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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784041154090
作品紹介・あらすじ
世界は、激変しています。
世界の変化は多くの「フィクション」を終わらせ、新しい「フィクション」を出現させます。そのせいで、突然成功者となってしまう人、があちこちに出現する一方で、それまでの自分の強みを失ったまま弱者へとなってしまう人たちも現れています。
拡大する力の格差のもとで、弱者はその弱みにつけ込まれて苦い思いをするしかないのか?
本書はこの激変する時代で、著者の世代よりもずっと若い、つまりこれから続く厳しい格差社会を乗り切らないとならない世代に向けて書いたものです。
世の中にはモノの価値をガラリと変え、自分の弱みを強みにしてしまった異能の人たちがいます。彼らが編み出した数々のマジックに「なるほど、そういう手があったのか」と、目から鱗のような奇跡があることを知ってほしいし、そしてそれをヒントにして、弱者の方々に人生を少しでも有利に生きてほしいと思うのです。
(本書「はじめに」より一部引用)
【目次】
弱者の兵法その一 オワコンから脱しろ
弱者の兵法その二 序列に注意
弱者の兵法その三 ゲーム視点で見ろ
弱者の兵法その四 自分を生かす環境を見極めよ
弱者の兵法その五 強者の手口を知る
弱者の兵法その六 居場所を創り出す神業
堀江貴文×斎藤由多加 特別対談【「弱者」はA I とどう向き合うか】
感想・レビュー・書評
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昔やったシーマン、今シーマンが出たらどうなるんだろう。
それにしてもホリエモンは何であんなに博識で核心を突くことばかりが言えるのか。
少しでも近づきたい。 -
固定観念にとらわれず、自分自身の価値を再発見し、変化の激しい時代を生き抜くための思考法と実践的なアドバイスを提供する一冊です。
特に、自分の立ち位置や将来に不安を感じている若者にとって、勇気とヒントを与えてくれる内容となっています。 -
フィクションの力:集団協力の基盤
本書では、「フィクション」を単なる物語としてではなく、人間が協力して集団を形成するために共有する「見えないもの」と定義しています。ユヴァル・ノア・ハラリ氏の説を引用し、国家、通貨、法律、宗教といった概念が、物理的な実体を持たないにもかかわらず、人間の社会生活を大きく左右する力を持つことを示唆しています。かつて日本では、梶原一騎氏のような人物が、大衆に広く受け入れられるフィクションを創り上げ、社会現象にまで発展させた例を挙げています。しかし、経済成長が鈍化した現代において、かつてのフィクションは有効性を失い、「特殊現実」と化しています。
日本社会の根深い価値観と序列
日本の伝統的な分野には、「苦労は金で買え」といった根性論が色濃く残っており、これは徒弟制度や年功序列といった社会構造と深く結びついています。寿司職人の「飯炊き3年、握り8年」という言葉に代表されるような厳しい修行は、見習いが技術を習得して独立することを防ぐ意図や、高度経済成長期の大量採用と選別という背景があった可能性を指摘しています。また、日本社会の根底には「序列」というフィクションが存在し、職場や学校、企業間など、あらゆる場面で「しごき」や「いじめ」として現れると分析しています。
古いフィクションの限界と新しい潮流
筆者は、現代において古い日本社会のフィクションは時代遅れになっていると警鐘を鳴らしています。特に、特定の個人による選考や許可といった行為は、権益を生み出しやすく、忖度を招くため、推奨できないとしています。AI時代においては、人間による不透明な判定は時代に逆行するものであり、より公平で透明性の高いルールに基づく新しいフィクションが必要であると提言しています。その条件として、特定の個人に依存しないルール、権益の発生しない場、そして過度な気遣いや感謝の必要がない「付度フリー」な環境を挙げています。
秀才と異能:変化を阻む序列
既存のルールの中で成果を出す「秀才」に対し、「異能」はルールそのものを逸脱する存在です。日本の社会システムにおいては、異能は理解されにくく、排除されやすい傾向にあります。コロナ禍のような予測不可能な事態への対応能力の低さは、日本のフィクションの中核にある「序列」が原因である可能性を示唆しています。Winny開発者の逮捕と裁判の事例は、当時の日本社会において異能が排除される対象であったことを示唆し、日本のIT業界におけるイノベーションの停滞の一因になったと分析しています。
ゲーム視点による社会の再解釈
人生や社会を「ゲーム視点」で捉えることで、現状を客観的に分析し、価値観の断捨離や自己最適化を図ることを提案しています。日本の「挨拶」や「町内会」のような慣習は、摩擦を避け、利得を共有するための仕組みであると捉え、ゲームの視点からその有用性を評価することの重要性を説いています。「失敗」を経験値と捉え自己成長に繋げる一方、「挫折」は信じたルールの機能不全であるとし、明確なルールの運用体制の必要性を強調しています。良いゲームがプレイヤーを夢中にさせるように、仕事や環境に「ゲーム性」を見出すことが成長の鍵であり、夢中になれることの中にこそ、自分自身の個性が隠されていると述べています。
ジョブズの戦略:ゲームチェンジとコンプレックスの克服
スティーブ・ジョブズ氏を「ゲームチェンジ」の達人として紹介し、彼の成功の背景には、既存の枠にはまらない異質な存在でありながら、それをコンプレックスとして抱えていたことがあったと分析しています。「無ければ奪う」という彼の戦略や、Apple復帰後の徹底的なルール変更は、自身の弱さを強みに変え、業界の常識を覆すものでした。ジョブズ氏の生き方は、「どこに正解などない」という達観を示しており、彼の行動は学歴や体制への反骨心から生まれた「ゲームチェンジ」であった可能性を示唆しています。
出口を隠す構造とAI時代の到来
カジノやマルチ商法のように、「出口を隠す」ことで利用者を囲い込む構造は、現代社会の様々な場所で見られると指摘しています。しかし、インターネットの普及により、人々は自らに合ったフィクションを選択できる時代になり、AIの進化は人間の能力を拡張し、新たな可能性を生み出しています。AIを活用したコンテンツ作成の進展は、従来のクリエイターの役割に変化をもたらす可能性を示唆しています。本書は、「ゲーム視点」と「ゲームチェンジ」という考え方を武器に、変化の激しい現代を生き抜くための「弱者の兵法」を、特に困難を抱える若い世代に向けて提示しています。 -
堀江貴文さんが好きなので購入しました。
めちゃくちゃなことをやってきたというイメージがあるが、この人の感覚はあたっていると思う。
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働く上で筆者が日々感じていることやものの見方をテーマにしたエッセイのような本かなと。幾つかなるほどと思うようなこともあったけど、タイトルから予測・期待されることと、書かれている内容はあまりあってないように思った。「兵法」って感じでもないし、特別に弱者にフォーカスしているわけでもない。
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AIは弱者にとっての革命。
強者のやり方
依存させる
出口を見せない -
ちょっと難しい。
リアルを知らない人、
結構いるよ。
何かしら拠り所がないと、
自立できないかな。 -
日本ではなかなかその才能を使わせてもらえない異能をもつ弱者がどのようにしてこの世を生き抜いていくかを書いた本。日本の昔からまかり通る出る杭は打たれるというフィクションから抜け出し、自分の異能を活かせるルールを作るもしくはそのルールがある場所を選ぶことが書かれていてとても参考になった。来るべきAIは日本ならではのフィクションを打ち破るゲームチェンジャーになりうる可能性を含んでいる。少し内容が浅かったのでもう少し深い部分にまで踏み込んで書かれた続編なんかが出てくるとありがたいなーと感じた。
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弱者側にいても、受け取った情報ではなく能動的に勝ち取った情報を、頭を使って自分なりに咀嚼して生き方を決める。それをしないと本当に食われる弱者になる。
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タイトルに惹かれて購入。ホリエモンのことはよく知らないが、スタンスが尖っていて正直あまり好きではない。ただこの本には、日本という国や、そこで苦しんでいる人への愛が感じられた。ゲームクリエイターの斎藤由多加さんとの共著なので、どちらの発言か分からないのだが、少なくとも同意はしているはずだ。
思いのほかブクログの他の評価が低くて驚いたけど、自分にははまったな。
話は逸れるが備忘まで、スティーブ・ジョブズの(考え方を想定して著者が書いただけ?)「余計な技法など求めないで、がむしゃらに自分が信じたことに没頭しなさい、秀才ぶらずにアホでいなさい。そうすればいつか道はつながって行く」という考え方は、老子の無為自然を感じた。
著者プロフィール
堀江貴文の作品
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感想 :

色々言われるけど、オイラも昔から堀江さんには少なからず刺激を受けています!(そう勝手に思っています笑)
色々言われるけど、オイラも昔から堀江さんには少なからず刺激を受けています!(そう勝手に思っています笑)
どうしても読むジャンルに偏りが出てしまうので、他の人の感想が見られるのっていいですね。
どうしても読むジャンルに偏りが出てしまうので、他の人の感想が見られるのっていいですね。
はい!
ココに集いしみなさんの本棚は宝箱です♪
はい!
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