- KADOKAWA (2024年10月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784041153505
作品紹介・あらすじ
R-1グランプリ2024にて大会史上初のアマチュアファイナリストとなり、お笑い界にどよめきを与えた芸人・どくさいスイッチ企画。
社会人生活を送る傍ら、アマチュアお笑いの舞台に立ち続けた、孤高のピン芸人による初書籍が発売決定!
どくさいスイッチ企画がWeb小説サイト「カクヨム」にて、「たいむとぅーきる」というタイトルのもと、ひたむきに綴りつづけた大量のショートショートが、今回大幅なブラッシュアップを経て書籍化。
「カクヨム」掲載の傑作から、新規書き下ろしまでたっぷり収録。
とびきりのお笑い狂いがジャンルレスに生み出す「読むピン芸」、今いちばん、夢がある超短編集です。
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17才のとある日を境に、少年は「殺し」を胸に誓い、着々と準備を進めていた。(「こじらせた殺意」)
ツアーファイナルを迎えたバンドは、ファンに秘めた思いを告白する。(「違法薬物」)
東京を拠点に活動する男女コンビのインディーズ芸人「だいさくせんズ」。彼らの鉄板ネタには秘密があった。(「だいさくせんズについて」)
ある日、男の家に訪ねてきた死神。どうやら男の余命を決める「いのちのロウソク」をなくしてしまったと言うが……?(「いのちの灯」)
ほか、あなたの退屈な時間を「殺す」豊かな世界観の物語を多数収録!
★春とヒコーキ 土岡哲朗超推薦&超解説!
「この人、たまたまお笑いをやっているだけの恐ろしい人なんじゃないか」
「笑い、恐怖、優しさ。この人はどんな感情も煮えたぎらせて、執念深い緻密さでぶつけてくる」
今をときめく若手お笑いコンビ・春とヒコーキのブレインであり、どくさいスイッチ企画と大学落語研究会にて交流のあった土岡哲朗による、本書に寄せた解説文「殺す時間を殺して」を巻末に収録!
みんなの感想まとめ
多彩なショートショートが収められたこの作品は、笑いと緊張感、そして感情が交錯する魅力的な世界を提供します。著者は、R-1グランプリのアマチュアファイナリストとして注目を浴びる芸人であり、豊かな創作力を...
感想・レビュー・書評
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お笑いピン芸人どくさいスイッチ企画によるショートショート集
物騒なタイトルですが、由来は暇つぶしの英訳「kill time」からきています
R-1グランプリやYoutubeの大喜利チャンネルでお見かけしていた芸人さんですが、巻末著者紹介によると社会人落語日本一決定戦で優勝していたり、創作落語を制作していたりと、かなり幅広く活躍しているようでした
実際に収録作の中には創作落語の台本もあったりします
でもそれだけではありません
本当にバラエティに富んだラインナップです
笑えるもの、ゾッとするもの、くだらないもの、不気味なもの、泣けるもの等々、そんなこんなが全60作品
さらには作品ごとにページレイアウトが変わるという凝りよう
大満足です
お気に入りをいくつか羅列
受付・社員研修・予知現・ギャルの遺言・とうめい熊のいたオフィス・就職強盗・グランドフィナーレ・笛吹きの告白・解散伝説・ヤなことそっと25・地球のお医者さん・グレイテストギフト・ザッピング・すけべ神社・古本探偵の推論・だいさくせんズについて
いやいくつ挙げるんだよ!ってな感じですが、それくらい自分の好みに合致しているものがたくさんありました
作者によるまえがきに『本の名前もタイトルも思い出せないけれど、いつまでも頭に残っている物語になりますように』とあるのですが、そんな感性が好きな方ならお気に入りの作品が絶対に見つかるような一冊なのではないでしょうか
解説の土岡哲朗さん(春とヒコーキ・芸人)もとても良かったです
作品を考察しながら同時に作者を語る、愛と敬意のあるとても素敵な解説でした
んで、その解説で作者の事を「どくさい氏」と呼んでいたのが妙にツボってしまった(笑
いや、そうなんだろうけど、なんかこう、味がある呼び方よね「どくさい氏」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フリーのお笑い芸人が書いたショートショート。作品ごとに特徴が変わり、白黒が反転するレイアウトもあってとても刺激的な一冊となっています。作品自体もアイデアが面白く、芸人より作家として活躍して欲しいと思うくらい面白かったです。
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「ゲームキッズ」が印象に残った。
R1グランプリにアマチュアで決勝まで行っている方ということで、おそらく文字で読むよりも映像で見たほうがきっと楽しめそうな気がした。
ショートショートの難しさも同時に感じることができたので、既存のショートショートも改めて読んでみようと思った。 -
R-1グランプリ2024にて大会史上初のアマチュアファイナリストとなった、どくさいスイッチ企画さんのショートショート集。
手前味噌だけど、芸人とショートショートはめちゃくちゃ相性が良いとずっと思っていて、それが確信に変わった一冊。
ネタと親和性がありすぎる。
舞台でウケるネタを作っていたら、どうしても笑い声にはならないけれど面白いものと出会ってしまう。それを文章にしてみたら面白いってことは多々あり、なんなら許容範囲が広いぶん、ショートショートは出しどころがないネタのセーフティネットになっていると感じることすらある。(もちろん舞台でやってもウケるし、文章にしても面白いものも存在する)
この本にも落語、コント、漫才、漫談のエッセンスが詰まっていた。それでいてショートショートとして表現した時のクオリティが高く、一編ごとの発想が素晴らしい。
僕はショートショートという言葉には、短いお話というほかに、「早く読める」と言う意味も含まれていると思っていて、そういう意味でも完全なショートショート集だった。電車と飛行機で読んだが、例えば動画に挟まれる広告の時間にも一遍読めてしまうほどパッと読めるのも嬉しい。タイトルの「殺す時間」とは暇のことで、「究極の暇つぶし」みたいな意訳になるだろうか。めちゃくちゃ時間を殺してくれた。
お気に入りはシークレットカスタマー、受付、コピーアンドペースト、フォーカードマジック、ゲームキッズ、就職強盗。 -
面白いと共に
星新一の凄さを改めて感じた -
コント感覚で繰り出される超短編の数々に読んで納得。手に取ると止められない中毒感。ストーリーに沿ってテキストデザインがコロコロ変わる。 文字通り究極の暇つぶしになること間違いなしの一冊。気になった話から読んでみよう!
情報コース2年 -
まー、おもろかった
サクッと読める感じが良かった。 -
ユーモラスなショートショート集。「読むコント」もあります。ページレイアウトも変えてあるなどと装丁も凝っていて、とても楽しい一冊です。
お気に入りは「こじらせた殺意」。これは巧いなあ。そう来るか、というのもあるし、タイトルも巧いです。
「彼女の墓苑」も面白いのだけれど、これは読むとなんともいえず切ない気分になってしまいました。ちょっとやりきれないかも。 -
ピン芸人かどうかは魂が決めるんだよ
さすがです
くすっとしてぞわっとしてハッとして…
ちょっとずつ読めるし隙間時間に読める
バタバタでも読書したい!
にもってこい
時間潰しではなく、ちゃんと楽しい本を、コンパクトに読みたいときに。 -
非常に面白かった。また何かあれば読み直します。
本当にどこから読んでも楽しいです。 -
序盤の印象は色々物足りないなぁだった。
読み進めていくうちに、笑えるもの、不穏なもの、意味深なものと沢山の話が短編で軽く読めて、ありだなぁと!
次はどのテイストの話かとワクワク感もある
情景描写がかなり少なく、ほぼ会話文のみの短編が多いので疲れている時にでも読める本。
端的に言うと『読む落語』という印象。
