禍話n

  • KADOKAWA (2025年3月3日発売)
3.62
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784041152447

作品紹介・あらすじ

SNSを中心にカルト的人気を誇る、怪談ネットラジオ「禍話」。夜な夜な禍々しい話が語られるこのラジオには、「存在しない放送回」=「第n回」がある、という噂があった。「第n回」では、過去に語られた話が、傑作選としていくつか語り直されたそうなのだが、パーソナリティのかぁなっき氏と加藤よしき氏には、そんな放送をした記憶はないという。

本書は、ホラー作家の梨氏が「第n回」を聞いたリスナーたちを取材し、その内容を一冊の書籍にまとめたものである。

「ダンボールの家」「人体模型」「キャンプの嘘話」――そこで語られたという話は、元の話とはどこか「違う」ようで……。

みんなの感想まとめ

テーマは、存在しない放送回を巡る怪談の数々であり、読者は現実と虚構の境界が曖昧になる不気味な体験を味わいます。物語は、怪談ネットラジオ「禍話」のリスナーたちの証言をもとに、実際に聞いたはずの「第n回」...

感想・レビュー・書評

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  • 夜寝る前に読むんじゃなかった・・・。
    部屋の隅がやたら気になってくる。

    怪談ネットラジオ「禍話」に
    存在しないはずの「第n回」。

    実際に“見た”という視聴者の証言をもとに、
    その内容が小説としてまとめられているのが本作。

    元ネタがある話に不気味な“つけ足し”がされていて、
    現実と虚構の境目が曖昧になる感覚が怖い。

    「最新刊出た!早く前作読まなきゃ」と思ったのに、
    よく考えたら前作なんて存在しないんですよね(笑)
    なぜかしばらくの間、
    本気でそう思い込んでいたのが逆に怖い。

    漫画版があるのは知っていたけど、
    読んでなかったし読む予定もなかった。

    でも「第n巻」がもしあったら、
    ちょっと読んでみたくなる。

    • ハニロビさん
      MATSURIさん⭐︎

      お久しぶりです!

      梨さんの作品凄く気になってるんですよねー!どの作品か読んでみたいです♩

      寝る前に読まなければ...
      MATSURIさん⭐︎

      お久しぶりです!

      梨さんの作品凄く気になってるんですよねー!どの作品か読んでみたいです♩

      寝る前に読まなければ良かった…とは…恐怖です!気になりますー!
      2025/05/17
    • MATSURIさん
      ハニロビさん

      お久しぶりです!

      自分も梨さん注目してました!
      まだ2冊目ですがお前の死因〜よりは
      こちらの方がおもしろかったです!

      短...
      ハニロビさん

      お久しぶりです!

      自分も梨さん注目してました!
      まだ2冊目ですがお前の死因〜よりは
      こちらの方がおもしろかったです!

      短編のようになっているのですが、
      ある話に出てくる寝室の間取りが似ていたこともあり
      より怖く感じてしまいました(笑)
      2025/05/18
    • ハニロビさん
      こんばんは!

      そうなんですね!すごく気になります∩^ω^∩

      積読消化がまだまだですが…
      いつか…絶対読みます!笑
      こんばんは!

      そうなんですね!すごく気になります∩^ω^∩

      積読消化がまだまだですが…
      いつか…絶対読みます!笑
      2025/05/20
  • 「存在しない回」の噂をもとにこの本は作られたという。リスナーから反響のあった怪談はとてもよく出来ているし怖い。そして物語の幕間で交わされるやり取りが段々と不穏な空気を帯び始め、どんどんと次を読みたくなる仕掛けが為されている。読みやすさと怖さが程よくブレンドされた作品だ。ショートホラーが好きな方におすすめ。

  • 怪談話をYouTubeやラジオで配信している人たちが、配信していないはずなのに配信されていたとされる話を対話形式で展開。

    短編でスラスラ読めるし、臨場感もある。
    最後の最後で、さらに深まる怖さが。

  • 作者読み。

    元のツイキャスで放送されている怪談チャンネル「禍話」は名前こそ聞いたことあるが、実際に聞いたことはなかったので、元ネタからどこがどう変わったのかはよく分からなかった。

    それでもモキュメンタリー風なリライトは読んでいて面白かった。

    読むのは平気だけど、映像や朗読は怖いのでこの先も元ネタを聞くことはないだろうな。

  • 禍話が元々本当に好きで好きで死ぬほど聴いていた時期があり、且つ梨ホラーが大好きな者としてはこの本はかなり家宝。禍話は音声で聴いてこそ真なる怖さを味わえると思っているのですが、梨ホラーの文章というか、文字そのもの、紙面全体がこちらに手を伸ばしてくるような作風がバチっと嵌っていて、かなり怖くて気持ち悪い仕上がりになっていて大満足でした。元の話との差異、ズレについては内容もそうだけれど、タイトルがまた嫌な方向に変換されていて嬉しい。「いながいながいな」は読んでいる途中で声が出ました。気持ち悪すぎて。

  • 3.5点
    「アイスの森」で禍話を知り、そこからYouTubeで仕事のお供として大変お世話になっております。

    他の怪談と違うのは、自分の身に置き換えて想像してしまう妙にリアリティのある内容、語り口調にずるずる引き摺り込まれるところ。

    この本でもそれはいかんなく発揮され、梨さんの見事な手腕によって、更なる恐怖がプラスされていて、まじで怖い。

    次に見るYouTubeは、もしかしたら幻の回に当たるかもしれない。。。

  • 筆者の梨さんの書いた禍話リライトは読んでいたが、配信の方は全然知らなかったので、どの話も知らなくて楽しく怖がれた。
    幕間で紹介されていた「元の話」が気になり、禍話の切り抜きを漁り始めました。
    自分のように、ショートホラーが好きな人が禍話にハマるきっかけになるような本だと思う。

  • 怪談ユニットFEAR飯による怪談語りツイキャス「禍話」。膨大なアーカイブを擁する禍話には、存在しない、n回があるという。そんな噂を耳にしたホラー作家、梨が集めたn回の情報を元にしてリライトしたのが本作「禍話n」である─

    わたしは禍話のヘビーリスナーであるため、"気持ち悪く改変された"リライト、ではあるが、元の話を何十回も聞いてる身としては物足りなさがある。加えて、作家とあまり相性がよくない(がホラーファンなので映像作品などはだいたい目を通している)ため、作家の持ち味である「幕間」「オチ」部分を楽しむことも出来ず。

    しかし、禍話をまったく知らないホラーファンが読むなら、元ネタが素晴らしく面白いので、はじめて触れて楽しいホラー体験になると思う。

  • 「禍話」というコンテンツの性質を活かした良作。
    短編としては「【か】【ぞ】【く】【の】【家】」と「〓〓工業」「キャンプの嘘話?」が怖い。
    全体としては、巻末の2行でゾッとさせられる。

  • TXQ FICTIONが好きで、そこから梨さんの活動が気になりホラー小説に初挑戦!
    『禍話』という企画やそのお二人のことは存じ上げなかったんだけれど、各話サクッと読めてゾワっとできる作品ばかりでよかった!
    ホラー初心者にもおすすめなんじゃないかなと思う。文章だけといえどいろんな手法で嫌な気持ちにさせてくれて、怖いの苦手だけれどエンタメとして楽しめる作品。
    『いながいながいな』は特に最高。
    今のモキュメンタリー(?)ブームに乗って、他の作品にも挑戦したい。

  • 第一話で全体のオチが何となくわかってしまった。途中に出てくる怪談話は、面白いものがあっただけに残念だった。3.0

  • 1篇1篇は短いが、どれも得体の知れないゾワゾワ感がして気味悪い。

  • 元々梨さんの禍話リライトはnoteで知っていて、「この人の書く物は怖くて面白い」という認識があった。ただ、『かわいそ笑』だったり直近の『ここにひとつの〜』だったりが、小難しかったり前衛的過ぎたりで個人的に微妙…となることが多かった。
    しかし今回のこの作品は、私が惹かれた梨さんの文章だった。不気味で、理解不能なところもあり、物語全体が読んでいて不安な気持ちになってゾワゾワしてくる、梨さんの作品だった。

    ところで、「禍話って本当にある配信なのか」と思って検索したら実在するものだったので、YouTubeでアップロードされていたものを見てみた。私はどちらかと言うと、生身の人間が語る怪談に怖さを覚えることはほとんどないのだが(稲川淳二の話、怖いと思ったことないというのが原因としてデカいかも…)、禍話は聞いていて「怖!」となれた。かぁなっきさんの語り口って軽妙なのに怖く感じたので、話自体が相当怖くて薄気味悪いんだと思う。
    『禍話n』を通して、元の配信「禍話」というデカい金脈を引き当てられたので、そういう意味でもこの本に出会えて良かったと思う。

  • 怖いってよりは不思議な話だった。

  • スラスラ読める!!
    そんで禍々しい話がたくさんでゾワゾワした。

  • 禍々しいお話いっぱい✨
    サクサク読めてゾワリ。

  • どれもいい感じに怖い。
    ちょうどいい長さ。

  • 怖いなぁ、という感じはなかったが、本当にラジオ聞いてるみたいで面白かった。

  • 実話怪談風ながら
    ややわざとらしくて…
    あまり梨は合わないな。

  • あまり響かなかった
    本家のラジオ?を聞いた方がいいのだろうか?

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著者プロフィール

インターネットを中心に活動する怪談作家。日常に潜む怪異や民間伝承を取り入れた作風が特徴。主な作品に『かわいそ笑』(イーストプレス)、原案『コワい話は≠くだけで。』(KADOKAWA)などがある。そのほか、2021年10月よりWebメディア「オモコロ」でライターを、BSテレ東「このテープもってないですか?」で一部構成を担当するなどあらゆるメディアで活躍している。

「2023年 『6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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