ロストワールド (角川文庫)

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  • KADOKAWA (2025年5月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784041161289

作品紹介・あらすじ

バブルの寵児ともてはやされた不動産王の夫と八年前に離婚し、現在は脚本家として働く沢野瑞枝。
夫はバブル崩壊後にすべてを失い、失踪してしまったため、一人娘・日花里の養育費も払われないままだった。
あるとき、年下のプロデューサーの奥脇から、瑞枝自身をモデルに「バブル期をドラマに描かないか」という依頼を受ける。
夫との出会いや結婚生活など、自らを切り売りするようなオファーに躊躇っていた瑞枝だが、娘からの励ましを受けて仕事に挑み始める。
執筆中に当時のことを振り返る中で、ずっと会っていなかった元夫の影が現れ、離婚以来音信不通だった夫の親友と再会し、
さらには自身のドラマに出演する人気俳優が接近してきて…。

一人の女性、そして家族の再生を描く傑作長編!

みんなの感想まとめ

一人の女性が過去の経験を振り返りながら再生していく姿を描いた物語は、バブル期の華やかさとその裏に潜む葛藤を巧みに表現しています。主人公の沢野瑞枝は、バブル崩壊後の生活の中で娘のために奮闘し、年下のプロ...

感想・レビュー・書評

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  • 私事ですが、この本の前に他の小説を読み始めていました。
    今すごい人気の、ラブコメディでワクワクして読んだのですが
    第一話でやめました。

    実は今年の4月にサンクコスト効果もあって
    ランキング上位の本に無駄な時間を費やしてしまい
    「人気があるからって自分にとって良いかわからない」
    「面白くないと思ったらさっさと手放す勇気をもとう」
    そう決めたからです。

    それでこの『ロストワールド』に入ったわけです。
    最初から面白くて面白くて夢中になりました。
    最後も「えーっ!!」
    大満足です!

    もとは1999年読売新聞社から発行されたもの
    2002年角川で文庫化、今回二度目の文庫。
    ドラマ化の話も何度か出ていますが
    バブルの話でお金がかかるということで
    未だ実現せず。

    数日前AERAの林真理子さんの記事を見かけました。
    〈「小説のネタ作りのために理事長を引き受けたんだろう」
    なんて言われるのは嫌〉

    日大理事長の経験を小説にすることは100%ないでしょうけど
    頭の中では「経験・取材→小説」がどんどん構築されていることでしょう。
    我慢しているのでは?

    バブルの人たち、金持ち、テレビ局の人たちなど
    自分には全く縁の無い人たちの気持ちが
    手に取るようにわかる面白さ。
    (余談ですが、最初に書いた他の小説では
    全く没入できませんでした)

    一つだけ感想をしぼるなら。
    自分の中で結論が95%でている
    でもたった一つの何かがあったことで
    大逆転して反対側を選択してしまう。

    それは最近自分にもあった気がする
    なんだったか思い出せないけど
    感覚として体に残っているのに気づきました。


  • バブル時代の話と現代の話

  • 久々に著者の小説を読んだ気がした。
    脚本家の沢野瑞枝、バブル期を描くドラマを依頼され
    当時のことを振り返りつつ現在の生活の中で建築家の高林と年下にイケメン俳優との間でとまどう37歳の瑞枝の真面目でありながら奔放な瑞枝に読んでる私まで振り回されたよ。
    でも当時のバブルはほんとにすごかったんだね。
    狂ってた時代ともいえる。
    この小説は23年前に書かれたものとして、中堅の脚本家がドラマ一回で80万か、10回連読となると800万すごっ!
    まっおいといて…とにかく瑞枝はモテモテで前半のあの記者会見で嫌な質問をした記者をびしっとたしなめてくれた久瀬聡がのちのち絡んでくると思ったらやっぱしね。
    でも彼を選んで良かった。賢い瑞枝はきっと彼と元旦那との間にできた美しい娘の日花里と3人で楽しい(お互い浮気をしなければ)生活が待っているだろうね。

  • 途中、何度も読むのをやめようとしたけど、一度やめたら二度と手に取ることはないと思い、なんとか読了。

    バブル期の様子がとてもよく描かれていて、恩恵に預かれなかった身としては、その頃を知れて感心したけれど。

    主人公に全く共感できなかった。
    再読することもないだろうな。

  • バブル時代とその頃のメディアの関係に焦点があてられ、真理子さんが感じていた世界なのだと思い読みました。逆本家のあり方を知り、視聴率確保と言うことで話が変わってくるのも変だなと感じます。

  • 全然読み進まない…つまらない…バブルの世代じゃないから?
    とりあえず頑張ろうと半分近くまで読み進めたが読むのが辛く、諦めて他の本を読もうと思います…
    もう少し歳をとったら面白くなるのかな?

  • 途中で「なんだこれ?」と思ってしまった。
    林真理子ってバブル時代のことを書くとピカイチだと思っていて、『アッコちゃんの時代』などは、めちゃくちゃおもしろかったのだが。
    途中で、娘は!? 娘はどうしてるの!?
    と何度も思わさせた。
    それでも、最後の最後は爽やかにまとめたあたりさすがかな。

  • 設定と同じ年代を生きましたが、特別共感できる部分もなく。
    バブルだからって、みんなが踊ってたわけじゃないですね。

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著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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