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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784041159477
作品紹介・あらすじ
大阪時代は賞レースを総なめにするも仕事は増えず
東京進出後もM-1準決勝で9回敗退するなど苦汁をなめ続けた
その間に妻は家を出ていき生活はどん底に……
泥まみれのM-1ラストイヤーで栄冠をつかんだ男の、魂の咆哮
誰かがM-1はスポーツだと言った
ふざけるな。殺し合いのデスマッチだろ
誰かがM-1は夢しかないと言った
ふざけるな。頂点より下は無名の墓場だわ
誰かがM-1は練習量だと言った
ふざけるな。死ぬ手前の致死量だよ
これで終わりなんだよ
最後の大会で最後の舞台かもしれないんだよ
今年最後……。M-1は芸歴上、今年で終わり
首つりの紐に手をかけないといけないのか
まだ死にたくねえ
生かしてくれ。決勝に行かしてくれ
【目次】
chapter1 お笑いに勝ち負けはある
chapter2 Welcome to hel l Tokyo
chapter3 エイエンなんてあるわけない
chapter4 慟哭の冠
chapter5 思い立ったが吉日
みんなの感想まとめ
テーマは、お笑いという厳しい世界での勝利と苦悩を描いた物語で、読者は著者の自虐的なユーモアと共に、感情の起伏を体験します。彼の漫才のように巧みな言葉が散りばめられ、平凡なミステリーとは一線を画す衝撃的...
感想・レビュー・書評
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とろサーモン久保田かずのぶ氏の自虐ネタオンパレード。彼らの漫才を観ているようだった。ほんとうまいこと言うなぁ。
平凡なミステリーと比較にならないほど、ひっくり返りそうな衝撃の一行あり。知る人ぞ知るなのかな。ニヤニヤが、涙目に。
#なかがき がいちいち人生訓のようで、彼の「自分を信じる大切さ」をひしひしと感じた。
こんな時代だからこそ彼らの漫才は潔く、カッコいいと思う。そんな自分を信じたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とろサーモン久保田さんもある番組の漫才を見てから好きになり、ルミネにも行きました。
声を出して笑ったり、ぐっときて涙が出たり、感情が忙しかったです。一気に読み終えました。周りの人達にもおすすめしたい!と思いました。 -
あと3冊くらい買って保存しておきたくなった。死ぬ時に一緒に棺桶に入れてほしいと思った。お笑いに生かされ芸人さんをリスペクトしているからこそここまで響いたのかもしれないが、間違いなく私の本歴の中ではいちばん熱い本だった。
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大好きな先輩の本。めちゃくちゃ面白いわ。
大阪では知名度もあり売れていたとろサーモンが上京するところからスタート。
激減した仕事、金がなくなり、奥さんとの会話も減っていく。
お笑い一本でのし上がってきて、大阪で賞を総ナメにしたのに何故?
バイトをしないといけないのか?
それでも笑いに人生を捧げ、M-1を取るまでの物語が事細かに綴られている。
アツいし、面白いし、最高やわ。
あと、文章も面白い。誰とも似ていない。ラップにもできそうなほど小気味いい区切り方で、パンチラインがグサっと心まで届く。
漫才・芸人仲間・取り巻く環境が吐き出させる愛ゆえの毒。
「地面に落ちている花びらは何枚拾えば満開の桜の木に修復できるのだろうか」の一文がめちゃくちゃ残った。 -
【笑いの神様だけは見離さなかった漢の自伝】
東京進出からM-1優勝後の大炎上までを描いた自伝。
トピックごとに細かく区切られており読みやすくなっている。
神様に見放されたとしか言いようがない不運な中でも必死にもがく姿が人間味があるし読み応えがある。
でもその苦労話をドキュメントとしてだけではなく最後にしっかり笑いを添える文章にしているのは久保田氏らしさが出ている。
どんな状況でも笑いを求めたからこそ笑いの神様だけは見放さなかったので、他の人ではあり得ないおもしろエピソードの宝庫となっている。
「#なかがき」という形でところどころに久保田氏の思いが綴れれているのも読み応えがあり、背中を押してくれる文章になっている。
世間的には「クズ」だと言われており、実際に読んできてもクズな部分は沢山あるのだが、その行動には常に一貫した理由があるので文章に説得力があり刺さる。
自伝としての読み応えと久保田氏の人間味、数々のおもしろエピソードといった非常にバランスが良く重厚な作品になっていた。 -
泣きそうになった、熱い人だ
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“泥に咲く花”とろサーモン久保田氏の東京進出以降について書かれたエッセイ
リリックのような短文の連続で構成される文体により、一つ一つのフレーズが突き刺さる。彼のエピソードトークそのもののようでとてもおもしろい。
世間一般の「クズ」と言われるイメージが覆って、「天に見放された」としか言いようのない不運の連続を「いつか笑えるエピソードにして飯の種にしてやる」という強い心で乗り越えていくサクセスストーリー。
この本には最新の「騒動」については書かれていないが、この本に書いてある他のエピソードと同様、きっとあの不遇さを面白さに転換して話してくれる日が来るだろうと思える。
「#なかがき」という形で書かれる読者に対してのメッセージが熱く、「投げやりになるな」「不運を嘆くな」「全力を尽くせ」ということが伝わってくる。 -
東京に出てからの久保田さんの軌跡。
別れてしまった奥さんは、これを読んで何を思うのかな、幸せでいてほしいと思ってしまった。
それにしても天国と地獄を味わう芸人の世界。
凡人の私にはなかなか恐ろしい。 -
トロさーもん久保田の自伝。
売れなくて上京したけど離婚した人の話が延々と続く。
最後にM-1優勝してハッピーエンドで終わるかと思いきや、それで終わらないのがリアルだった。 -
久保田の半生
久保田節炸裂でサクッと読めた -
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笑いながら、泣きながら、一気読み。
声を出しながら笑い、声を出して泣いた。
とろサーモンが好きな人もそうでない人にも、
お笑い好きな人もそうでない人にも、
とにかくオススメしたい一冊です。 -
人生の生き方でこんな生き方があるのかと驚かされた。芸人さんに対してのリスペクトが高まった。
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久保田かずのぶさんの、東京進出からどん底、そしてM-1優勝、炎上と赤裸々に書かれてて、面白かった。
文章は、読みやすく、ラップやパンク・ロックを聴いてるかのよう。
所々、笑える所もあって、最高の読後感。 -
2026/02/12
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すごい…こんな安易な言葉で表現するのも憚られる程の魂の叫び。なんて濃い人生。ただただ、愛とか情熱とか、人一倍熱量高く生きているんだと思う。あとがきの言葉を向けてもらえるほどの人生を私は歩んでいるかな…なんて考えてしまう。実際に発売時期にオンカジ冤罪で話題になるなんて、どんだけ濃い人生送ってるんですか。もう生きてる事だけで奇跡とすら思ってしまう。
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生き様で殴られる。これ読んでから石焼き芋の漫才見ると、ストーリーを感じる。日常のシーンの描写が細かく、観察眼と記憶力と表現力等、シンプルに凄いと思った
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一気読みしてしまいました…すごかった。SNS の DM で応援し続けてくださった方の正体がわかった時は、心から泣きました。
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久保田さんありがとうございました。
してあげた事より、してもらった事を忘れずに生きるべきだと学んだ
休みや休憩なんて死んでからあの世で十分できるのに
葬式終わりに個人を思い出し仲間が喋り出すのは大抵、生きていた時の失敗談や馬鹿話などである。そう思うと失敗って宝やんて
辞めてチンピラになろうかな。いや、キンピラになろうかな
晴れた日には木の枝が伸びて、雨の日には根が伸びる。大きい木になる。意味のない日なんてないんだ。
した事よりもしてもらった事を忘れない。感謝という気持ちは全人類の生き方とワンセット。忘れればゲームセットなんだよ。 -
とろサーモン・久保田さんのエッセイ『慟哭の冠』を読んだ。宮崎から大阪、そして東京へ。M-1優勝という、自分へ課した宿痾によって呪われ、地獄に突き落とされ、そして天へ昇る。ルサンチマンをテコに紡ぎ出される暴言には、どこか悲哀が漂い、時に本質を突く。夢に人の文字がついて「儚い」と形容されるように、嗚咽から這い出てきたライムはどこまでもオリジナルで、突き抜けている。
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