中原中也詩集 (角川文庫 緑 171-1)

著者 :
制作 : 河上 徹太郎 
  • KADOKAWA
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041171011

感想・レビュー・書評

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  • 読み辛い・・・
    数年後にまたチャレンジしよう・・・

  • 師匠

  • 近代詩の最強バイブル。

  • 評価の高い詩人だが深みは感じられなかった。ライブハウスで読んでいたせいだろうか。表現は独特なので、もっと言葉を味わえる環境なら感じ方は違ったのかも。

  • 久しぶりに再読。
    汚れっちまった悲しみに…が以前からのお気に入り。

  • やっぱり中也はいい。こんなに美しいのに悲しい日本語は他にはないと思う。
    有名どころだけど「月夜の浜辺」「失せし希望」もいいし、「頑是ない歌」もなんか好き。というか全部好きだ。

  • 汚れつちまつた悲しみに…
    余談ですが、魁男塾の歌の歌詞って、ここから?

  • 中原中也といえば「ゆあーん ゆよーん」(サーカス)という擬音に象徴される、リリカルな青春の詩人というイメージが強い。が、死後に出た詩集『在りし日の歌』はわずか2歳で死んだ愛児文也に捧げられている。特に『また来ん春……』の、「象を見せても猫(にゃあ)といひ 鳥を見せても猫(にゃあ)だつた」という表現は、すべての親を絶句させる。中也の偉大さは青春の詩人であると同時に、【父性】も豊かに湛えた詩人だったことだ。こんな詩人は、世界史的にもほとんどいないと思う。

  • 作者の人生を表したような詩。
    もっと読み返したら理解できるかもしれない。
    汚れつちまつた悲しみに…
    という詩が,印象的でした。

  • 正直、中也マジわからん……。(遠い目) うん、詩というのは考えたら負けなんですよね、感じるんだよね! でも、それが出来ない凡人の私なのでした……。中也生前の2冊の詩集「山羊の歌」「在りし日の歌」と、未刊詩集を収録。私は秋日狂乱と幼獣の歌が好きです。湖上も好き。けれど漕ぐ手はやめないで。あれ、意外と読めてるじゃない? なんていうか、中也の詩って、解説ではキリスト教的って書いてあったけどうーん……一人ユートピアって感じがする……。

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著者プロフィール

山口県生まれ。東京外語専修科修了。若くして詩才を顕わし、15歳で友人との共同歌集『末黒野』を出す。1925(大正14)年上京、小林秀雄、永井龍男、河上徹太郎、大岡昇平らと交遊し、1934(昭和9)年に第一詩集『山羊の歌』を自費出版する。1933年の結婚後、長男文也を2歳で失ってから心身が衰弱し、1937年、鎌倉で急逝。小林秀雄に託されていた詩稿が、翌年に『在りし日の歌』として出版された。

「2024年 『女声合唱とピアノのための 盲目の秋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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