今はじめる人のための俳句歳時記 (角川文庫)

制作 : 角川書店  谷口 広樹 
  • 角川書店 (2003年12月25日発売)
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  • レビュー :7
  • Amazon.co.jp ・本 (554ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041159118

今はじめる人のための俳句歳時記 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 朝顔の句について知りたくて。開けばいろいろな句があって、読みものとして読んでしまいました。

  • 季語数約1,000、例句3,000以上収録。例句は殆どが昭和以降の現代句。五十音索引付き。巻末のQ&Aも簡にして要を得ている。読む歳時記として、トイレに常備して少しづつ読み、2年半で完読。

  • 季語の意味が書いてあるので、文章を書くときなどに使えるかなと思い買いました。

  • 私には、「五七五」を愛してやまない叔父がいる。年に数回会う程度だけれど、「この七句の中ではどれがいちばんいいと思う?」なんて訊かれる。私は、五七五どころか、散文すらとっ散らかっているというのに。でも、「定型詩」は好きだ。古代の外つ国の長大なる押韻叙事詩を七五調で見事に日本語に移したものも、凄い、と思っている。叔父と、吟行の話や「季重ねの野暮」などについて、もっといろいろ語り合いたい。そう思って、「入門書」代わりに。俳句を意識するとは、日々のあらゆることに敏である、ということだから。

  • 短い言葉で、ズバッと本質を言い当てたり、気の利いた・当位即妙な表現が好きです。たとえそれがアイスクリームのキャッチコピーであっても。気に入った小説の中の文句や、あるいは詩句や俳句やアフォリズムを、常に書き留めて、現実の何かの折に、ここぞとばかり取り出して、つぶやいたり引用したりしてきました。

    その中で俳句は、幼少のみぎりから生活の一部のような感じで、すぐそばに自然とありました。自分で作ることに何の抵抗もなく、たとえば歯を磨くことと寸分違わない行為でした。それが・・・・・・・・・・ 

      ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

      便所より青空見えて啄木忌 
     
     もしジャズが止めば凧ばかりの夜  
     
     母恋し田舎の薔薇と飛行機音 
      
     ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

    寺山修司の17歳とか18歳の時の俳句ですが、彼の存在を知った中2の頃から、私は、より加速度を増して、俳句にのめり込んでいきました。

    それはともかく、ここで声を大にして言っておきたいのは、俳句は何もお年寄りだけが特権的にする文学なのではなく、言語表現がまだ未熟な、幼年期にこそ必ずやっておくべきトレーニングみたいなものだということです。

    物を書く仕事に就くつかないは別にして、何かを表現する普通の人間として、その後必ず役に立つ重要な通過儀礼であると確信します。

    まず、できるだけ、なるべく『俳句入門』とか、『俳句の作り方』など、誰かの書いたハウツウものを読むことはしないようにした方が、つまり、誰かの目を借りた鑑賞眼を身につけないことが、もっとも最良の俳句への入り方だと思います。

    とりわけ、あなたという人間まるごと全身全霊揺り動かす感性を剥き出しにするのが俳句ですから、他人の感じや好みを気にするより、偏ってでも自分でがむしゃらに模索する方が、百倍も千倍も有効だと思います。そういう意味では、言葉を探索する辞典のように、歳時記そのものを熟読するだけで、俳句感は培われます。

    余計なものを読む必要はまったくありません。私の場合は、京都というのは少し特殊なのかもしれませんが、小学校低学年にして、当り前のように万葉集や古今和歌集や新古今和歌集はもちろん、芭蕉や蕪村や正岡子規や荻原井泉水や河東碧梧桐や高浜虚子や水原秋桜子や山口誓子などを暗誦して、作者は何がいいたいのか自分で考えなさい、という風にされてきましたので、おのずとイヤでも短歌勘とか俳句勘は養われて来た訳ですが、高じて小学校高学年から中学生にかけて、俳句を毎日50句作る、という無謀なことを自分に課した記憶があったり、中1の時、《大和路の旅》と称して、友人3人で奈良まで行って社寺仏閣を見ながら俳句三昧、という体験もしました。

    限定された、五七五の短い言葉数で、自分の思いのたけを存分に語るために腐心することが、どれだけ研ぎ澄まされた言語感覚を身につけさせてくれることか。これは、実際やってみると、とてつもない境地にワープできることを実感できますから、ぜひ一度お試し下さい。

    これに近いもので、ショートショートや短編小説があることは、いうまでもありませんが、ことに最近なんだか長編小説の方が価値があるみたいな風潮がありますが、とんでもない、短編小説が書けない放漫な作家が、ダラダラした長編を書いて分厚い本を出している例が少なくありません。

    ええっと、この本は、四季別や行事などの様々な季語に対して、新旧有名無名の俳人を織り交ぜて3句から5句位の優れた・あるいは味わい深い俳句が紹介されていて、旧態依然とした名作を取り込んだ歳時記よりは、はるかに新鮮だと思いました。

    さあ、ひとつこの春、俳句でも!もうすぐ絶好の桜日和到来ですが、思い切って、粋なあなたを見出してみませんか!


    なあんてね、私も、十何年ぶりかで、ひとり句会とでも洒落てみようか、と思っているところです。懐かしいな、指を折って、言葉を選ぶのは・・・・・ゾクゾクしますよ。

  • 季節ごとに季語が載っているので検索しやすい。
    季語を使った例題的な俳句も一緒に載せられているため使い方も分かって便利。

  • 初心者用なので、これならできるかも!と勘違いさせてくれる本。
    大切なのは感受性やし。

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