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Amazon.co.jp ・本 (640ページ) / ISBN・EAN: 9784041154656
作品紹介・あらすじ
大手家電メーカーのイコマ電器が倒産した。ワンマン社長の生駒伝治が、粉飾決算をつづけていたばかりか、重役たちとともに3億円あまりの金を横領した疑いがあると聞き、行き詰まった下請業者らは憤慨する。ところが当の生駒はのらりくらりとそれをかわして説明責任を果たそうとしない。そのさなか、前重役のひとりが失踪。殺人を疑う警察は捜査に乗り出すが……。不合理な社会のひずみを激しく糾弾した社会派長編推理小説。
感想・レビュー・書評
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詳しい粗筋は略す。
倒産した企業の社長及び重役が逃亡というか羽伸ばし的に姿をくらまし何の痛痒も感じていないところは読者の方で殺意が湧きそうである。かなりの長編だが殺人事件そのものはだいぶ後の方。元の構想は企業サスペンスとして締めるつもりだったのかは不明だが読者からすると少々違和感のある登場人物がいるから一応ブレは無いと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大手家電メーカーのイコマ電器が倒産した。ワンマン社長の生駒は、重役たちとと金を横領した疑いがあるというが、会社更生法が適用され、社長と重役は退陣し、金はどこに行ったのかわからなかった。
第一の殺人事件が起きるのが作品の中ば330ページあたりで、そして第2、第3の殺人事件が起きる。事件が起きてから俄然面白くなります。
犯人は誰なのか?真相は全く意外な人物で驚きました。解説でも書かれてますが、前半は企業サスペンス的な展開で中盤から殺人事件が起きて神野巡査部長の捜査が中心となり、終盤はその真相を暴く犯罪小説的な作品です。620ページの長編作品ですが、松本清張の作品って最初の殺人事件が起きるまでが長い作品って結構あるなと思った。
2025年4月7日読了
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