華は天命を誓う 莉国後宮女医伝 三 (3) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2024年11月25日発売)
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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041156032

作品紹介・あらすじ

第五皇子の生誕で勢力図に大きな変化が生じた後宮で、女医の李翠珠(りすいしゅ)は日々の診察に励んでいた。特に第五皇子を産み昇格した栄賢妃の診察は一苦労。癇癪持ちでわがまま放題な彼女は、第五皇子に水痘(すいとう)らしき症状が出たことで過剰反応し、さらに次々と騒ぎを起こしていた。そんな中、翠珠は栄賢妃が唯一信頼する女官、蓉茗(ようめい)と思いがけず仲良くなり――。
御史の夕宵(ゆうしょう)との仲にも進展あり!?
変化と恋の中華お仕事ミステリ第3弾!

感想・レビュー・書評

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  • 今回はイマイチのめり込めなかった。単に体調のせいかもしれないけど。
    こういう物語を通して宦官を知れば知るほど、非道な制度だったんだと痛感する…。

  • ただ病人を治すだけじゃ無く、後宮ならではの柵があって、あれこれ気にしながら治療に取り組まなくてはいけないので大変そう。
    そんな中でも翠珠が真っ直ぐに仕事をしているのが伝わってくる。恋もちょっと進展があったりするので、女性というだけで色々制限のある中、頑張って欲しい物を掴んでいって欲しい。

  • シリーズ第3巻。悪人が出てこないのが良い。今回は働く女性がテーマ?

  • 翠珠か夕宵への恋心を少し自覚したり、栄賢妃付きの女官、蓉茗と仲良くなったりと人間関係にも変化が。夕宵の実家の事を考えると仕事の両立は難しそう?だけど医師の仕事を辞めるつもりはない翠珠、蓉茗の考えからも分かるように少しづつ時代が変化してきているし上手く行けばいいな。

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著者プロフィール

埼玉県出身、佐賀県在住。「平安あや解き草紙」「なりゆき斎王の入内」シリーズをはじめ、数々の人気シリーズを執筆。その他の作品に『西陣あんてぃく着物取引帖』『お師匠さまは、天神様』『後宮の薬師』『掌侍・大江コウ子の宮中事件簿』などがある。

「2023年 『華は天命を診る 莉国後宮女医伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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