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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784041157602
作品紹介・あらすじ
注文は受けない。いつだって――。都内でタクシードライバーを務める61歳の立原啓介には、密かな楽しみがあった。こだわりの食材を武器に、極上の「お家ご飯」を作り出すことに情熱を注いでいるのである。巧みな買い物術と、鋭い審美眼により生み出される料理は、まさに至高のひと皿。一人娘の菜央子も骨抜きにされている。ひと癖もふた癖もある中年オヤジの華麗なる美食の日々を描いた、病みつき必至のグルメ小説!
みんなの感想まとめ
家族の絆と料理の楽しさを描いた物語で、主人公はタクシードライバーとして新たな人生を歩みながら、こだわりの食材で極上のおうちご飯を作る日々を送ります。父と娘の関係は時にアンマッチながらも、互いに支え合い...
感想・レビュー・書評
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父と娘の関係が程よくアンマッチであるからこそ日々の同居生活が平穏な気がしました。
大きな組織から個人采配の日々に舵を切った決断はなかなかの大きな転機だと思う。出世した過去の後輩は後悔が湧く程の役割を担っていて葛藤に苦しめられる。そんなイライラを解消してくれるのは楽しさを感じられる調理。
馴染みのある和の文化や食材は老いた父の拠りどころ。海外から侵入してきた色々を受け入れたくない気持ちを持つのは分からないでもない。うまれてから外来種が席巻している時代を過ごした世代には位相が合わないのも是とせざるを得ない。多種多様が歩み寄り共存すべきが美味しい感覚の新たな気づきを生むのでしょう。美味しさの喜びは手間をかける価値がありますね。自分以外の誰かも喜ぶならより一層です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タクシーの運転手さんは美味しい店を知っている系の話かと思いきや、自分で作る系の話だった。
それはそれでおもしろかったけど、主人公のタクシードライバーの性格がひねくれまくっていて、読んでいて非常に鬱陶しかった。好感度ゼロ。続編はたぶん読まないと思う。もう少し可愛げのある性格だったらなぁ… -
サラリーマンをやめ、
タクシードライバーになった主人公立原啓介。
娘と2人暮らしをしながら、こだわりの食材から
極上のおうちご飯を作る物語!
クセのあるお父さんだけど、
料理が出来る男性は尊敬する!
一つの家族の物語としてもほっこりした。
軽い気持ちで読めたグルメ小説だった♡
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父と娘のリアルな会話と父の料理への思いが面白かった
けど、お父さんがひねくれすぎててめんどくさって思っちゃった。
ひねくれるだけの経験をしてきたんだろうけど、娘に対してくらいもうちょい素直になったらいいのに。って
でもこれがリアルだよなぁとも思った。
この歳くらいの男の人って本当めんどくさい -
グルメ小説らしいタイトルにひかれ、手に取る。テレビの「タクうま」みたいな感じかなと軽い気持ちで購入。
読んでみると料理をするタクシードライバーの話でしたが、本格的な料理はとても旨そう!
娘との関係も物語を引き立てていて、期待を上回るグルメ小説でした。
続編を期待してます。 -
美味しいお店の紹介かと思ったら違った。文中にもあったが確かに東京で車を停めて入れる店なんて限られるからコンビニばかりに詳しくなるとあり、なるほどとなった。
「昨日何食べた?」の主人公を元エリートサラリーマンのタクシー運転手に置き換えて小説にした感じで食材の買い物から調理、食べるまでが丁寧に書いてある。
主人公のひねくれっぽさが父親を彷彿とさせる。素直じゃない感じわかるなと思いながら読んだ。
最後は唐突な感じだったので続編があるのかな。 -
サラリーマンを辞めてタクシードライバーになった親父が行きつけの美味しいお店を紹介する話かと思って読んだら、自宅で美味しい料理をする話だった。それでも親父の作る料理としては凝りすぎている(^^)
娘の誕生日にフランス料理のフルコース。オマールエビや鳩の料理など中々できるものでは無い。ただ、この親父のクセが強過ぎるのが難点www -
ほぼ余談なのですが、大阪・なんばに波屋書房という創業百年を超える老舗の書店があります。ここは料理の専門書に特化した本屋で、料理人がやってくることでも有名。
私はといえば、食べることは大好きだけど、料理人でも何でもない。ただ、ここへ行くと文庫本も料理に関するものが集められていて凄く楽しい。最近はなんばグランド花月に行くたびに寄って、毎回3冊ほど買い込んでいます。そのうちの1冊。
主人公は一流企業を訳あって退職、今はタクシーの運転手。趣味は料理。妻とはずっと前に離婚しており、自分についてきた一人娘と二人暮らし。外で食べて来るなり自分で作るなりすりゃいいものを、娘は父親の手料理を楽しみにしています。
いまどきのグルメ小説にしてはちょっと硬めの文章だなと思うものの、生真面目な主人公の性格に合っているのかもしれません。
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