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- 本 ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041151587
作品紹介・あらすじ
中央新聞の記者・滝谷亮平は、取材協力者だった橋本という老人を久しぶりに訪ねることにした。だが、橋本は、認知症で行方不明になったという。さらに橋本宅は売りに出されて空き家だというのだ。違和感を拭い去れない滝谷は、行方不明事件を専任とする「二係捜査」の信楽京介を頼ることを思いつく。はじめは滝谷の言葉を取り合わない様子の信楽だったが、橋本の名前に驚きの反応を示すのだった。橋本は、信楽が忘れることのできない「特別な」警察官だった──。書き下ろし長篇警察小説。
感想・レビュー・書評
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やることなすこと裏目に出る二係捜査。読んでいてもどかしかった。信楽の黒シャツの理由が知れたので、終わり方はよし。
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失踪した老人は、信楽が忘れることができない特別な警察官だった…。"遺体なき殺人事件"を追う刑事たちの信念と矜持が胸を打つシリーズ第4作。
警視庁二係の刑事と新聞記者がそれぞれの特別な男の行方を追うという展開だが、真相解明の過程にヤマ場がないのが残念。犯人グループの動機も弱く、悪意もあまり感じなかった。
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著者プロフィール
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