 実希人:1978年、沖縄県生まれ。2011年、第4回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞し、12年、『誰がための刃 レゾンデートル』(のちに『レゾンデートル』と改題し文庫化)で作家デビュー。15年、『仮面病棟』が啓文堂書店文庫大賞を受賞。18年より『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンのi』『硝子の塔の殺人』で本屋大賞にノミネート。他の著作に「天久鷹央」シリーズ、「祈りのカルテ」シリーズ、『傷痕のメッセージ』『ヨモツイクサ』『となりのナースエイド』など多数。

    • きたごやたろうさん
      それはすごい!
      完敗です…笑
      それはすごい!
      完敗です…笑
      2024/12/09
    • きたごやたろうさん
      またまた私の本棚の本たちに「いいね」をありがとうございます。

      この本、楽◯から来ましたよ!
      すぐに読みたいのに、これから税務署に行かなけれ...
      またまた私の本棚の本たちに「いいね」をありがとうございます。

      この本、楽◯から来ましたよ!
      すぐに読みたいのに、これから税務署に行かなければ…。
      2024/12/11
    • きたごやたろうさん
      またまた私の本棚に「いいね」をありがとうございます。
      この本をお借りして御礼申し上げます。
      またまた私の本棚に「いいね」をありがとうございます。
      この本をお借りして御礼申し上げます。
      2024/12/12
  • 今年初の図書館本です。

    前作の『となりのナースエイド』がとても面白かったので読みたかったのですが『ナースエイド』の方が面白かった気がします。

    「サーペント」というのは『ナースエイド』のもう一人の主役の竜崎大河という天才外科医師で日本では医師免許を剥奪されて海外へ行って頼まれた手術をする、ブラック・ジャックのような医師です。

    主人公の元ナースエイドでやはり世界最高の天才外科医師となった桜庭澪と三年目の再会を果たしたところから物語は始まります。

    前作の方がいろいろと秘密があったり、個性あふれる脇のキャラクターが出てきて面白かった気がします。
    今作で活躍した脇役は猿田先生かなと思いました。
    大河と澪の掛け合いは前作同様、今回も楽しかったです。

    それにしても大河の金の亡者のようなふりをして患者の命を救うために手術をし、出身の児童養護施設にお金を寄付しているというキャラはやっぱりカッコいいです。

    また次回作があるのかなと思わされる終わりでした。

  •  「となりのナースエイド」の続編、こちらは単行本なんですね!ヒボさんの本棚でみかけ、ようやくレビュー投稿することができました。ヒボさん、ありがとうございます。

     あらゆる臓器に同時多発的に悪性腫瘍が生じる奇病「シムネス」で、星峰医大付属病院の外科医火神郁男が命を落としてから三年が経過していた。ナースエイドとして患者に寄り添いながらも、外科医として最先端のがん治療装置「オームス」のテストオペレーターとして活躍する桜庭澪が主人公。「オームス」の実用化を控える中、医師免許を剥奪され海外に渡っていた竜崎大河が桜庭澪の前に現れ、二人は「シムネス」の謎に迫っていく…。

     前作は、自分が疲れていたこともあって、よくわからないまま読み終えてしまったけれど、この作品は面白かったです。桜庭澪、彼女はホントいい人ですよね!ひたむきさが伝わってきました。正直「オームス」がどんなものなのか、私には想像ができなくて(想像力は人並にあると思っていたのに)、そこがちょっと辛いところかな…。竜崎大河はイケメンらしいけど、それよりこの作品では猿田先生でしょっ(*´∀`*)♡

    • かなさん
      ぴこさん、おはようございます。
      そうなんですよぉ…コンプなんてとんでもないのです(^-^;
      だけど、全作品読んでブクログにレビュー投稿す...
      ぴこさん、おはようございます。
      そうなんですよぉ…コンプなんてとんでもないのです(^-^;
      だけど、全作品読んでブクログにレビュー投稿するのは
      夢というか、目標ですよ(*^^)v
      2025/02/04
    • ぴこさん
      かなさん!頑張って!応援します♪
      かなさん!頑張って!応援します♪
      2025/02/04
    • かなさん
      ぴこさん、おはようございます。
      頑張りますっ♡
      もうちょっと、他の作家さんの作品を読んでから(;´∀`)
      ぴこさん、おはようございます。
      頑張りますっ♡
      もうちょっと、他の作家さんの作品を読んでから(;´∀`)
      2025/02/05
  • ドラマにでもなりそうな設定だすなー
    ってもうなってるがな!( ゚д゚ )クワッ!!
    (前作ね)

    はい、まずどうしても触れておきたいのは、前作は文庫の書き下ろしだったのがシリーズ二作目となる今回は急にソフトカバーの単行本になったことです
    うん、ドラマ化とかされて人気になったもんだから急に儲けに走ったね
    ちょっと価格帯が上がっても売れると踏んだね

    どんどんやってほしい(え?)
    普段がっつり図書館のわいがこんな話をするのは非常に申し訳ないんだが、作家さんや出版社さん、そして本屋さんには儲かってほしいのよ
    特に作家さんね
    大好きな作家さんはみんな億万長者になってほしい
    お前がまず山ほど買えよって意見はシャットアウトします
    自分に都合の悪いことは聞こえない作戦で生き抜いてきました

    なので儲けられる時はどんどん儲けてほしい

    たっだーし!1作目文庫本で2作目単行本は本棚に並べた時めちゃくちゃ美しくないね

    はい、本編!

    いやー知念実希人さんもたまには医療ドラマにありがちなやーつやりたかったんだろうなーって
    ありがちなやーつをしっかり仕上げてくるあたりさすがの一言なんだけどね

    そして、わいの弱点を見事に突いてきやがったもんだからこれはもう★5以外ありえないのよ

    (この先ちょっとネタバレ)
    わいね
    すごーく弱いのよ
    前作で敵役だった人が改心してめちゃくちゃ心強い味方なるってパターン
    「昨日の敵は今日の友」ってやつ
    分かりやすく言うとクロコダイルパターンね(分かりづらいわ!)

    • bmakiさん
      ボンクレーと打つとボンカレーと変換しようとする私のバカiPhoneめ(-。-;
      そして1行目にはボンクレーは出てこない(-。-;

      ボ...
      ボンクレーと打つとボンカレーと変換しようとする私のバカiPhoneめ(-。-;
      そして1行目にはボンクレーは出てこない(-。-;

      ボンクレーもピッコロさんも大好物です!
      強かった相手が味方になるのはワクワクしますo(^▽^)o

      私も作家さんや本屋さんには儲かって欲しいので、月に2〜3冊、、いや最近ちょっと多いかもですが、新品買わせて貰ってますm(_ _)m

      単行本高いとか言ってすみませんの気持ちで。こんなに楽しい時間をくれるのなら、2000円は安いよなぁって思うけど、いっぱい読みたいからやっぱり高いっ( ̄O ̄;)
      2024/12/28
    • ひまわりめろんさん
      ウルちゃん

      中山七里さんも超多作だよね
      わいはあんまり読んだことないんだが、まぁ手を出さない方が無難かなと思ってます
      埼玉県のサッカー古豪...
      ウルちゃん

      中山七里さんも超多作だよね
      わいはあんまり読んだことないんだが、まぁ手を出さない方が無難かなと思ってます
      埼玉県のサッカー古豪校それは武南
      2024/12/28
    • ひまわりめろんさん
      まきちゃ

      偉い!
      まぁわいはほらお小遣いが雀の涙なんでね
      一番下が社会に出たらお小遣いが増額されてのち買いまくる予定です
      たぶん!
      まきちゃ

      偉い!
      まぁわいはほらお小遣いが雀の涙なんでね
      一番下が社会に出たらお小遣いが増額されてのち買いまくる予定です
      たぶん!
      2024/12/28
  • サーペントの凱旋 となりのナースエイド

    著者:知念 実希人

    **あらすじ**
    「となりのナースエイド」シリーズ再び! 難病シムネスの驚くべき真実。
    あらゆる臓器に同時多発的に悪性腫瘍が生じる奇病「シムネス」は、星嶺医大附属病院の伝説的外科医・火神郁男の命までも奪った。
    火神の死から三年、ナースエイドと外科医の二刀流で働く桜庭澪は、新時代のがん治療装置「オームス」のテストオペレーターとしてハイレベルな手術を一手に引き受けていた。
    オームス実用化に向けた重要な手術を控えたある日、医師免許を剥奪され海外に渡っていた竜崎大河が突然姿を現す。
    澪と大河は再びタッグを組み、シムネスの驚くべき秘密に迫っていく。

    **感想**
    好きな作家である知念実希人さんの「となりのナースエイド」シリーズの続編ということで、今回も楽しく聴くことができました。作中では医学的にかなり専門的な内容が多く登場し、フィクションであることを理解しつつも、「シムネス」という病気にモデルとなる実在の疾患があるのか、つい気になってしまいました。
    今回はナースエイドとしての澪の仕事にはあまり焦点が当たらず、むしろ新しい治療装置「オームス」を使った高度な手術に従事する外科医としての活躍がメインでした。特にクライマックスの澪と大河がタッグを組んで挑む手術シーンは、まるでRPGのラスボス戦を見ているかのような臨場感があり、息をのむ展開でした。
    知念さんの作品はいつも読後感が爽やかで、今回もすっきりとした気持ちで聴き終えることができました。次回作も今から楽しみにしています。

  • ナースエイドシリーズの2作目。主人公のナースエイドとしてより外科医としての活躍がメインでオームスと火神細胞のくだりが多く個人的には前作の方が登場人物達も個性的で秘密があったりとスケールもそこまで大きくなく楽しめたかも。今作で予想外に活躍したのは猿田先生かな。

  • となりのナースエイドのシリーズ2作目。
    もしかして知念実希人さんはガンダムのファンだろうか?題名のサーペントってモビルスーツだったような。そして新時代の癌治療機「オームス」のオペレーターは親和性が問われる。桜庭澪は唯一のオペレーターだ。そして超人的外科医の竜崎大河は前作で医師免許を剥奪されている。

    星嶺医大附属病院の伝説的外科医・火神郁男は前作であらゆる臓器に同時多発的に悪性腫瘍が生じる奇病「シムネス」により命を落とした。ナースエイドと医師の二刀流をこなす桜庭澪と竜崎大河はシムネスを駆逐できるのか?

    竜崎大河を追う立花刑事、火神の娘玲香、猿田、澪を補助する萌香、それぞれに想いがある。彼らはどんな立場で何をしようとするのかも読みどころだ。
    暗殺者に狙われる場面もあったが、そこは中途半端でこの作品にはそぐわない感じを受けた。

    万能免疫細胞「火神細胞」を改良した「新火神細胞」とシムネスの相性の良さから爆発的に癌を拡大する、ウイルスにも似たような感じがする。火神細胞を守りたい者、オームスを守りたい者、そして患者を救いたい者が交差し、ハードボイルドを呈している。
    友理奈ちゃんの手術は臨場感もあり、興味深い術式だった。スピード感もあり読みやすい作品だった。

  • となりのナースエイドの続編。前作は読んでないのですが、ドラマで拝見。個人的にはシムネスの話より、ナースエイドとしての活躍を描くヒューマンな物語の方が好み。

  • 医療もんは面白いよなぁ^_^
    ちょい飛び過ぎな気もしないわけじゃないが^^;
    スピード感もあり一気読みしました。
    映像化向きな一冊で楽しみにしてます♪

  • 2024-2025のつなぎの本はやはりこれしかありません。

    大好きな作家である知念実希人さんの、大好きな分野である医療ものの小説。

    大晦日は、左耳から紅白歌合戦・目は本作品・右耳はスマホから流れてくるスクールオブロック(FMラジオ)。

    これが私の年越しだ笑!

    • yukimisakeさん
      明けましておめでとうございます♪
      めちゃくちゃ良い年越しですね!
      明けましておめでとうございます♪
      めちゃくちゃ良い年越しですね!
      2025/01/01
    • きたごやたろうさん
      またまた私の本棚に「いいね」をありがとうございます。

      まあね。
      読書好きとしたら、年越しはこれしかないっしょ笑!
      またまた私の本棚に「いいね」をありがとうございます。

      まあね。
      読書好きとしたら、年越しはこれしかないっしょ笑!
      2025/01/01
  • 『となりのナースエイド』の続編。
    桜庭澪は前作でナースエイドと外科医の二刀流で頑張るところまでだったが、本作では外科医が中心。
    それもがん治療装置「オームス」でのハイレベルの手術を一手に行うエースに。
    奇病「シムネス」の原因に迫る過程も、医師免許を剥奪された天才外科医竜崎大河や澪の緊迫感あふれる手術シーンも読み応えがあった。

    • きたごやたろうさん
      和歌山の父ちゃんさんへ

      知念実希人さん、いいですよねー!

      そしてオイラの本棚を「フォロー」していただいて、ありがとうございます。...
      和歌山の父ちゃんさんへ

      知念実希人さん、いいですよねー!

      そしてオイラの本棚を「フォロー」していただいて、ありがとうございます。
      オイラこそ「フォロー」させてください!
      末永くよろしくお願いします♪
      2025/09/01
    • 和歌山の父ちゃんさん
      きたごやたろうさん

      フォローありがとうございます!
      読者大好きなきたごやたろうさんたちの熱い本棚を参考にさせていただきます。
      これからもよ...
      きたごやたろうさん

      フォローありがとうございます!
      読者大好きなきたごやたろうさんたちの熱い本棚を参考にさせていただきます。
      これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
      2025/09/01
    • きたごやたろうさん
      和歌山の父ちゃんさんへ

      オイラの本棚でよければ、いつでも遊びに来て下さいね。

      また、ココに集いしみなさんの本棚もとっても参考にな...
      和歌山の父ちゃんさんへ

      オイラの本棚でよければ、いつでも遊びに来て下さいね。

      また、ココに集いしみなさんの本棚もとっても参考になりますので、ぜひ歩き回ってみて下さい!
      2025/09/01
  • となりのナースエイドの続編!必ず前作から読むべし。前作で謎のまま終わったシムネスの秘密が少しずつ明らかになり、新たにオームスの問題も出てくる展開は良かった。医療の内容よりも裏社会や殺し屋などが出てくるのは違和感に感じた。少々ぶっ飛んだ設定も多いなと思う。

  • 一冊目の方を読んでいないと内容が分かりづらい。
    以前に読んでいたのであ〜なるほどねと気付いたけれど、こちらを始めに読んだら取り残された感があったと思う。

  • となりのナースエイドの続編。
    ストーリー的にはシムネスの謎解き。
    シリーズはこれで一旦終わりかな?

  • ナースエイドシリーズの2作目。と言いながら、主人公がナースエイドをしている場面は前作と比較してかなり少なく、外科医としての活躍がメイン。
    医療は何のためにあるのか。そういう本質的な部分がメインテーマかと。
    3冊目は出るかなぁ?

  • ナースエイドと外科医の二刀流で働く桜庭澪。オームスのテストオペレーターとしても高度な手術を成功させていた。そんな中、海外に行っていた竜崎と再びタッグを組む事になった。
    シムネスの秘密、そして姉が本当に伝えたかった事とは…

    澪と竜崎のペアはやっぱり息ぴったりですね。
    ブラックジャックさながらの手腕に脱帽でした。
    ただ、患者を救いたいと言う事だけの為にメスを握る竜崎の心意気が澪と通じる物があって、医者を続けている限りまたどこかでタッグを組む日がくると願ってます。

  • 今回はナースエイドの仕事より、オームスでの治療がメインの澪。そこに医師免許をはく奪されて外国でブラックジャックのように陰の手術を請け負っている竜崎大河が駐日のアメリカ大使の手術がらみで帰国、竜崎を恨んでいる澪の姉のもと恋人で刑事の橘、竜崎の手術ミスで父親が死んだと思い込んでいるオームス開発者火神教授の娘玲香が交錯しながら話が進みます。一巻で解決しなくてもやもやしていた部分はこれと続けて読むとすっきり解決します。
    これは知念作品にしてはかなり治療などの叙述が多くて、ちょっと読みにくいなあと思った部分もあるのですが、大きな流れでなにかとよく似ているけどなんだっけ?と思いながら読みました。最後に少し出てくるけど、ワクチンと副作用の問題がそっくりなんですね。ワクチンも過剰に反応して生命の危機に陥る人もいますが、メリットの方がはるかに大きい。でも、世間はデメリットに過大反応しがち。そのあたりは改めて考えさせられました。
    殺人なども出てくるけど、読みたがったら小学生でも。基本は中学校以上。

  • 短編ばかり最近読んでいたので、久しぶりの長編。
    物語が深くて、数日楽しみが続くので、やっぱり長編が好き。

    天才外科医である竜崎が凱旋帰国し、パートナーである桜庭と一緒に同時多発的に発生するがん(シムネス:架空の病気)を治療するため、オームスという最新医療機器・火神細胞を利用して闘う。
    ただ最新医療機器に隠された闇があり、長年かけて実用化を目指す火神と対立。
    竜崎が海外で手術をした時の暗殺者がやってきたり、最新技術+格闘ものがあって、どきどき・はらはら。

    天才外科という物語はよくあるよね。
    人の命を救うために闘うから、かっこよくみえる。
    最新技術の臨床試験をそうそう簡単にできるのか
    いろいろとむちゃな設定はあるものの、
    物語は結構面白いので、おすすめ。

  • となりのナースエイドの続編。知念さんの作品は特にお気に入りで色々と追いかけている。お医者さんならではの醍醐味もあってハラハラドキドキがたまらない。今回はオームスと火神細胞のくだりに終始して途中から少しだれてしまった。架空の設定についていくのが難しかったし、イメージがしにくかったようにも思う。個人的には猿田先生の奮闘が最高だった。自分の立ち位置を最大限に生かすことに奮闘した姿に拍手喝采。このシリーズはこれでおしまいなのかな。お腹いっぱいのような、もう少しおいかけてみたいような(笑)

  • Amazonの紹介より
    「となりのナースエイド」シリーズ再び! 難病シムネスの驚くべき真実。
    あらゆる臓器に同時多発的に悪性腫瘍が生じる奇病「シムネス」は、星嶺医大附属病院の伝説的外科医・火神郁男の命までも奪った。火神の死から三年、ナースエイドと外科医の二刀流で働く桜庭澪は、新時代のがん治療装置「オームス」のテストオペレーターとしてハイレベルな手術を一手に引き受けていた。オームス実用化に向けた重要な手術を控えたある日、医師免許を剥奪され海外に渡っていた竜崎大河が突然姿を現す。
    澪と大河は再びタッグを組み、シムネスの驚くべき秘密に迫っていく。



    前作「となりのナースエイド」の続編。前作では、中途半端に終わった感があって、モヤモヤしたまま読了した覚えがあります。
    そのモヤモヤ感が、今回の続編で明らかになる部分もあったので、個人的にスッキリ感がありました。

    前作を知らなくても、普通に楽しめます。今迄のあらすじを物語に散りばめていますが、詳細を知りたい方には前作から読むことをお勧めします。

    前作から3年経ったところから物語は始まります。澪はナースエイドをしつつ、外科医として活躍中。前作では、姉の死や過去のトラウマから、どちらかというと消極的でしたが、今は溌剌としています。
    一方、竜崎はある出来事で医師免許を剝奪されて、海外へ。しかし、ある案件で日本に戻ってきます。

    3年ぶりの再会で花咲くだけでなく、「シムネス」に関することが再始動していきます。
    火神の死の謎や姉がなぜ死ななければならなかったのか、前作では犯人が自白したものの、動機を語らないまま終わったので、今作ではその詳細が明らかになります。

    2人が「シムネス」について謎を探っていくのですが、そう簡単にはいきません。命を狙われるのですが、果たして誰が命令しているのか?
    そういった謎解きも加わるので、その黒幕を知ったときには驚きがありました。

    作家の知念さんは現役の医師ということもあり、高度な医療用語が登場します。色んなワードが飛び交うので、実際にそういう風に実現するかどうかわかりませんが、リアリティーがあって楽しめました。
    所々、言葉の表現で「シムネス」の動作による気持ち悪さがあったのですが、それが、より「シムネス」がいかに奇病であるかを際立たせてくれるので、こちらとしてはとても恐怖感がありました。

    色んな謎解きだけでなく、手術シーンといった緊迫のシーンも登場します。果たして患者は助かるのか?
    様々なトラブルがありつつの展開は読んでいてハラハラドキドキでした。

    結果的に登場人物や出来事など、ありとあらゆるものを巻き込んでの展開でしたし、色んな驚きとスピード感があって楽しめました。

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。

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