本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784041154687
作品紹介・あらすじ
その怪異は人を閉じ込めて殺す。すべての真実をあなたは解き明かせるか。
冠村には“窒息の家”と呼ばれる廃墟があり、「あかずめ」という怪異の言い伝えがあった。
離婚を機に地元の冠村に戻った介護と育児に追われる女性、後輩達と“窒息の家”に足を踏み入れた大学院生、
ある目的のために「あかずめ」の呪いを探る高校生、代々呪いを受け継いできた赤頭家の女。
「あかずめ」に関わった4人の物語から、呪いの条件を見破り、死を回避せよ――。
『ゆうずどの結末』が話題を呼んだ滝川さりによる、新たな体験型ホラー誕生!
みんなの感想まとめ
恐怖とミステリーが交錯する物語が展開され、読者は「窒息の家」と呼ばれる廃墟に秘められた呪いの真相に引き込まれます。人を閉じ込めて殺すという怪異「あかずめ」の言い伝えが、どのように成立するのかを推理しな...
感想・レビュー・書評
-
過疎村にある廃墟「窒息の家」と人を閉じ込めて殺すとされる怪異「あかずめ」の言い伝え。
「窒息の家」に入ったら呪われるのか、敷地に入ったら呪われるのか、村に入ったら呪われるのか、「あかずめ」の言い伝えを聞いてしまったらなのか…
呪いの成立条件を推理していくと、遠いところにあったはずの呪いがヒタヒタと読み手側に近付いてくる怖さ。
ホラーにミステリー要素も含まれており、確かに帯に書かれている通り「新感覚・体験型ホラー」だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
滝川さりさんの本は、ゆうずどの結末に続いて2冊目。ホラーはあまり期待しないで読むようにしているのですが、滝川さんの本は前作がとても良かったので期待して読み始めました。
最初から引き込まれて一気読み。流石の牽引力。やっぱり書き方が上手い!物語の構成や演出、登場人物の心理描写や風景の描写とか全て。そしてしっかり怖い。どの章も怖かった…。
エピローグでしっかり解説してくれるのでその点も親切。分かった上でもう一回読み返したくなるなあ。オチもいい。読後感は最悪だけど、ホラーはこうでなくてはと思ってしまう。他の作品も読んでみたくなりました。おすすめです。
-
この本を読んでいる途中で、鼻が詰まって息ができず、夜2〜3時間おきに起きるという不調が出ました
何かのアレルギーが酷くなったそうですが、何のアレルギーが要因になっているかは不明
結局12月に手術が決まったのですが
この本の呪いの死因は全て窒息です
本気で呪われたのかと震えました
ミステリー要素のあるホラーとの前情報で読み始めました
逆のホラー要素のあるミステリーはとても面白い作品が多く、好んで読んでいますが
ミステリー要素のあるホラーは、今まで中途半端で残念だった作品が多く
今回もあまり期待しないで読んだのですが
ちゃんとミステリーだったしホラーでした
犯人を探すミステリーではなく
どんな条件が揃ったら呪われるのかを、読者が共通点を探すミステリー
ちゃんと怖いです
理不尽な呪われ方
没入できる感じではなく、さらりと読めます
偶然に私生活とリンクしてしまったのも相まって面白かったです -
その怪異は人を閉じ込めて殺す。
冠村には「あかずめ」と呼ばれる怪異の言い伝えがあった…
ぎゃーーー!!
背筋が寒い!!
あかずめとは一体なんなのか?
呪われる条件とは??
読み進めるとちゃんと理由がわかるのがよかった!
各章の構成もよき!
2度読み必至!! -
「窒息の家」
「呪いの死者」
「密室のあなたへ」
「赤頭家の人々」
四章で構成された連作短編集。
人口千人程度が暮らす冠村には“窒息の家”と呼ばれる廃墟が存在し、『あかずめ』という怪異の言い伝えがある。
呪いを解く為に考察する者もいれば、呪いを利用する者もいて人間の底知れぬ悪意にゾッとした。
次々と登場人物に襲い掛かる死の恐怖に、読者の自分まで終始息苦しさを覚えた。
一章はイヤミスの様な読み心地で結末に鳥肌。
読了後、しばらくは閉ざされた空間に行く度にこの物語を思い出しそう。
ホラーとミステリーが融合した読者体験型怪異小説。 -
その怪異は人を閉じ込めて殺す。冠村には「窒息の家」と呼ばれる廃墟があり、「あかずめ」という怪異の言い伝えがあった…。
読ませるホラーという感じ。 -
とある村の“窒息の家”と呼ばれる廃墟。そこにいる“あかずめ”という怪異は人を閉じ込めて殺す…
読んでいると確実に読者も呪いの条件を満たしてしまうので、呪いの発動条件、解除方法を考えながら読み進めるまさに体験型ホラー。
ミステリー要素もアリで面白かった!
そして怖かった…! -
-
サラッと読めそうなホラー小説を求めて手に取った1冊。
「体験型ホラー」との謳い文句を見て
中身を見なくてもなんとなく予想がついてしまったので
読む前からネタバレくらった気分で少しションボリ。
しかけ部分を読んでも、やっぱそうきたかーといった感じ。 -
しっかり怖い体験型のホラー。
前作のゆうずどの結末に続き、クオリティの高い
ホラーでした。
-
『ゆうずどの結末』を彷彿とさせる体験型ホラーで、『あかずめの匣』という怪異の恐ろしさ、何とか呪いを解こうと足掻く人々の必死の考察、四つの短編から感じられる違和感の正体など怖いはずなのに面白く、まるで自分が小説世界にいるような読書体験だった。
-
評価が高く、大好物な村もののホラーということで期待値が高すぎたのか…
自分にはあまり合わなかったけど、確かに体験型ホラー。 -
ゆうずとに続き、こちらも面白かった。
因習、人身御供、呪い、村の廃墟、、好きな人は前情報なしで読みましょう。
徐々に紐解かれていく呪いの謎。
知ってしまったら回避不可能。 -
あかずめとは何か?あかずめに呪われる条件とは?
前作同様体験型ホラーと謳われており、まさにその通りだった。
著者は日常を侵蝕してくる恐怖、呪いを書くのが上手く惹き込まれる。私は読み進めていくうちに緊張して動悸がしてしまった。
様々な手法を用いて読者の恐怖心を煽り、感じる怖さが一辺倒ではないのもやはり飽きない。
謎が明かされるたびに先の展開が気になった。とても好みだった。 -
因習村、フォークロアホラー。”あかずめ”という謎の呪いがキーワード。この作者は「ゆうずどの結末」で知りましたが、それより読み応えがあって◎ 各章通じて“あかずめ”について書かれていて、エピローグで見事に回収。怖いというよりすごい!と感じました。こちらはおすすめ。
-
ゆうずどでも際立ってた「ミスリードへの誘導上手」が、ばれないぎりぎりまで攻めてきててどきどきしたあ
読み返すときちんと気づくけど、初見では「ん?」と思ってもなんとなく流せてしまう、言葉の省きかたが本当にお上手。
最後は「こわい!」よりも「うまい!」が先に来てにんまりしてしまったよ。次回作も楽しみ!
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
滝川さりの作品
本棚登録 :
感想 :
